リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

トイレの神様と「のだめ」

2011-03-10 10:55:03 | オヤジの日記
酒の席には、色々な話がある。

昨晩、同業者3人と酒を飲んだ。
私が一番年上、あとは30代2人と20代1人。

その中の一人が、「『トイレの神様』で泣きましたよ」と言った。

その歌を私は8小節しか聞いたことがない。
CS放送の音楽番組でPVが流れていたのだが、毎回8小節程度聞いたらチャンネルを変えることを繰り返した。

まったく興味をもてない歌というのが、誰にでもあると思う。
私にとって「トイレの神様」が、それだった。

心に届かない。
だから聞く気がしない。

ただ、それを聞いて感動して涙する人を私は否定しない。
「へー」と答えるが、感動した理由は聞かない。
面倒くさいからだ。

「そう言えば、EXILE、落ち目だよな」というやつがいた。

それは、ただ新曲を出していないから、あんたの目に触れる機会が減っただけじゃないのか。

私は、EXILEも聞かない。
CS放送でPVが流れたら、すぐにチャンネルを変える。
おそらく8小節も聞いたことがないと思う。
なぜ聞かないのかは、言わない。
フアンの方に申し訳ないと思うからだ。

好きな人は、好きでいいと思う。
私は、それを否定しない。

テレビに頻繁に出ていると、売れていると錯覚する。
だが、その人がたまたま休養に入っていて、テレビなどの露出が減ると「落ち目だな」と思うせっかちな人がいる。

しかし、その人がCMに何本も出ていると、実際の仕事はしていないのに、「売れっ子」だと思われる場合がある。
そして、たいした女優さんでもないのに、CMにたくさん出ているだけで「まるで大女優」という扱いをされる人がいる。

たとえば、それはFノリカさんのことを言っているのだが・・・・・。

「Mさん、嫌いなんですか」と聞かれた。

いや、嫌いではありません。
興味がないだけです。

「もっと、たちが悪い」
3人が同時に言った。

「ところで、上野樹里なんだけど・・・大河ドラマ見たけど、あれじゃまるで『のだめ』だな」
30代の同業者が言った。

そのご意見は、ネットで見かけたことがある。

私は上野樹里が出ている、そのNHKの大河ドラマをBS放送で一度だけ見たことがある。
「本能寺の変」の回だった。

随分と色気のある織田信長だな、と信長役の豊川悦司を見て思った。

では、江姫役のヒロイン、上野樹里はどうだったか。
私には「のだめ」には、見えなかった。

「のだめカンタービレ」は、映画版を観たことがある。

上野樹里と玉木宏は、適役だと思った。
彼らを選んだプロデューサーは、すごいと思う。
「のだめ」の配役は、この二人しか考えられない、と思わせるほど二人は役になりきっていた。

素人考えではあるが、役者さんが「はまり役」に巡りあう確率は、そんなに高くはないのではないだろうか。
多くの役者さんが、「はまり役」を得ずに終えるような気がする。

それを思うと、「はまり役」を得た役者さんは、幸運な人なのだろう。

ただ、その結果、役の残像現象にも惑わされると思う。

そのイメージがあまりにも強すぎて、見る側が「はまり役」を思い浮かべてしまうのである。

だから、あんたは「のだめ」の残像現象を見ているんだよ。
それは、上野樹里が悪いんじゃない。
悪いのは、あんただ。
あんたの脳が残像を消しきれていないからだ。

そんな私の力説に対して、同業者は「Mさんは、上野樹里のフアンなんですか」と聞いてきた。

いや、俺は、柴咲コウだ。

私がそう言うと、「ああ、柴咲コウって言えば、たしかドラマで『オレンジなんとか』だったっけ?」とマヌケな顔の同業者(オレンジデイズだよ、バカ)。

「いや、『大奥』で、クサナギと共演していたよ」ともうひとりのマヌケ顔(大奥はニノミヤ君。クサナギ君は黄泉がえりだ。しかもあれは、共演したのは竹内結子だ、バカ)。

「柴咲コウって言えば、ホラ、ホラ、なんだっけ・・・・・? 思い出せないな。う~ん、柴咲コウに代表作なんてあったっけ?」と強烈なマヌケ顔。


きさまら、俺を本気で、怒らせるつもりか!