Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

民主大勝

2009-08-31 19:36:30 | days
民主党が308議席を獲得して総選挙で圧勝しました。
郵政選挙のときに自民が大勝して、
これまで確保してきた議席が300だっていうから、
その猛烈な揺れ返しぶりがうかがえます。

自民党は小泉さんが首相になって人気がすごかったけど、
その後はもう右下がりの人気でしたよね。
思い起こせば、小泉さんの前の時代だって、90年代にはいって、
自民党の求心力が落ちてきているのは明らかでした。
このような結果になったのも、小泉さんが出たことで10年遅れたっていう
だけに過ぎないんじゃないだろうか。
また、共産党やら社民党やら、野党には極端な党しかなくて、
民主党が結党されてから10年ちょっとですけど、
ようやく、そういった選択肢が国民に与えられたというのもあるでしょうね。
マニフェストには気になるところもありますが、
決まってしまったからには、全力でみんなの生活をよくしていってほしい。
消費税を上げないかわりに他のところで税金を巻き上げられそうな気がするなぁ。
それと、社民党にはもうちょっと議席を伸ばして欲しかったです。
民主に偏りすぎな感があります。
選挙前から連立を公言していたわけだから、
そっちに票が流れても良かったのにね。
個人的には党首の福島さんがお気に入りです。

今回の選挙は夏の終りの大花火でした。
自民党は来年の参院選でも敗れたら、
党の存在自体が危うくなるかもしれません。
民主は来年の夏までに評判を落とさずにいられるかどうか、みどころですね。
でも、そんな、低支持率の内閣ばかりが続いたら、
与党がかわろうと、政治が停滞してしまうことにはかわりない。
「無駄な政権交代だった」「失われた時間をかえせ」
と言われないような政治をしていって欲しいものです。
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投票シテキマシタ

2009-08-30 14:45:51 | days
いつもよく行くコンビニで、
またマイブームの『酢だこさん太郎』を20枚買ったら、
レジのところで店員に、「酢だこさん太郎お好きなんですか?」と訊かれてしまった。
最近よく買っているからなぁ。
店員によると、『酢だこさん太郎』を10枚、20枚と買っていくお客さんは
けっこういるらしいのです。そっか、おいらみたいな酢だこさんにハマッている
人も珍しくないのだな。それとも、懐かしくなって、気まぐれに
なんとなくたくさん買って、毎度のことのように買うのではないのかな。
今日はね、選挙の速報番組を見ながら食べる予定です。

そう、選挙。
さきほど投票に行ってきました。
民主党が政権をとるでしょうが、
どれほど票が伸びての勝ちっぷりになるのか興味がわきますね。
連立を約束している社民党と国民新党の票のとりかたも気になります。
政権交代はのぞむところだけれど、民主党は危なっかしいからという理由で、
この二党の票が伸びることも推測されます。
また、自民党がどれだけ落ち込むかも知りたいところ。
民主が政権をとって、うまい政治をして次の選挙でも政権を保守するとなると、
自民の分裂なんかも考えられるところだよなぁ。
それと、民主じゃないかもしれませんが、最低賃金を1,000円に引き上げる
とかってありましたが、それだと物価があがってしまって、
全然意味をなさない結果を生みそうな気もします。
インフレなんかが起こっちゃう可能性もありますよね。
民主党は高速道路の無料化を公約としてかかげていました。
そこがひっかかるところです。高速道路で働いている人が、
23000人くらいると、このあいだテレビで見ました。
間違って聞いたかもしれないけど。
その人たちが職にあぶれるような事態を生むようでは、
民主党の手腕はたいしたものではないということになるでしょう。

とにかく結果が気になるところです。
民意は選挙という形でどういうふうに具現化したのかなぁ。
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政治トハ関係ナク

2009-08-29 20:27:04 | 一言。
宇多田ヒカルは音楽の分野で、「保守のタカ派」という感じがちょっとする。
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『日本人の知らない日本語』

