ウンザリである:
例によってテレビの新橋駅前の街頭インタビューで、70歳代と表記された方が「議員たちの内輪の出来事に過ぎない。現在のように早急の解決されるべき案件というか議案を抱えているにも拘わらず、かかる低次元のことに感けているとは不届きでウンザリだ」と切って捨てられた。誠に同感だった。岸田総理・総裁に猛反省を求めたくなる。
飯島勲氏は「何らの専門知識も経験もない議員を大臣に据えるのは・・・」と指摘しておられた。これまた同感である。1990年代初期に語り合う機会があった某中央官庁の若き課長補佐は「我々が国を動かしているのです」と言って「国会での大臣の答弁の原稿を作成していることを」を形容していた。彼の父親からは会期中は毎晩2時や3時にタクシーで帰宅して翌朝の6時には起きて出勤していると、ご子息の健康が不安になると聞いた。
これだから、重要法案と焦眉の急の問題を抱えていながら「解散がどうの」と騒ぎ立てているのではないかと思った。要するに「落選して、ただの人になりたくない者たち」の集団が国会議員なのだ。だが、そこには彼らを選んでしまった有権者の重い責任があることを忘れてはならない。この点も重大な問題だと何時も考えている。