新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

ミズノの責任ではないのか

2014-04-12 09:46:22 | コラム
NPBの球は気象条件次第で飛びすぎる?:

目下マスコミを賑わせている話題に「プロ野球のボールが飛びすぎる」というものがある。どうやら反発係数だかが規格外だった模様。私はこの報道を聞いて「それならばただ単にメーカーであるミズノの責任問題では」と思ったのだった。

そこに球場毎の気象条件の影響もあるとの報道も出てきた。私は「なるほど、経験上もそれはあるかも知れない」と反応した。現に4月中旬でも昨11日の我が家の湿度は極めて低かったくらいだから。

そこで、これはとばかりに40年も前の経験で自慢話めいたことを。私は1958年にゴルフを始めて、1974年の4月にフロリダのポンテ・ヴェドラという有名なコースで回ったのを最後に辞めてしまった。その件を一席。辞めた理由の一つに「ただ上手くならなかったから」が第1位に来る。

そこではゴルフクラブはクラブからの借り物で、快晴の下に#1ホールでは気分良く無謀にも180ヤード先にある池の向こうを狙ってティ-ショットを打ち出した。問題なく超えたので、「ひょっとして俺は上手なのか」と疑って続けた。さらに、500ヤードはあったロングホールではグリーンまで150ヤードを残した第3打を#5アイアンを取り出して振ってみた。するとどうだろう、遙か20~30ヤードもグリーンを超えた先に落下したではないか。ここでは何か日本とは違うのなと感じた。

さらに150ヤードの池の中に浮かんだショートホールでは、また#5のアイアンで打ってみると見事にグリーンの先の池に着水。そこで先ほどのロングホールでの成功例(失敗例?)を思い出して#7のアイアンに替えて打ってみるとピッタリだった。ここまで来ると我が腕前のほどに自信を持った。即ち、アイアンでも何でも番手を下げて打っても届くのであると信じた。

しかし、帰国した後にシングル・ハンディキャップの身内に自慢すると、「それはアメリカの空気が乾燥していて軽いので抵抗が少ないことと、借りたクラブの質が自分のものより優れたいたことの相乗効果」とあっさり否定されてしまった。何のことはない気象条件がヘボの距離を助けたに過ぎなかったのだ。お粗末様でした。

従って、もしも気象条件説が正しいと思えば、湿度が異常に高くなる梅雨の季節まで待ってみたら如何かとも言える気がする。だが、東京ドームでは外野のスタンドの設計を変えない限りホームランは減らないと危惧するが。