新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

6月11日 その4 渡部建に思う

2020-06-11 15:22:23 | コラム
「閃き」が当たっても嬉しくはない:

私はもとよりここで芸能の話題を採り上げるつもりなど毛頭なかった。だが、今回は全く別な理由で語ることにした。テレビを見ていると嫌でも所謂「芸能ネタ」に接してしまうのは回避できない。だから渡部建なる人物がいることくらいは承知していた。だが、私の得意とする「閃き」では「何とい嫌みな胡散臭い奴だろう。何時かは消えていく程度の者」と出たのだった。だが、どうも聞くともなく(見るともなくか)知り得た限りでは大変な食通で何とか言う美女を娶ったのだそうだった。

ところが、昨日だったかYahooのニュースでは「売れっ子だという彼が全てのテレビ出演を辞退するそうだが、根拠は不詳」とあった。余り気にするような性質のことではなかったが、時間が経つにつれて「彼は不倫とやらをマスコミに抜かれて退っ引きならなくなったようだ」という報道に変わってきた。そこで気が付いたのだが、私が第一印象で上記のように閃いたことは満更外れてはいなかったという点だった。とは言うがこう言うことは連中の世界では良くある事で、特に当方の「閃き」が素晴らしいという訳でもあるまいと謙った置こう。

私から見れば取るに足らない彼らの醜聞(スキャンダル)というかゴシップだろうと思うので、これ以上は追及しない。因みに、「ゴシップ」を広辞苑で見ると「うわさ話。無駄話、特に有名人の私生活に関する話題」とある。

サービスデザイン推進協議会に思う

2020-06-11 10:06:03 | コラム
持続化給付金:

この件では経産省が多くの落札の先例があったとかのサービスデザイン推進協議会(以下協議会)に落札させたようだとか(そんなことは建前上はあり得ないのだが)、協議会が20億円を振込手数料他と称して中抜きして電通に再委託し、そこから先に再再再委託したのは不透明で怪しからんと、野党とマスコミ連合軍が騒ぎ立てている。彼らの決まり文句は「税金をこのような形で浪費されるのは国民が許さない」なのである。これを書いている国民の一人は、実態が何のことか全く解らないので、怒りたくても怒るに足る材料がないので、困惑するだけだ。

良く考えなくとも解ることは、あのように給付希望者が非常に多く、例によって申請の書類の記入の仕方に細かいというか面倒な方式があり、裏付けとなる金額の記載法が複雑のようであれば、中央官庁である経産省で裁ききれる訳がない。従って、信頼すべき先に入札で外注するのは理の当然だろうとは見える。だが、落札した協議会の事務所がもぬけの殻だったり、公開した事務所内には21人中の5名しか勤務しておらず、残りは別の場所で処理に当たっている150名と共に忙しく働いているとの説明は詭弁に聞こえるし、公開するのはそっちの方ではとも言いたくなってみていた。

もっとおかしいのは電通に丸投げしたのだったら、別の場所で協議会員以外に150名も臨時雇いして懸命に働かせる必要があるのかと言うこと。また、報道によれば、振り込みはみずほ一行なので、如何に多くの振込先があっても手数料が150億円にはなるまいとあった。だが、私が理解できなかったのは丸投げしても振り込み業務をするのかなという点だった。電通が再再委託先で整えた振込先の資料を受け取って、わざわざ協議会に何らかの方法で手交して、銀行に振り込みに走るのかと思う。それならば150名も現在一箇所に集まってする事なのかと思う。面白い説明ばかりだ。

昨日だったか、最近フジテレビのバイキングに登場するようになった論説委員だったかの平井文夫が面白いことを言っていた。それは「公共投資の入札に橋があったとする。落札するのは概ね大手ゼネコンの共同体だ。そこから先は土木工事に始まって建設のそれぞれの分野の優れた下請けに委託し、下請けは特殊技能を持つ孫請け先に委託するのだ。今回の協議会の手法はそれと同じにしか見えない」と否定したのか肯定したのかどちらとも判断出来ない表現で語った。私は尤もな点もあるが、似て非なる比較かなと思って聞いた。即ち、ゼネコンは非難攻撃の対象ではないのかと言ったらしい

昨夜は司会の松原はゲストの発言が彼の意に沿わない場合に短く「なるほど」と早口で言って遮り、次の人に言わせる手法と如何にもTBSという偏向ぶりが気に入らないので滅多に最後まで見ない、だ。だが、昨夜は大塚耕平と小池晃が出て「持続化給付金」を採り上げるとあったので、野党代表者たちの反対の根拠が聴けるのを期待してPrime Newsを見送っていた。特に目新しい批判的な発言はなかったが、聞いていると何故委託先の事務取扱の手法が余りに官庁的で、書類の記入の仕方に屁理屈のような不備を突いて差し戻し書き直しを命じるのかなと奇異に感じていた。

