新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

homework

2014-04-10 13:49:44 | コラム
折角NYから中継したのに:

田中将大が又1回にホームランを打たれて3点を取られたそうだ。実は、打たれた時はPCの前にいて見ていなかったのだ。NHKがBSで田中が投げる試合を続けて中継するとは思っていなかったので、新聞の番組表を見て知った次第だ。

だが、運が強い彼は敗戦投手にならずに済み、マスコミ風にいえば日米通算の連勝記録は続いている。後で見たのだが、ボルティモアの監督はインタビューに答えて「我々は(田中に対して)"homework"をしてある」と淡々と語っていた。字幕を良く覚えていないが「対策を立ててあった」か、それと同じような訳し方をしてあった。

そこで英語の講釈である。"homework"は当に「宿題」という意味に使われるが、多くのアメリカ人は"home assignment"というようだ。そして、"homework"は監督が使ったように「事前に準備する」か「事前に調査する」か「下調べをしておく」と言いたい時に使われることが多い。

因みに、田中は味方が3:3に追いついてくれた後に替わって、リリーフした投手が打たれてヤンキースが負けた。我が国のマスコミはDarvishが既に「打たせてとって(三振を狙わないで)体力消耗を防止する」と言っていたにも拘わらず、相変わらず田中が三振を沢山とったことを囃し立てる。今日も解説の武田が「思い切りよく振りに来るアメリカのは野球では、細かい駆け引きをする日本の野球よりも三振をとりやすい」と言っていたのに。

小保方女史の記者会見

2014-04-10 08:39:59 | コラム
小保方女史は「遺憾に存じます」だけで良かったのでは:

昨日は後述するように体調の不備で、折角中継された小保方女史の記者会見を所々聞いただけに終わったのは遺憾だった。途中で予約があった歯医者さんに行ったが、先生は「マスコミの態度は何時でもあんなもので、『俺の方が偉いんだ』と言いたいだけだ」と言われた。私は毎度のことだが、記者やその他ジャーナリストと名乗った人たちが詰問調なのには「何の権威があるのか」と、好感が持てなかった。

私も彼女が言った「あの論文はこういうものが出来たということを書いたので、こうすれば出来ると説明するものではない」との説明が非常に印象的だった。家内は「あの会見が専門の科学者を集めてのことだったならば、詳しく科学的実験のやり方などを説明しても良いだろうが、普通の記者を相手に科学の細かい点を解説して意味があるのか」と一言。

私は彼女が「STAP細胞はあります」と断言したのは、そう主張するための記者会見だったからだと思った。だが、だからと言って、あの場は「ある」と示せる器機等の準備もなく、実際に実験をする時でもないのだと感じていた。

私は我が国では、彼女はあの場で「私の未熟さのためにこういう事態になって申し訳ない」と謝るのは仕方がないと思うが、「かかる事態に立ち至ったのは大いに遺憾に存じます。何れ本格的に実証する場を与えられればSTAP細胞の存在を証明出来ます」というのがアメリカ式かなと思いながら聞いていた。何度も言ってきたが、アメリカ人の思考体系では、謝った時点で全て自分に非があると認めたことになり全責任を負う」と承認することだ。

話は違うが、7日にも起きた現象で、夕方から寒気を感じて36.9度もあり、夕食後には37.4度。昨日も午前中からかちどき橋の専門商社との懇談会に出かけ、午後3時過ぎから寒くなって36.9度。夕食後には37.5度。何れも国際医療研究センターで早くから処方されたハルシオンの力で眠ってしまった。そして翌朝には何でもないいう訳の解らない状況。十分に気を付けているつもりだが、もしかして春の風邪か。