新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

1月1日の4 元日は静かに終わった

2016-01-01 18:56:18 | コラム
穏やかな一日だった:

珍しく朝7時頃まで目が覚めず、のんびりとした元日が始まった。昨日の下痢は収まったと希望的に観測し、お雑煮にも手を出したし、おせち料理も少々。と思ったころには正月恒例とか称する、社会人だか実業団だかの群馬県前橋を出発点とする駅伝が始まった。私にはどこの会社が優勝しようと何だろうとあまり関心がない。もしあるならば、地方の企業で参加してるところは別にして、大手でいわばセミプロ的(で悪ければ川内君のようではない競技者)な走者たちはそれぞれの会社で如何なる身分乃至は待遇で雇われているのだろうかという点だ。仄聞するところでは、野球の場合は「野球が出来なくなったというか、マスコミ好みの”引退”をした場合には野球選手としての雇用契約も終了で、失業になる」そうなので、走ることに高校から身を捧げてきた者たちの将来はどうなるのか非常に気になるのだ。解説者でテレビに出られる者などは例外だろう。

昼前に期待を以て年賀状が到着したかを一階の郵便受けまで見に行った。見事に配達されていた。取り急ぎ数えてみれば、出しただけの枚数は来ていなかったが、差し上げていなかった先から頂戴したものがなかったのは一安心だった。

昼には減塩食で見事に糖尿病等から立ち直ったと聞かされた紙流通業界の昭和31年(1956年だ)からの仲間であるKA氏から教えられた「具は全部外し汁は一切飲まず麺だけを味わう」という厳密な方式で、即席めんの徳島ラーメンなるものを食べてみた。汁は一寸塩気がきつすぎて飲むこととなく終わった。その頃から天皇杯のサッカーが始まり、毛嫌いしている浦和レッズが勝って欲しくないと思いつつ、対ガンバ大阪の試合を冷静に見た。両方ともやや「勝ちたい」という気持ちが過剰に出過ぎた試合だったが、持てる力を十分に出した如何にも我が国のサッカーらしい熱戦だった。結果としては決定力を持つブラジル人のパトリックがいるガンバの勝ちとなったのは気分が良いことだった。

それではなぜ浦和レッズを嫌うのかと訊かれそうだが、あのティームにいる妙に髪の毛をキチンとなでつけている槙野が嫌いというか、彼を評価していないというのも偏見に近い根拠だ。彼は確か何処か海外に出て行ったはずだがそこで失敗した出戻りで、そんな者を守りの中心にしている編成が嫌いなのだ。それに、ここには日本代表未満かそれ以下の者ばかりで、言わばJリーグで好成績を残せるようにまとめて纏めてある理想の低さが好ましくないのだ。曰く興梠、柏木、阿部、李忠成、U-23代表から落とされた関根等々で、そのせいかどうか判断できないが「これ!」というチャンスを悉く外すのだ。それに試合中歌を歌っているサポーターとやらの熱心さは認めるがうるさい。何れにせよ、ガンバが勝ってくれて気分は良かった。

ここまででやおら立ち上がってEmailを見たのだが、この暫定メールアドレスをお知らせした先が限定されている以上、受信が少ないのは当然で「頂門の一針」への投稿を含めて何本か発信した。と思えば、最早夕飯の時刻で、ジッと静かにしていた元日が矢張り終わった。中では畏メル友尾形美明氏に知らせて頂いた松木国俊氏の「不可逆的合意についての意見」はかなり厳しいものだったのが、「矢張りか」と印象的だった。その内容は別途。

1月1日の3 不可逆的合意

2016-01-01 17:40:54 | コラム
松木国俊氏の意見:


松木氏は私が韓国問題の権威者のお一人である方と思っている。その松木氏の「不可逆的合意」についてのご意見を尾形氏から連絡して頂いたので敢えてここに紹介する次第だ。私は説得力ありと思った。

