ゴールデンウィークに入ったというのに、北海道では雪が積もったようですが、今日の首都圏は完全に初夏。少し動くと汗ばみます。
こんな時に飲みたいのは、爽やか系の白ワイン。
例えば、Prosecco プロセッコ
プロセッコは、2009年に規定されたイタリアのDOCワインで、軽い発泡のフリッツァンテ、しっかりした泡立ちのスプマンテが知られていますが、実は泡のないスティルワインもあるとか。

左はフリッツァンテ、右はスプマンテ
昨年の10月末、日本で初のプロセッコのプロモーションがあり、セミナーや試飲会も行なわれましたが、プロセッコを飲むなら、肌寒い季節よりも今日のような陽気の日が似合いそうです。
※DOCプロセッコの定義については、以前に詳しく紹介したので、ぜひご覧ください。
→ イタリアのプロセッコが新しくなっています 【前編】 / 【後編】

プロセッコは、イタリア北部のフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州とヴェネト州の2つの州で生産されています。
現在、DOCプロセッコ用の畑は20,000ha、ブドウ栽培者数は10,452、ワインメーカー数は1,201。
DOCプロセッコでも有機栽培が増え、サステーナブルな農業も広まり、さまざまなアプローチが広く行われるようになってきているようです。

右はエチケットに Organic Wineオーガニックワインと表記されています
生産量の30%は国内消費され、70%が輸出されますが、最も多いのがヨーローッパで(69.8%)、次が北米(21.6%)、アジア地域は3位(3.8%)となります。
プロセッコは特にドイツで好まれ、アメリカやカナダでも人気となり、今や国際的な需要が高まっています。
2014年の生産量は3億6000万本でしたが(ちなみにシャンパーニュは3億本)、ワインが足りなくて、需要に対応できなかったといいます。

なぜ、プロセッコが人気なんでしょう?
イタリアでは、今はワインを難しく深刻すぎずに飲む傾向にあり、パッと飲んで楽しむ、軽いワインがある時間を楽しみます。
プロセッコは、そんなイタリア人のライフスタイルの大事な脇役になっています。
昼前から飲んで、ランチにも飲んで、ずっと合わせていられる。
ディナーの前のアペリティフとしても成功しているし、次に続くテーブルでの食事にも合わせられる。
デリケートな味わいだけど、酸があるので口の中をキレイにしてくれるキレの良さもある。
自分が主役にならず、色々なものに控えめに寄り添ってくれる。
甘さのあるdry、やや甘めのextra dry、辛口のbrutと、甘辛のバリエーションがある。
いいことづくし!(笑)

上の2本はextra dry
だから、幅広いつまみ、フード、食事に合わせられる、というわけ。


セミナー講師の方々 [2015.10.29、Tokyo]
左から)ステファノ・ザレッテ氏(プロセッコ協会会長)、マルコ・サベリコ氏(「ガンベロ・ロッソ」編集責任者)、宮沢勲氏(イタリアワインのワインジャーナリスト)

こちらの2本もextra dry
昔は、醸造の際に出る苦みを和らげるために甘さがあるタイプ(extra dryなど)が多かったといいますが、今は苦みが出ないようになったので、辛口のbrutが多くなっています。
飲みやすく、フレッシュで、フルーティーで、切れ味がよく、ボディが重たくない。
軽やかだけれど平凡でなく、気軽に、すぐに喜びを与えられるワイン、それがプロセッコ。
ほら、今の季節にピッタリでしょう?
こんな時に飲みたいのは、爽やか系の白ワイン。
例えば、Prosecco プロセッコ

プロセッコは、2009年に規定されたイタリアのDOCワインで、軽い発泡のフリッツァンテ、しっかりした泡立ちのスプマンテが知られていますが、実は泡のないスティルワインもあるとか。

左はフリッツァンテ、右はスプマンテ
昨年の10月末、日本で初のプロセッコのプロモーションがあり、セミナーや試飲会も行なわれましたが、プロセッコを飲むなら、肌寒い季節よりも今日のような陽気の日が似合いそうです。
※DOCプロセッコの定義については、以前に詳しく紹介したので、ぜひご覧ください。
→ イタリアのプロセッコが新しくなっています 【前編】 / 【後編】

プロセッコは、イタリア北部のフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州とヴェネト州の2つの州で生産されています。
現在、DOCプロセッコ用の畑は20,000ha、ブドウ栽培者数は10,452、ワインメーカー数は1,201。
DOCプロセッコでも有機栽培が増え、サステーナブルな農業も広まり、さまざまなアプローチが広く行われるようになってきているようです。

右はエチケットに Organic Wineオーガニックワインと表記されています
生産量の30%は国内消費され、70%が輸出されますが、最も多いのがヨーローッパで(69.8%)、次が北米(21.6%)、アジア地域は3位(3.8%)となります。
プロセッコは特にドイツで好まれ、アメリカやカナダでも人気となり、今や国際的な需要が高まっています。
2014年の生産量は3億6000万本でしたが(ちなみにシャンパーニュは3億本)、ワインが足りなくて、需要に対応できなかったといいます。

なぜ、プロセッコが人気なんでしょう?
イタリアでは、今はワインを難しく深刻すぎずに飲む傾向にあり、パッと飲んで楽しむ、軽いワインがある時間を楽しみます。
プロセッコは、そんなイタリア人のライフスタイルの大事な脇役になっています。
昼前から飲んで、ランチにも飲んで、ずっと合わせていられる。
ディナーの前のアペリティフとしても成功しているし、次に続くテーブルでの食事にも合わせられる。
デリケートな味わいだけど、酸があるので口の中をキレイにしてくれるキレの良さもある。
自分が主役にならず、色々なものに控えめに寄り添ってくれる。
甘さのあるdry、やや甘めのextra dry、辛口のbrutと、甘辛のバリエーションがある。
いいことづくし!(笑)

上の2本はextra dry
だから、幅広いつまみ、フード、食事に合わせられる、というわけ。


セミナー講師の方々 [2015.10.29、Tokyo]
左から)ステファノ・ザレッテ氏(プロセッコ協会会長)、マルコ・サベリコ氏(「ガンベロ・ロッソ」編集責任者)、宮沢勲氏(イタリアワインのワインジャーナリスト)

こちらの2本もextra dry
昔は、醸造の際に出る苦みを和らげるために甘さがあるタイプ(extra dryなど)が多かったといいますが、今は苦みが出ないようになったので、辛口のbrutが多くなっています。
飲みやすく、フレッシュで、フルーティーで、切れ味がよく、ボディが重たくない。
軽やかだけれど平凡でなく、気軽に、すぐに喜びを与えられるワイン、それがプロセッコ。
ほら、今の季節にピッタリでしょう?