2009-08-28 16:05:24 | 読書。
読書。
『日本人の知らない日本語』 蛇蔵&海野凪子
を読んだ。

コンビニで買ったコミック・エッセイです。
つまりは日本語教師という作者の実体験を漫画にしたものです。
60万部突破って帯に書かれていて、そんなに売れているのかと
楽しみに読みました。
なるほどねぇ、中学生でも小学生でも読めそうな軽さ。
外国人の生徒たちのそれぞれのお国柄や個性、
勘違いの仕方などが笑えます。
そういう疑問なんかを感じるものなんだなぁ、と新しい発見もあるし、
日本人であっても知らないことがけっこう出てきます。
とくに敬語の使い方なんかは、いまでもよくわかりませんからね。
いつか、思い立った時にちょっと勉強してみないとならないかなぁ。
各章の終わりに、小テストがあるんですが、
日本語能力テストとか日本語教師能力テストとかのならわかるんですが、
それ以外は難しかったですね。
日本語をガリ勉する真面目な外国人がいたら、
その人のほうが、日本人よりも日本語をよく知っていたりするかもしれない。
やっぱりね、子どもの頃からなんとなく日本語を覚えていたりすると、
その言葉への疑問って思い浮かばないんじゃないだろうか。
そこを大人の外国人が、言葉の起源とかを知りたくなる様子が、
新鮮でもあり、その授業に参加してみたくなりました。

ほんと、手軽に読めてしまう本なので、
読書がおっくうな人でも、まぁ漫画ですからストレスを感じずに
読めるんじゃないでしょうか。
ちょっとづつ読んだらいいかもしれません。
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進化予測

2009-08-27 19:20:35 | 考えの切れ端
科学が発達して、
そのうち、DNAの変異の仕組みがわかったりして、
進化予測なんかできるようになったりするかもしれない。
ミツバチはこれからとんでもない進化をして、人類の脅威になるから、
いまのうちに殲滅してしまおう、みたいなことが起こるかもしれない。

そこまでやる人間になったら、それはそれで、面白みがないだろうなぁ。
人間一人の成長の見通しなんかも生まれた直後についてしまって、
小さい頃から、「あんたはたいしたことがない」とかって、
冷たくされるなんてことがあったらたまりませんね。
まぁ、そこまで科学が進歩したら、先天的なものよりも後天的なものの
重要性なんかがわかったりするかもしれない。
でも、そういうのも視野にいれて、
「あんたはたいしたことがない」ってことになるのかなぁ。
生まれてからすぐ、その人間の評価が決まってしまうのって怖いことですね。
そうなると、社会に階級っていうものが復活しそうだ。
いろいろなことがわかっていくことが、どれも素晴らしいことだとは
限らないような気がしました。
現代に生きる人でも、過去の人でも、
「知らなきゃよかった」ということがありますよね。
知ってしまったばっかりに不幸せになることって、
日常の範囲だけのことではないのかもしれない。

だけど、価値観が多様化しているなら問題は無いのかな。
こういうのは苦手だけど、こういうのほあ得意だ、とか。
とくに秀でた長所はないけど、バランスよくそこそこのいろんな適性がある、とか。
どんな価値観で見ていくかによって違いますね。
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神様ト人間ト蟻

2009-08-26 15:48:57 | 考えの切れ端
人間と神様の関係は、ひょっとしたら、
アリと人間の関係に似ているのかもしれない。

人間がアリのことなど考えずに、山を削り、道路を作り、家を建て…、
さらには、まるで気にも留めずに歩いて、知らないあいだに
アリを踏み潰している。
かといって、アリが滅ぶことなく、アリ社会を繁栄させているのは、
人間がアリを滅ぼそうとしているわけではないからだ。
人間がアリにとってこの上ない迷惑を与え続けている。
アリの命に関ることを、さらっとやりのけてしまっている。
人間が自由に生活するための、しわ寄せというんですかね、
そういうのをアリは被っているわけで。
そんなアリにとっての人間の生活なんて、
想像も考えることもできないようなものです。
不可知なんです。
それでも、わからなくても、アリは迷惑を被りながらも繁栄している。
社会は成り立っているし、種の保存をきちんと行えている。