言い方を変えれば、その不備なのか誤記載かを協議会なり経産省が再度検証して不合格とするのかという疑問だ。私は長い間のアメリカの会社の勤務中に、一度だけ極めて難関と言われた「委託輸入」に、協力してくれていた輸入通関代行業者と共に挑んだことがあった。誰もが絶対無理だと言っていた。代行業者の担当者は関係官庁の出先を回って申請書類の記入法を詳細に指導して頂いてきた。私には何のことが解らなかったが、彼は指導された通りに記入したと言って提出し、一発合格だった。私は官庁には書式さえ指導されたとおりに整っていれば通るのだと思った。

ところが、松原がTBSが再三記入の不備で突き返された業者のインタビューの録画を見せた。この業者は受付開始日の5月1日に書類を提出して振り込みを待ったそうだ。ところが2週間ほど経ってきた通告は「カタカナの社名の記入が指定の半角(かどうかは覚えていないが)ではなく全角だったので書き直せ」だったの即日訂正して再提出。ところが次に来た通告は振り込みの知らせではなく「計算方式に誤りがあるので訂正せよ」だった。話は違うが、その面倒さは不慣れな一般人では誤りやすいと言われた公認会計士がおられたとか。

業者の不満は「それならば、社名云々の時に解っていたのではないか。不親切ではないのか」だったが、これも即日再提出するも6月も半ばで未だに振り込みなしだとのこと。ところが同じ5月1日提出でも5日後に振り込まれた例があったという。この不運な業者が手持ち資金が底をつき、仕事に必要な機材をも買えずに受注があっても仕事に出て行けないと嘆き且つ怒っていたというもの。私にはこの状況の責任が何処の誰にあるのか知らないが、再再再下請け先の何処かには融通が利く仕事をする先がある一方で、規定を頑なに遵守する役所にような窓口もあるのかなと思って聞いた。

では、どうすれば最良で最速の給付の方法になるだろうか等は私に解る訳がない。大塚耕平の見解は良いところを衝いていたと思う。それは「産業を援助するのだから経産省の管轄したのだろうと思う官庁の縄張りに固執する点の改善だ。これを財務省にしておけば傘下に銀行協会もあれば信金の協会もあって、無数の取引先の業況も把握できているし、口座も把握しているので、振り込みにも手間もかからなかったではないか」というものだった。両省が語り合って共同作業になれば良いのだがと言うまでで止まった。梶山経産相はこれを聞いたら何と言うだろう。


カリフォルニア州のSM氏からの便り

2020-06-11 07:39:13 | コラム
アメリカの人種差別に対する抗議デモ他:

SM氏からも私の質問の答えて貰えたので、紹介する次第。「中国が資金源」というのが斬新かと思って読んだ。「マスク」については我が国でその箱に“Face mask”の表示がある物を見かけるが、これがフットボールではヘルメットの前に付けてある「フェイスマスク」に手をかけて引っ張るという重大な反則なので、その方面にも精通している彼に「アメリカでもフェイスマスク」というのかと尋ねてみたのだ。

>引用開始
当地のコロナ禍は収まっていませんが(加州でも、いまだ連日20人前後のの死者が出ています)ピークを越えたとの判断と市民の圧力に屈するかたちでLockdown解除の方向に向かっています.したがって、やっと5月初めよりゴルフ場もオープンし、グリーンではピンに触らずホールインしたボールを取り出す工夫がされています.バンカーもレーキに触らないように、打ったまま砂を直しません.我々は歩くので関係ないのですが、カートは一人乗りでしたが先週から、同乗プレイヤーが家族の場合は2人乗りOKとなりました!

Black Lives Matter のデモの背後には米国を分断し、トランプを落選させる勢力が暗躍してますが中国が資金源であることは間違いないでしょう.一連のデモの中で、小生が最も不快に感じるのは、Defund Policeという要求で、例えばLAPDの予算をカットし人員縮小などを行い、その資金を、ソーシャルワークなどに振り向けようとする動きで、LA市長はじめ多くの自治体が、その方向に賛同せざるを得ない立場に陥っていることです.ただでさえ、日本などとは比較できないほどの犯罪多発国なのにです.

マスクは、フェイスマスクとも言いますが、マスクで通じます.現在でもLA郡では外出には着用が義務ずけらています.
<引用終わる