6月1日のPrime Newsより:
昨1日は石破茂氏と元防衛大臣の森本敏氏の出演だった。私はこれで石破氏がジックリと語るのを聞くのが2回目だった。結論を言ってしまえば「禅譲期待」であり、かなり次期総理の目があるとか言われている岸田文雄自民党政調会長よりは、遙かに自分の信念というべきか考えているところをハッキリと言っているという点では、ずっと解りやすいし内容もあるなと思って聞いていた。別な見方をすれば、岸田氏は石橋とは対照的に腹蔵なき議論を避けていたし、独自のユーモアもなければ無味乾燥と言っても良い語り口で退屈だったのだ。
テレビの報道や新聞などの書き方によれば、石破氏は安倍総理に批判的な言動が多いと思わせられていた。だが、昨夜聞いていた限りではそう思わせるような発言もなく、政策、外交(対中国問題)、防衛等々に話題についてはごく常識的で、正統派であると思わせる発言のみだった。安倍政権に対する批判的な事は言わなかったと思う。そこまでの限りにおいては、私は岸田氏よりも頼り甲斐があるというか信頼しても良いのではないかと受けとめていた。それ以上の事はあの時間内には解らないので、何故安倍総理が避けているのかなと、単純に感じていた。
私には個性が出たのかなと思った発言が一度だけあった。それは、反町がFNNの世論調査では安倍内閣の支持率が急速に下落して30%台後半になった事について感想を求めたときのことだった。石破氏はやや気色ばんで「内閣は支持率の為に政治をやっているのではない。竹下内閣は30%を切った支持率でも消費税の課税に踏み切っていった。その上下の変動に一喜一憂する必要はない」と明快に言い切っていた。私は岸田氏からは到底出てこない台詞だろうなと思って興味を持って聞いた。
そういう点では、私には「今や官邸の何方かに覚え目出度いとか言われているという報道もある茂木外相、加藤厚労相、西村経済担当相とは明らかに異なり自分の思うところに従って行動するというような、腹が据わっている政治家かな」と思わせてくれた。もしも石破氏に何か欠点ありとすれば、あの三白眼のようになってしまう目つきが何となく陰気な人だなと思わせる辺りかも知れない。ここまでの所、批判ばかりする私が何も貶していないのは何故かと言われそうだが、僅かな時間内では全面的な評価はできないのだという事。要するに、今回は岸田氏との比較論だったのだ。
昨1日は石破茂氏と元防衛大臣の森本敏氏の出演だった。私はこれで石破氏がジックリと語るのを聞くのが2回目だった。結論を言ってしまえば「禅譲期待」であり、かなり次期総理の目があるとか言われている岸田文雄自民党政調会長よりは、遙かに自分の信念というべきか考えているところをハッキリと言っているという点では、ずっと解りやすいし内容もあるなと思って聞いていた。別な見方をすれば、岸田氏は石橋とは対照的に腹蔵なき議論を避けていたし、独自のユーモアもなければ無味乾燥と言っても良い語り口で退屈だったのだ。
テレビの報道や新聞などの書き方によれば、石破氏は安倍総理に批判的な言動が多いと思わせられていた。だが、昨夜聞いていた限りではそう思わせるような発言もなく、政策、外交(対中国問題)、防衛等々に話題についてはごく常識的で、正統派であると思わせる発言のみだった。安倍政権に対する批判的な事は言わなかったと思う。そこまでの限りにおいては、私は岸田氏よりも頼り甲斐があるというか信頼しても良いのではないかと受けとめていた。それ以上の事はあの時間内には解らないので、何故安倍総理が避けているのかなと、単純に感じていた。
私には個性が出たのかなと思った発言が一度だけあった。それは、反町がFNNの世論調査では安倍内閣の支持率が急速に下落して30%台後半になった事について感想を求めたときのことだった。石破氏はやや気色ばんで「内閣は支持率の為に政治をやっているのではない。竹下内閣は30%を切った支持率でも消費税の課税に踏み切っていった。その上下の変動に一喜一憂する必要はない」と明快に言い切っていた。私は岸田氏からは到底出てこない台詞だろうなと思って興味を持って聞いた。
そういう点では、私には「今や官邸の何方かに覚え目出度いとか言われているという報道もある茂木外相、加藤厚労相、西村経済担当相とは明らかに異なり自分の思うところに従って行動するというような、腹が据わっている政治家かな」と思わせてくれた。もしも石破氏に何か欠点ありとすれば、あの三白眼のようになってしまう目つきが何となく陰気な人だなと思わせる辺りかも知れない。ここまでの所、批判ばかりする私が何も貶していないのは何故かと言われそうだが、僅かな時間内では全面的な評価はできないのだという事。要するに、今回は岸田氏との比較論だったのだ。