読書。
『秘密』 東野圭吾
を読んだ。
もう10年以上前の作品で、作品も名作としての地位を確固としたものにしていますが、
今回初めて読みました。実に面白かったです。
ラスト20pくらい前で終わっていたら、僕としては星を5つつけるところ。
そこから最後が作品のパンチ力なのかもしれないですが、
中盤からの心模様と伏線のところが好きでした。
舞台が札幌に移るところもあります。
6,7年住んでいたことがあるので、親近感のような、そこの部分ののめり込みの度合いが
違いました。やっぱり、見知って馴れた土地が舞台だと違うものですね。
評論とか思想とかエッセイとか、そういう論説文を最近は好んでしまって、
小説に割く時間が少なくなりましたが、こういう作品を読むと、
小説の大切さ、そのパワーを感じずにはいられません。
主人公の平介には感情移入が甚だしいくらいでしたので
(もちろん、僕は独身で、亭主でも父親でもないのですが)
苦みとか切なさとか、いろいろと感じるものがありました。
この『秘密』の時には直木賞はとってなかったんですよね、東野さん。
獲れてても良かったんじゃないかと思わせられるくらい
引き込まれる佳作でした。
『秘密』 東野圭吾
を読んだ。
もう10年以上前の作品で、作品も名作としての地位を確固としたものにしていますが、
今回初めて読みました。実に面白かったです。
ラスト20pくらい前で終わっていたら、僕としては星を5つつけるところ。
そこから最後が作品のパンチ力なのかもしれないですが、
中盤からの心模様と伏線のところが好きでした。
舞台が札幌に移るところもあります。
6,7年住んでいたことがあるので、親近感のような、そこの部分ののめり込みの度合いが
違いました。やっぱり、見知って馴れた土地が舞台だと違うものですね。
評論とか思想とかエッセイとか、そういう論説文を最近は好んでしまって、
小説に割く時間が少なくなりましたが、こういう作品を読むと、
小説の大切さ、そのパワーを感じずにはいられません。
主人公の平介には感情移入が甚だしいくらいでしたので
(もちろん、僕は独身で、亭主でも父親でもないのですが)
苦みとか切なさとか、いろいろと感じるものがありました。
この『秘密』の時には直木賞はとってなかったんですよね、東野さん。
獲れてても良かったんじゃないかと思わせられるくらい
引き込まれる佳作でした。