人間にとっての神様もそうなのかもしれない。
神様にとって、人間なんて、人間にとってのアリみたいなもので、
神様の暮らしの中で、知らず知らずに人間にとっては迷惑なことが
起こるのではないか。
不幸、病気、災害、そういったものは、神様の作ったルールの中では、
取るに足らないことなのかもしれない。
人間は神様のことなど、不可知である。
人間は頭が良くて、地球の支配者だなんて鼻息を荒くしていたところで、
神様にとっての人間は、人間にとってのアリ同様なんじゃないかと思った。

まぁね、そうはいっても、神様は宇宙を作り、その延長上に人間を作ったけど、
人間はアリを作ったわけではないですね。
そこんところは押さえておかないといけません。

「なんで、神様はこんな不幸を私に与えるのだ。」
「こんなことが起こるなんて、神様がいるなんて考えられない」
そんなことを思ったり言ったりすることもあるかと思いますが、
人間の尺度で考えたって大したことはないんですな、神様の世界では。
大体、神様なんて、人間みたいな有機体じゃないかもしれないよ。
人知の及ばない、生命体を超えた存在の可能性だってありますよね。
そう考えると、魂なんて得体の知れないものもあるのかなぁ、
なんて、ちらっと頭をよぎったりします。

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『不毛地帯』

2009-08-25 15:19:09 | days
フジテレビ開局50周年記念ドラマ
『不毛地帯』(10月より毎週木曜日午後10時)
に坂本龍一さんがメインテーマを書き下ろすそうです。
ドラマは唐沢寿明さん主演で、半年に及ぶ長編。
いやー、楽しみですね。教授を起用するなんて、
フジテレビの力の入り方がわかります。
原作は読んだことはないけど、山崎豊子さんのものだということです。
これに長澤まさみちゃんが出演とかになると、
もっと興奮するんだけどなぁ。
どんな音楽がきけるんだろう、わくわくしちゃいます。
でも、10月期のドラマの情報をこんな8月下旬に知ってしまって、
その日が来たら忘れてしまっていないかどうかが心配。
忘れっぽいからね~。
教授ファンの方、教授に興味をもっている方、
忘れないで見てみましょう。
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雨ナラバ

2009-08-24 19:12:33 | days
今日は夕立が降りました。
ざざーっと勢いよく落ちてきて、さっと上がる雨です。
江戸っ子みたいな雨です。

それで昨日、ドライブしながら裕木奈江さんのCDを聴いていて
頭にひっかかっていたのが、「りんごでもいっしょに」
という故・村下孝蔵さん作詞作曲の歌でした。

___

雨なら ここに座っていようよ
虹の空が かならず来る
___

文学的な読み方をすると、人生の苦境や不運な時期でも、
絶対にそこを通り抜けて、虹がかかるような美しく幸せな瞬間が
訪れるんだよ、と読めますね。

そういう希望は、虹に喩えたところで、なんの根拠も持っていないし、
そういう信念っていうか、望みを持って生きている人は、
なんとなく危うくて、とんでもない転び方をしそうな気もしますが、
それでも、そんな姿勢でいる人をみると応援してあげたくなりますね。
女子バレーとか、スポーツはそうですもんねぇ。

虹の空がかならず来る。
僕は、それが危ういものでも、そういう気持ちで生活していたいです。
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女子バレー・vsブラジル二戦目

2009-08-23 22:53:54 | スポーツ
女子バレーのワールドグランプリ決勝ラウンド最終戦、vsブラジル戦。

日本は前回よりもサーブで崩される場面が少なかった。
日本の調子がよかったのか、それともブラジルの調子が良くなかったのか。
どうも後者のような気がしますが、それでも、日本は王者ブラジルと
対等といえるくらいの良い試合をしていました。
世界No1のチームと試合をしてまったく勝負にならない
ってことはなかったですからね。
ブロックも決まっていたし、アタックも決まっていたし、
どうやってもレシーブできないような相手のアタックはあったけど、
それでも、3-1で敗北という結果、1セットをもぎとったことは自信にして
いいのではないでしょうか。

