スカイツリーの直ぐ下を通って:
25日は好天に恵まれて、何年か前に花が散ってしまった後に訪れて言わば空振りに終わった、亀戸天神の藤棚が今度こそは見頃だと思って家内と出かけていった。往路は安全を期してJRを利用したのだが、記憶にあった亀戸駅周辺と景色があまりにも違って近代化?されているのに驚きながら、15分ほど歩いて亀戸天神に到着した。藤棚は80%ほどの開花だったが十分に満足させられた。
前回の空振り訪問の時と著しく違っていたことは、ここにも多くの外国人が群がっていた点だった。一体何が彼らをここに招き寄せたのかという前に、ICT化の時代ではネットに教えられた彼らが押し寄せるのも無理はないかと、妙に納得していた。実は、彼らにこういう我が国独特の美的観念が何処まで解るのかと多少訝ってはいたのだが。折角だからと、恐らくここ10年間で初めてだろうと思う携帯電話で最も美しいと思うところの写真を撮ったが、悲しいかなこれを何処かに送る手段を知らないのだ。
帰路は亀戸天神駅前までバスを利用したが、更に駅前からかちどき橋を通って豊海埠頭行きのバスに「エイヤ」ッとばかりに乗ってみた。何処を走るか知らないが、かちどき橋に着けばそこから先は勝手知ったる中央区で、築地市場も近いのである。途中全く予期していなかったスカイツリーの直ぐ下をバスが走ってくれたのでその偉容を下から見ることが出来た。初めてのことで望外の幸せ?だった。
そこから先は、このバスは本所や高橋(タカバシ)や越中島等の長年東京に住んでいながら来たことも来る機会もなかった街を通って、清澄白河・森下・門前仲町:月島等の都営地下鉄大江戸線の上を走って一路かちどき橋に向かってくれた。この経路で非常に印象的だったのは何処に行っても高層の集合住宅(高層マンションとも言うが)が林立し、恰も谷底を通っているかのような感があることだった。家内は「これほど沢山建てて、全部埋まっているのだろうか」との感想を漏らした。
かちどき橋からはまたバスを乗り換えて築地六丁目に向かった。丁度11時半を回ったところで、昼食の時間だったのだ。しかし、外国人で大混雑の場外を敬遠して家内がジムの遠足出来たことがあるという、とあるビルの地下にある魚料理専門店に入った。メニューも豊富だったし静かな環境を楽しんで結構な昼食を終えた。
その後は場外の店を観察して歩いたのだが、誇張して言えば「歩いている人の半分以上がアジア系(中国人か)を中心にした外国人であるのはいつもと変わらない」現象だった。彼らは何か買うと言うよりも恐らくネットででも教えられてのであろう、我が国の観光名所(tourist attraction)を興味半分で訪れているのだろう。私には彼らが5切れ¥1,000の鮭の切り身を買いに来るとはとても考えられないのだ。
築地の業者たちが「出来てしまった以上活用せねば」と嘆いていた築地魚河岸会館(?)だったかにも入ってみたが、その広さと規模には寧ろ驚かされた。なるほど、これでは「豊洲に移転するつもりで出店してしまったのに移転延期とは」との怨嗟の声が上がっているのは良く解った。私にはあそこに出ている多くの店が素人向けなのか業者向けなのかが良く見えてこなかった。ではあっても結構賑わっていた。
そこから先は都営地下鉄大江戸線とバスを利用して新宿区百人町の我が家に戻ってみれば午後3時近く。約5時間半ほどの東京見物だった。次の標的は根津神社のツツジなのだが、これも数年前に盛りを過ぎてから訪れていた。今度こそは失敗したくないのだが、明25日雨降りだと言うし、29日を過ぎればゴールデンウィークという名の休日が来てしまう。迷うなー。
25日は好天に恵まれて、何年か前に花が散ってしまった後に訪れて言わば空振りに終わった、亀戸天神の藤棚が今度こそは見頃だと思って家内と出かけていった。往路は安全を期してJRを利用したのだが、記憶にあった亀戸駅周辺と景色があまりにも違って近代化?されているのに驚きながら、15分ほど歩いて亀戸天神に到着した。藤棚は80%ほどの開花だったが十分に満足させられた。
前回の空振り訪問の時と著しく違っていたことは、ここにも多くの外国人が群がっていた点だった。一体何が彼らをここに招き寄せたのかという前に、ICT化の時代ではネットに教えられた彼らが押し寄せるのも無理はないかと、妙に納得していた。実は、彼らにこういう我が国独特の美的観念が何処まで解るのかと多少訝ってはいたのだが。折角だからと、恐らくここ10年間で初めてだろうと思う携帯電話で最も美しいと思うところの写真を撮ったが、悲しいかなこれを何処かに送る手段を知らないのだ。
帰路は亀戸天神駅前までバスを利用したが、更に駅前からかちどき橋を通って豊海埠頭行きのバスに「エイヤ」ッとばかりに乗ってみた。何処を走るか知らないが、かちどき橋に着けばそこから先は勝手知ったる中央区で、築地市場も近いのである。途中全く予期していなかったスカイツリーの直ぐ下をバスが走ってくれたのでその偉容を下から見ることが出来た。初めてのことで望外の幸せ?だった。
そこから先は、このバスは本所や高橋(タカバシ)や越中島等の長年東京に住んでいながら来たことも来る機会もなかった街を通って、清澄白河・森下・門前仲町:月島等の都営地下鉄大江戸線の上を走って一路かちどき橋に向かってくれた。この経路で非常に印象的だったのは何処に行っても高層の集合住宅(高層マンションとも言うが)が林立し、恰も谷底を通っているかのような感があることだった。家内は「これほど沢山建てて、全部埋まっているのだろうか」との感想を漏らした。
かちどき橋からはまたバスを乗り換えて築地六丁目に向かった。丁度11時半を回ったところで、昼食の時間だったのだ。しかし、外国人で大混雑の場外を敬遠して家内がジムの遠足出来たことがあるという、とあるビルの地下にある魚料理専門店に入った。メニューも豊富だったし静かな環境を楽しんで結構な昼食を終えた。
その後は場外の店を観察して歩いたのだが、誇張して言えば「歩いている人の半分以上がアジア系(中国人か)を中心にした外国人であるのはいつもと変わらない」現象だった。彼らは何か買うと言うよりも恐らくネットででも教えられてのであろう、我が国の観光名所(tourist attraction)を興味半分で訪れているのだろう。私には彼らが5切れ¥1,000の鮭の切り身を買いに来るとはとても考えられないのだ。
築地の業者たちが「出来てしまった以上活用せねば」と嘆いていた築地魚河岸会館(?)だったかにも入ってみたが、その広さと規模には寧ろ驚かされた。なるほど、これでは「豊洲に移転するつもりで出店してしまったのに移転延期とは」との怨嗟の声が上がっているのは良く解った。私にはあそこに出ている多くの店が素人向けなのか業者向けなのかが良く見えてこなかった。ではあっても結構賑わっていた。
そこから先は都営地下鉄大江戸線とバスを利用して新宿区百人町の我が家に戻ってみれば午後3時近く。約5時間半ほどの東京見物だった。次の標的は根津神社のツツジなのだが、これも数年前に盛りを過ぎてから訪れていた。今度こそは失敗したくないのだが、明25日雨降りだと言うし、29日を過ぎればゴールデンウィークという名の休日が来てしまう。迷うなー。