11月28日、麻布十番の発酵中華料理 「ナポレオンフィッシュ」 にて、LOVE ROSE 主催による
“ロゼワイン&発酵中華料理のマリアージュディナー” が行われました。
※会の詳細は コチラ
LOVE ROSE 企画としては、今年の7月にプロ向け試飲会&愛好家向け試飲会を開催しましたが、ディナーイベントとしては初になります。
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今回のディナーでは、7種のロゼワインと発酵中華料理を合わせました。
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まずは、ワインから紹介していきましょう。
ワインは、国や品種、味わいのバランスを考え、それぞれの産地や品種の特徴がよく出ているものをセレクトし、前半の4本は2種ずつ飲み比べながら楽しんでいただきました。
ロゼワインといったらプロヴァンス。世界のロゼワインの生産量のトップがフランスで、フランスの中のトップ生産地が南仏プロヴァンスです。
まず最初にロゼワインの代表ともいえるプロヴァンスのロゼを飲んでいただき、その後のロゼとの比較をしていただきました。
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<フランス/プロヴァンス> 左
ロゼ・ア・ラ・ローズ 2010/ファミーユ・スメール (グルナッシュ、サンソー、シラー)
<フランス/ローヌ> 右
コート・デュ・ローヌ ロゼ “トラディション” 2010/シャトー・サンテ・ステーヴ・デュショー
(グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル)
プロヴァンス は果実味と酸味がフレッシュで軽やかな辛口ワインで、スッキリとした飲み口です。これはアペリティフに最適!このまま飲んでも美味しいですが、クセがないので、幅広い料理に合わせられる万能選手です。
ローヌ のロゼには、プロヴァンスには入っていないムールヴェドルが入っています。このブドウは色が濃く、タンニン分もしっかりしているので、このワインに骨格を与えています。色もプロヴァンスよりも赤みが濃くなっています。しっかりした味わい&ややスパイシーなニュアンスが特徴です。
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<フランス/ロワール> 左
メネトゥ・サロン ロゼ 2011/ドメーヌ・ジャン・テイエ (ピノ・ノワール)
<アメリカ/メンドシーノ> 右
セントグレゴリー ピノ・ノワール ロゼ メンドシーノ 2010/グラジアーノ・ファミリー
(ピノ・ノワール)
産地の違うピノ・ノワールの飲み比べです。
ロワール は色もやや淡く、果実味も酸味も繊細でエレガント。楚々とした、ふわりとチャーミングなタッチが楽しめます。
参加者から「やはりフランスのピノ・ノワールは上品でおいしい」という声も。
カリフォルニア は赤の色調が濃く、果実味も鮮やかでイキイキとしています。こちらもチャーミングですが、明るく明快で、飲んですぐ美味しい!と感じるワインだと思います。
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<南アフリカ> 左
フィッシュフック ロゼ 2009/フィッシュフック (ピノ・タージュ)
ピノ・タージュは 南ア ならではの個性を感じられるブドウです。赤ワインだと少々埃っぽさを感じたりすることがありますが、ロゼワインになると、そうした気配はまったく消え失せます。まったり、やわらかな口当たりで、ほどよい飲みごたえが嬉しいワインでした。
<日本/山形> 右
高畠バリック プレミアムロゼ 樫樽熟成 2011/高畠ワイン
(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティヴェルド)
日本 のワインだから日本の品種、というのも候補にありましたが、ここはあえてバリバリの国際品種を使ったロゼを選んでみました。構成だけ見るとボルドーです。しかも樽を使っていています。
最初、冷たい状態で飲み、樽の風味が前面に出ていたので、サービスの際には早めにクーラーから出し、温度を上げて正解。まだ若いので、少し熟成させるとかなり変わってきそうです。
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<ドイツ>
マドンナR ロゼ 2011/ヴァルケンベルグ (ポルトギーザー、ドルンフェルダー)
ドイツといえば“マドンナ”を思い浮かべる人もいるのでは?こちらのマドンナRは、ロゼタイプの甘口ワインです。甘口といっても、やさしく上品な甘さなのに驚かされされました。この味わいなら使い勝手がよさそうです。
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さて、これらのロゼワインとどの料理が見事にマッチングするでしょうか?