途中出場した選手では、谷口選手が良かったですね。
32歳で10年ぶりの代表召集ということだったらしいですが、
ずっとプレーの精度やパワー、スピードを磨いてここまできたんだろうなぁ。
そういう努力がむくわれた選手の活躍というのは、
見る人に夢を与えますよね。

まだ21歳の狩野舞子選手も、今大会でいろいろ得たものが
あったんじゃないだろうか。
どういうプレーが通用して、どう通用しないか、そういったものを
頭だけじゃなくて、身体で感じたことは大きいんじゃないのかなぁ。
時期リベロ候補の濱口選手もそうだけど、
そういった選手が出てきてくれたことは嬉しいですね。
中心選手が25歳くらいで、ロンドン五輪の主力なんだろうけど、
若い選手が層を厚くするのはかなりのプラス材料ですね。
まぁ、ベテラン選手たちも、若い選手に良い刺激を与えるだけでなく、
試合に貢献するってことも、チームが一丸となって戦うことに
追い風を吹かせますね。
これからもどんどん進化していって欲しいです。
がんばれ!

ワールドグランプリの最終結果は、
優勝:ブラジル
2位:ロシア
3位:ドイツ
でした。
ロシアとドイツにはそれぞれ日本が予選ラウンドで土をつけた相手です。
ベストセッター:竹下佳江
MVP:シェイラ(ブラジル)
でした。
竹下選手はあと10年くらいチームを引っ張っていって欲しい選手だなぁ。
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女子バレー・vs中国

2009-08-22 23:35:18 | スポーツ
女子バレーのワールドグランプリ決勝ラウンド、vs中国戦。
中国が試合巧者というべきなのか、日本は惜しいところまでは行くのだが、
結局3-0のストレート負けを喫した。

荒木選手の復調は好材料なのだけど、
サーブで崩されてなかなかいい形で攻めることができていなかったです。
こちらのサーブは相手のリベロに好捕されるし、
攻めどころに難があったのかもしれない。
昨日がうまく行きすぎたにしても、あれは「まぐれ」ではないはず。
やっぱりビシッとズバンと打てるアタックが必要ですね。
それに、そう打てるようなトスも必要なんじゃないだろうか。
速いトスで打つとか難しいんだろうけど、進化していってほしい。

中国はサーブレシーブも普通のレシーブも良いところがまず長所ではあった。
それと、スパイクの強弱っていうもののメリハリがすごくあって、
強打があるからこそ、フェイントも日本の空白地帯にちょこんと落ちる。
日本はそういうところも取り入れていって欲しいかな、なんて思いました。

あと、試合の途中、何度か感じましたが、
セッターの竹下選手の度胸の良さがありますね。
クールに考えていることと、大胆な度胸の良さの二つの面を感じさせられる。
ただ、ま、個人的な好みなんだけど、もっとその大胆さを強調して
攻めたらどうだろうか、とも思いました。
今日は見られなかったけど、2アタックとか、攻撃の極彩色を見せて欲しい。
そういうのも、限られたバリエーションの中からでは
難しいのかもしれませんが、見たいですよね。

まぁ、あーだこーだ素人が言ったところでなんともならんですが。

明日は最終戦のブラジル戦です。
前回の試合では、3-1で日本は負けました。
アタックの強さといい、サーブの上手さといい、さすが世界一というチームでした。
今度はね、2セットは取って欲しいです。勝つのが一番いいけどさ。

あと、髪型が崩れない男・川合俊一さんの、スロー再生ビデオを使って、
画面にマーキングしながらの解説が面白いです。
「そっか、短い間にこんなに駆け引きをしているんだ」と驚きます。
サッカーで言えば、FWが相手のDFを一人かわし二人かわし、
最後にシュートフェイントを入れてゴールするっていう、
そんな場面に劣らない、繊細ながらも価値の大きいプレーに気づかされます。
昨日の、井上選手の大幅に移動するブロード攻撃なんかはすごかったです。
そういうところも楽しめましたよね。

明日は狩野舞子ちゃんは出るのだろうか。
坂下選手の調子がいいから、ワンポイントブロッカーでしか
出番はないかな。流れが悪くなったら是非使ってほしい選手です。
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