「不可逆的」で河野談話取り消し不能


 今回の合意は考えれば考える程日本の敗北です。「最終的かつ不可逆的合意」と言って喜ぶ人たちがいますが、これは極めて日本側にとってまずい表現です。

「不可逆的」という文言については韓国側が要求したと韓国の中央日報は報道しているそうです。確かに「不可逆的」を入れたために、今回の「軍関与」の外相発言はもとより河野談話も村山談話も「取り消し不能」となってしまいました。これによって日本政府は「強制連行」に対する反論を封じられ、韓国は未来永劫日本を貶め、復讐するためのカードをがっちり確保したことになります。実際に海外の新聞は「日本が多くの女性を強制連行して性奴隷にしたことを首相が正式に認めた」と報道しており、今回の合意でこの認識が「不可逆的」に世界に定着し、私たちの子供や孫の世代は「野蛮な性奴隷国家の子孫」として世界中から侮蔑されることになりました。将来の世代から日本人としての誇りを奪い卑屈に生きる宿命を与えてしまったのです。「これで復讐達成だ!」韓国人は内心笑いが止まらないでしょう。

さらに今回の合意で「慰安婦問題の最終解決」としたことは、慰安婦問題についてはこれまで最終解決していなかったことを日本側が認めたことになります。「日韓請求権・経済協力協定」でも未だ最終解決していない「例外」があることを日本政府が認めたということです。徴用工問題も例外であり未解決だとする韓国の主張に正当性を与えてしまいました。これで韓国の最高裁も徴用工問題で日本企業への賠償命令を出しやすくなったでしょう。

 今回の合意で日本国民は本来全く支払う必要のない10億円を奪取されることになり、そればかりでなく、日本の将来に上記のような致命的禍根を残してしまいました。それと引き換えに日本が得たものは何があるでしょうか。「これで韓国を黙らせることができる?」トンデモありません。

早速韓国の挺身隊対策協議会は大々的に合意反対デモを繰り広げ、日本大使館前に慰安婦像移転反対どころか内外にどんどん慰安婦像を増設すると宣言しています。31日付読売新聞朝刊によれば66%の韓国民が慰安婦像移転に反対しており、20代に至っては86.8%が反対しています。
慰安婦像の移転どころか合意を期に益々反日の機運が盛り上がっているのです。

慰安婦像移転については韓国政府は「努力する」としか言及しておらず、「結果はダメだったが努力したことで合意を履行した。日本も合意通り金を出すべき」と言われれば日本側として返す言葉がありません。そこで金を出さねば「日本側は合意を一方的に破棄した」と世界中にわめきたてるでしょう。いずれにせよ韓国を黙らせるどころの話ではありません。

 では他に日本が得たものがあるでしょうか。「日米韓の安保体制強化?」これも絵に描いた餅です。韓国民の仮想敵国は日本です。だから韓国がアジア最大級と自慢している軽空母級輸送艦の名前も「独島」となっています。日本が仮想敵国だからそうなるのです。反日に狂っている韓国が日本と防衛協力するなどひっくりかえってもあり得ないでしょう。

 要するに今回の合意は韓国側の「やらずぶったくり」の全面勝利であり、私たちの子供や孫の世代から日本人の誇りを奪ってしまった日本の大敗北です。願わくば韓国民が今回の合意に徹底的に反対し、韓国政府自らがはっきりした形で合意を撤回してくれることを期待します。そのために韓国挺身隊対策協議会には是非頑張ってもらいたいものです。

松木國俊>

以上

1月1日 その2 大晦日に

2016-01-01 09:30:22 | コラム
2015年の掉尾を飾る大不調の一日だった:

2014年の12月30日には不運な食中毒に起因する脱水症状で血栓が生じて緊急入院となり、カテーテル処置でstentを入れる結果になった。昨年はその30日を無事に乗り越えたかと思えば、大晦日は早朝の血圧がやや高めで一寸不安になってしまった。その不安は朝食後にあの忌まわしい半年間の下痢を想起させる症状が出る形で具体的になってしまった。「また、あれか?」と思ってしまった瞬間の「衝撃」(カタカナ語では「ショック」という)は並大抵のものではなかった。「悪夢の再来か」と恐れた。

