冷静な評論家として論ずれば:
昨年の何時だったか、浅田真央はフィギュアスケートの第一線から引いた方が良いだろうと論じてあった。だが、遺憾ながらこの一文は3月17日からだったか使い始めたこのPCには残っていない。簡単に言えばバックアップを取っていなかったのだ。
私とても浅田真央が今日のフィギュアスケートの隆盛というか普及と発展にあれほど大きな貢献をしたことを評価していないのではない。大きな功績だと認識している。その点ではオリンピックで優勝という偉業を成し遂げた荒川静香を遙かの超えているとさえ見ている。浅田真央なかりせば、テレビ局が今日のように先を争ってフィギュアスケートの試合を中継放送することはなかっただろうし、羽生結弦君も現れなかったのではないかとすら考える時がある。
浅田真央は協会の年齢制限の規定のために、オリンピックに出られなかった悲劇(?)で先ず圧倒的に一般人というかファンの同情を得て、人気が盛り上がった。確かに、その滑る姿は可愛らしく美しかったし、年を重ねるに従って強く且つ上手くなっていった。オリンピックを除く世界的な大会でも優勝するのが当たり前のようになっていった。そこにあの2010年のヴァンクーヴァー・オリンピックでの韓国の金妍児に負けたという(敢えて不運と書くが)不運で残念至極な結果が出た。
金妍児は1990年9月5日の生まれと浅田真央よりも20日前だけの同年齢だ。それだけに浅田真央は良き(?)競争相手を得て研鑽に励み、あれほどの名選手に成長したのだろう。しかし、無情にも「歳月人を待たず」で既に指摘したように真央は少女から成年の女性となって体が一回りも二回りも大きくなってしまったのが、「上手いことは無類に上手いのだが勝てない」という今日の状態になってしまった。この辺りは以前指摘したのだが、26歳となっては最早無理な競技だと言うことだ。
現在我が国でも世界でも、大きな大会で優勝するか上位に来るのは皆十代の少女ばかりだ。それは、私のような部外者にも解ることで、ジャンプと回転数を競う競技となったフィギュアスケートでは体に成年女性としての脂肪が付いてお尻の辺りが多きなってしまった浅田真央には最早数年前のジャンプ力が薄れ、敏捷性も欠けてきたという残酷であり当たり前の普通の女性としての成長があったのだ。
それでも、一般のファンは浅田真央が永久に活躍し続けることを期待するだろうし、あの金妍児に僅差で負けた悔しさを自らの敗戦のように捉えて、浅田真央ちゃんを応援し続けるのは尤も至極だと思う。あの最後となったオリンピックでショートプログラムの16位から6位にまで上がってきた魂のフリースタイルは永遠に忘れがたいだろうと思う。
だが、浅田真央には彼女のこれから先未だ未だ長いだろう人生があるし、その設計をする時間も必要だろう。それを承知して上げて、これまでのいくら評価しても評価し切れない貢献と成績を称えて送り出して上げれば良いのではないかと思う。だが、テレビ各局の今朝から現在までの、何処に行って浅田真央と言う状況には参ってしまう。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」だと、冷静な評論家は言いたいのだ。。
昨年の何時だったか、浅田真央はフィギュアスケートの第一線から引いた方が良いだろうと論じてあった。だが、遺憾ながらこの一文は3月17日からだったか使い始めたこのPCには残っていない。簡単に言えばバックアップを取っていなかったのだ。
私とても浅田真央が今日のフィギュアスケートの隆盛というか普及と発展にあれほど大きな貢献をしたことを評価していないのではない。大きな功績だと認識している。その点ではオリンピックで優勝という偉業を成し遂げた荒川静香を遙かの超えているとさえ見ている。浅田真央なかりせば、テレビ局が今日のように先を争ってフィギュアスケートの試合を中継放送することはなかっただろうし、羽生結弦君も現れなかったのではないかとすら考える時がある。
浅田真央は協会の年齢制限の規定のために、オリンピックに出られなかった悲劇(?)で先ず圧倒的に一般人というかファンの同情を得て、人気が盛り上がった。確かに、その滑る姿は可愛らしく美しかったし、年を重ねるに従って強く且つ上手くなっていった。オリンピックを除く世界的な大会でも優勝するのが当たり前のようになっていった。そこにあの2010年のヴァンクーヴァー・オリンピックでの韓国の金妍児に負けたという(敢えて不運と書くが)不運で残念至極な結果が出た。
金妍児は1990年9月5日の生まれと浅田真央よりも20日前だけの同年齢だ。それだけに浅田真央は良き(?)競争相手を得て研鑽に励み、あれほどの名選手に成長したのだろう。しかし、無情にも「歳月人を待たず」で既に指摘したように真央は少女から成年の女性となって体が一回りも二回りも大きくなってしまったのが、「上手いことは無類に上手いのだが勝てない」という今日の状態になってしまった。この辺りは以前指摘したのだが、26歳となっては最早無理な競技だと言うことだ。
現在我が国でも世界でも、大きな大会で優勝するか上位に来るのは皆十代の少女ばかりだ。それは、私のような部外者にも解ることで、ジャンプと回転数を競う競技となったフィギュアスケートでは体に成年女性としての脂肪が付いてお尻の辺りが多きなってしまった浅田真央には最早数年前のジャンプ力が薄れ、敏捷性も欠けてきたという残酷であり当たり前の普通の女性としての成長があったのだ。
それでも、一般のファンは浅田真央が永久に活躍し続けることを期待するだろうし、あの金妍児に僅差で負けた悔しさを自らの敗戦のように捉えて、浅田真央ちゃんを応援し続けるのは尤も至極だと思う。あの最後となったオリンピックでショートプログラムの16位から6位にまで上がってきた魂のフリースタイルは永遠に忘れがたいだろうと思う。
だが、浅田真央には彼女のこれから先未だ未だ長いだろう人生があるし、その設計をする時間も必要だろう。それを承知して上げて、これまでのいくら評価しても評価し切れない貢献と成績を称えて送り出して上げれば良いのではないかと思う。だが、テレビ各局の今朝から現在までの、何処に行って浅田真央と言う状況には参ってしまう。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」だと、冷静な評論家は言いたいのだ。。