3月11日は、中学3年のメル友が、合唱コンクールに出るというので、娘と二人で見に行った。
お昼の休憩のとき、我々二人はホール近くのラーメン屋でメシを食った。
食い終わってホールに帰ろうとしたとき、横断歩道を大きな猫が慌てたように走り抜ける姿を見た。
そして、ホールの階段に来たとき、階段の上からやはり猫が2匹すごい勢いで走り下りてくるのに遭遇した。
ホールで、猫を飼っているのか?
我々は、「まさかね」と笑って、ホールの階段を上った。
そのとき、我々の後ろをカラスが5、6羽、低空飛行で飛んでいく気配を感じた。
「なんだ!」と言って振り返ると、カラスは、低空飛行から一気に上昇して、ホールの屋根の上を目指して消えていった。
その約1時間半後に、大きな地震があった。
私が経験したことが、その前兆だった、などといい加減なことは言わない。
ただ、そういうことがあった、ということを書きたかっただけだ。
不幸なことだが、おそらく日本は世界有数の地震大国だと思う。
それは、誰しもが認めることではないだろうか。
地震予知。
それは、素人が考えるほど簡単なものでないことはわかる。
だが、過去に何度もの大きな犠牲者を出してきたのだから、結果論と言われることを承知で疑問を呈したいと思う。
なぜ、地震予知関連に、もっと予算を回さないのか。
なぜ、あらゆる種類の地震を想定して、地震に強い都市計画を推進しなかったのか、と。
今回の大地震から復興するのに、何十兆円かかるか、想像もつかない。
しかし、その金額は、シミュレーションの好きな役人には、数十年前から予想することは可能だったのではないだろうか。
被害を最小限に抑えるための予知、そして計画的な耐震国の建設。
これらにもっと予算を費やしていたら、復興の費用は、一ケタ違う可能性もある。
今回の地震が、どれほどダメージを与えたか。
いま、シミュレーション好きな役人たちは、それを計算するのに必死かもしれない。
それは、とても大事なことだが、「近い将来また大地震が来るかもしれない」と題目を唱えるより、数十年先のことを考えて、強固な耐震国日本を造るために、現実的な建設のための予算を組むことを考えて欲しい、と切に願う。
役人と政治家は、そのためにいると思うから。
お昼の休憩のとき、我々二人はホール近くのラーメン屋でメシを食った。
食い終わってホールに帰ろうとしたとき、横断歩道を大きな猫が慌てたように走り抜ける姿を見た。
そして、ホールの階段に来たとき、階段の上からやはり猫が2匹すごい勢いで走り下りてくるのに遭遇した。
ホールで、猫を飼っているのか?
我々は、「まさかね」と笑って、ホールの階段を上った。
そのとき、我々の後ろをカラスが5、6羽、低空飛行で飛んでいく気配を感じた。
「なんだ!」と言って振り返ると、カラスは、低空飛行から一気に上昇して、ホールの屋根の上を目指して消えていった。
その約1時間半後に、大きな地震があった。
私が経験したことが、その前兆だった、などといい加減なことは言わない。
ただ、そういうことがあった、ということを書きたかっただけだ。
不幸なことだが、おそらく日本は世界有数の地震大国だと思う。
それは、誰しもが認めることではないだろうか。
地震予知。
それは、素人が考えるほど簡単なものでないことはわかる。
だが、過去に何度もの大きな犠牲者を出してきたのだから、結果論と言われることを承知で疑問を呈したいと思う。
なぜ、地震予知関連に、もっと予算を回さないのか。
なぜ、あらゆる種類の地震を想定して、地震に強い都市計画を推進しなかったのか、と。
今回の大地震から復興するのに、何十兆円かかるか、想像もつかない。
しかし、その金額は、シミュレーションの好きな役人には、数十年前から予想することは可能だったのではないだろうか。
被害を最小限に抑えるための予知、そして計画的な耐震国の建設。
これらにもっと予算を費やしていたら、復興の費用は、一ケタ違う可能性もある。
今回の地震が、どれほどダメージを与えたか。
いま、シミュレーション好きな役人たちは、それを計算するのに必死かもしれない。
それは、とても大事なことだが、「近い将来また大地震が来るかもしれない」と題目を唱えるより、数十年先のことを考えて、強固な耐震国日本を造るために、現実的な建設のための予算を組むことを考えて欲しい、と切に願う。
役人と政治家は、そのためにいると思うから。