そこで、昼食は「おじや」を少々で後は水分の補給を怠らないようにした。言うまでもないことで「脱水症状」を起こさないための処置だ。しかし、下痢は止まらず、かくなる上は全部出切ってしまうまで、薬の類には手を出さず、なるようになれと割り切ることにした。それは今回は一過性と勝手に判断して、自分を動揺させない方がよかろうと考えたからだ。夕食は摂らずに少し早めにしてもらった「年越しそば」を20時過ぎに食べるまで水分の補給だけでぼんやりと過ごした。

その間はベッドに寝転がって高校野球のテレビ中継を時々見るだけで、声と音だけを聞いて過ごした。たまに様子を見に来た家内がそのテレビを一寸見て「高校生のサッカーは下手だね」と一言。満更当たっていないこともないのが遺憾だ。それはど、どこの学校でも基本技が固まっていないのが問題ではないかと思うからだ。特に後ろから来たパスなどのとラッピングが拙劣で、球をコントロールして足元に置き直ちに前を向けない者が圧倒的に多かったのは代表選手たちと同じ問題である。現在の高校生は体格にもそれなりに優れ、キック力の正確さもあれば距離も出る。だが、何故かとラッピングとストッピングが不正確である。それにシュートに持っていく思い切りが不足している。

もう一つサッカーには気掛かりな点がある。熱烈なるラグビー嫌い?としては、一寸見ただけの高校の大会で「何故高校の段階でラグビーにはあれほど体格が良い(身体能力が高い?)子供が集まっているのだろうか。サッカーには何故ラグビーほどの身体能力が高く見える子供が集まらないのか」との疑問が生じた。なお「ラグビー嫌い」とは言ったが、本当に好みではないのではなく、マスコミがW杯以降あれほど五郎丸君を筆頭にあれほどラグビーをチヤホヤするのが気に入らない単なる「嫉妬」であるとは既に述べた。サッカーをやっている高校生はもしかして筋力トレーニングで何か身体能力を高める訓練が不足しているのかと疑いたくなってしまう。

夜は早く寝てしまうと翌朝早く目が覚めることを嫌って、TBS、フジテレビ、テレ東のスポーツ中継を見るともなく眺めて過ごした。因みに、渡部亮次郎氏に指摘されたように私は流行歌嫌いであり、あの下らなさに閉口してNHKの「紅白歌合戦」とやらは恐らく60年以上は見ていないのだ。序に言えば、朝の連ドラも大河ドラマも一切見ない。ボクシング等は特にどこが面白いという訳ででもなかったが、高山を除いて日本のチャンピオンがすべて勝ったのは良いことではあったし、お陰で22時半まで起きていることだ出来た。

安倍総理も、官房長官も、外務大臣もこれから先にあの韓国政府の挺対協を制御しかねている事態をどう思われ、どのように対処していかれるかはかなりな案件になりかねないと見えるのは遺憾である。私は欧米の諸国を我が国の理解者に仕立て上げていく努力は欠くべからざるものであり、アメリカが韓国に圧力をかけていくことに依存していれば良い事態だとは到底考えられない。習近平も抑えておくべき相手だと思う。夢にも韓国の信義などは信じておられないだろうとはご信頼申し上げているが、我が国以外の国では「聞いていないことを察してくれる」ような親切な思考体系ではないのだから、「ここまで言えば韓国を刺激するかも」などと言う配慮は無しにして対外広報活動をすべきだと進言したい気持ちだ。こんなことを考えている間にどうやら寝てしまったようだった。

新年のご挨拶を申し上げます

2016-01-01 08:08:46 | コラム
読者諸賢!


謹んで初春をお祝い申し上げます。日頃のご愛顧をこの機会に改めて御礼申し上げます。昨年中は不肖私は病に苛まれ十分に思うところを述べる機会がありませんでしたが、今年はどうやら回復軌道に乗ってまいりましたので、倍旧のご愛顧のほど伏してお願い申し上げます。

皆様のご健康とご一家の繁栄を祈念いたします。

真一文字拝