【料理編】 に続きます
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ワイングラス協力:東洋佐々木ガラス株式会社
“ロゼワイン&発酵中華料理のマリアージュディナー” が行われました。
※会の詳細は コチラ
LOVE ROSE 企画としては、今年の7月にプロ向け試飲会&愛好家向け試飲会を開催しましたが、ディナーイベントとしては初になります。
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今回のディナーでは、7種のロゼワインと発酵中華料理を合わせました。
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まずは、ワインから紹介していきましょう。
ワインは、国や品種、味わいのバランスを考え、それぞれの産地や品種の特徴がよく出ているものをセレクトし、前半の4本は2種ずつ飲み比べながら楽しんでいただきました。
ロゼワインといったらプロヴァンス。世界のロゼワインの生産量のトップがフランスで、フランスの中のトップ生産地が南仏プロヴァンスです。
まず最初にロゼワインの代表ともいえるプロヴァンスのロゼを飲んでいただき、その後のロゼとの比較をしていただきました。
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<フランス/プロヴァンス> 左
ロゼ・ア・ラ・ローズ 2010/ファミーユ・スメール (グルナッシュ、サンソー、シラー)
<フランス/ローヌ> 右
コート・デュ・ローヌ ロゼ “トラディション” 2010/シャトー・サンテ・ステーヴ・デュショー
(グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル)
プロヴァンス は果実味と酸味がフレッシュで軽やかな辛口ワインで、スッキリとした飲み口です。これはアペリティフに最適!このまま飲んでも美味しいですが、クセがないので、幅広い料理に合わせられる万能選手です。
ローヌ のロゼには、プロヴァンスには入っていないムールヴェドルが入っています。このブドウは色が濃く、タンニン分もしっかりしているので、このワインに骨格を与えています。色もプロヴァンスよりも赤みが濃くなっています。しっかりした味わい&ややスパイシーなニュアンスが特徴です。
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<フランス/ロワール> 左
メネトゥ・サロン ロゼ 2011/ドメーヌ・ジャン・テイエ (ピノ・ノワール)
<アメリカ/メンドシーノ> 右
セントグレゴリー ピノ・ノワール ロゼ メンドシーノ 2010/グラジアーノ・ファミリー
(ピノ・ノワール)
産地の違うピノ・ノワールの飲み比べです。
ロワール は色もやや淡く、果実味も酸味も繊細でエレガント。楚々とした、ふわりとチャーミングなタッチが楽しめます。
参加者から「やはりフランスのピノ・ノワールは上品でおいしい」という声も。
カリフォルニア は赤の色調が濃く、果実味も鮮やかでイキイキとしています。こちらもチャーミングですが、明るく明快で、飲んですぐ美味しい!と感じるワインだと思います。
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<南アフリカ> 左
フィッシュフック ロゼ 2009/フィッシュフック (ピノ・タージュ)
ピノ・タージュは 南ア ならではの個性を感じられるブドウです。赤ワインだと少々埃っぽさを感じたりすることがありますが、ロゼワインになると、そうした気配はまったく消え失せます。まったり、やわらかな口当たりで、ほどよい飲みごたえが嬉しいワインでした。
<日本/山形> 右
高畠バリック プレミアムロゼ 樫樽熟成 2011/高畠ワイン
(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティヴェルド)
日本 のワインだから日本の品種、というのも候補にありましたが、ここはあえてバリバリの国際品種を使ったロゼを選んでみました。構成だけ見るとボルドーです。しかも樽を使っていています。
最初、冷たい状態で飲み、樽の風味が前面に出ていたので、サービスの際には早めにクーラーから出し、温度を上げて正解。まだ若いので、少し熟成させるとかなり変わってきそうです。
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<ドイツ>
マドンナR ロゼ 2011/ヴァルケンベルグ (ポルトギーザー、ドルンフェルダー)
ドイツといえば“マドンナ”を思い浮かべる人もいるのでは?こちらのマドンナRは、ロゼタイプの甘口ワインです。甘口といっても、やさしく上品な甘さなのに驚かされされました。この味わいなら使い勝手がよさそうです。
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さて、これらのロゼワインとどの料理が見事にマッチングするでしょうか?
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【料理編】 に続きます
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ワイングラス協力:東洋佐々木ガラス株式会社