このGWは、私が普段飲まないようなものを、家でいくつか飲んでみました。
まずは、スペインのシェリーのひとつ「Manzanilla ―マンサニージャ」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/shootingstar.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/24/78b40b8ef156bf8551cfea20658fccb0.jpg)
Manzanilla MICAELA Bodegasu Baron (Spain, Sanlucar de Barrameda)
シェリーはスペイン南部のアンダルシア地方でつくられているワインで、独特のつくり方をすること、アルコールを添加すること、辛口、甘口、極甘口があること、ソレラシステムで熟成されること、などが、大まかな説明になるでしょうか。
白ブドウを白ワインとして発酵させるところまでは、普通の白ワインと同じです。
ところが、発酵が終わり、透明な白ワインができたその表面に、「フロール」と呼ばれる産膜酵母が白い膜状に張ってくるのです。
この産膜酵母がワインを空気に触れさせるのを防ぐため、ワインの色はそのままの状態でありながら、独特の香りや風味をワインにもたらします。
シェリーとして最も有名なのは、辛口の「フィノ」でしょうか。
フロールの下のワインを試飲し、色が白ワインのように淡く、味わいがデリケートなものが「フィノ」になり、色が濃くて味わいがしっかりしたものが「オロロソ」になり、それぞれの熟成工程へと進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/11/ac9cba26845db31414cff86c5218eaf1.jpg)
シェリーはアンダルシア地方の3つの町でつくられていますが、サンルーカル・デ・バラメダ(Sanlucar de Barrameda)という町で熟成されたフィノタイプのシェリーは、「マンサニージャ」と呼ばれます。
つまり、私が飲んだマンサニージャは、白ワインのような透明の外観をした辛口シェリーです。
マンサニージャの町は、大西洋に面した川の河口付近にあるため、涼しい海風の影響で、フロールの状態が安定し、より繊細で軽く、ソフトなものに仕上がると言われます。また、海風の潮の風味が感じられるものもあるとか。
ボデガス・バロンの「ミカエラ」は、軽いタッチの口当たりで、ピュアな透明感があり、やさしくかつスッキリとした味わいが楽しめます。
それでいて、ナッツのような濃厚な余韻もあり、なかなかいいバランス。
酒精強化されていて、アルコール度数は15%ありますが、でも、デリケートなスタイルなので、アルコールの強さはあまり感じません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
フィノタイプは、アペリティフとして、何かつまみながらサッと飲むのが定番ですが、このマンサニージャは独特の風味のある白ワインを飲んでいる感覚に近く、フードとも幅広く合わせられます。
3日間にわたり、私が家で試したのは、スペアリブ、巻寿司、いなり寿司、エビフライなど。
スペアリブの甘辛いタレも豚肉もマンサニージャによく合いました。
いなり寿司もおいしく、柚子ポン酢をかけてみたエビフライとも上々でした。
思ったよりも使い勝手がよく、これからも家ゴハンで飲みたくなりました。
マンサニージャは独特の風味があるので、慣れなと最初は飲みにくいかもしれませんが、色々なフードと合わせやすいですから、ワイン持ち寄りパーティーにこれを持参すると、他の人とはかぶらない上、いいアクセントになってくれるかと思います。
シェリーは色々と種類があり、どれを選んでいいかわからなくなりますが、まずはこのマンサニージャを覚えておくと、かなりお役立ちです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
(輸入元:キムラ)
まずは、スペインのシェリーのひとつ「Manzanilla ―マンサニージャ」
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/24/78b40b8ef156bf8551cfea20658fccb0.jpg)
Manzanilla MICAELA Bodegasu Baron (Spain, Sanlucar de Barrameda)
シェリーはスペイン南部のアンダルシア地方でつくられているワインで、独特のつくり方をすること、アルコールを添加すること、辛口、甘口、極甘口があること、ソレラシステムで熟成されること、などが、大まかな説明になるでしょうか。
白ブドウを白ワインとして発酵させるところまでは、普通の白ワインと同じです。
ところが、発酵が終わり、透明な白ワインができたその表面に、「フロール」と呼ばれる産膜酵母が白い膜状に張ってくるのです。
この産膜酵母がワインを空気に触れさせるのを防ぐため、ワインの色はそのままの状態でありながら、独特の香りや風味をワインにもたらします。
シェリーとして最も有名なのは、辛口の「フィノ」でしょうか。
フロールの下のワインを試飲し、色が白ワインのように淡く、味わいがデリケートなものが「フィノ」になり、色が濃くて味わいがしっかりしたものが「オロロソ」になり、それぞれの熟成工程へと進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/11/ac9cba26845db31414cff86c5218eaf1.jpg)
シェリーはアンダルシア地方の3つの町でつくられていますが、サンルーカル・デ・バラメダ(Sanlucar de Barrameda)という町で熟成されたフィノタイプのシェリーは、「マンサニージャ」と呼ばれます。
つまり、私が飲んだマンサニージャは、白ワインのような透明の外観をした辛口シェリーです。
マンサニージャの町は、大西洋に面した川の河口付近にあるため、涼しい海風の影響で、フロールの状態が安定し、より繊細で軽く、ソフトなものに仕上がると言われます。また、海風の潮の風味が感じられるものもあるとか。
ボデガス・バロンの「ミカエラ」は、軽いタッチの口当たりで、ピュアな透明感があり、やさしくかつスッキリとした味わいが楽しめます。
それでいて、ナッツのような濃厚な余韻もあり、なかなかいいバランス。
酒精強化されていて、アルコール度数は15%ありますが、でも、デリケートなスタイルなので、アルコールの強さはあまり感じません。
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フィノタイプは、アペリティフとして、何かつまみながらサッと飲むのが定番ですが、このマンサニージャは独特の風味のある白ワインを飲んでいる感覚に近く、フードとも幅広く合わせられます。
3日間にわたり、私が家で試したのは、スペアリブ、巻寿司、いなり寿司、エビフライなど。
スペアリブの甘辛いタレも豚肉もマンサニージャによく合いました。
いなり寿司もおいしく、柚子ポン酢をかけてみたエビフライとも上々でした。
思ったよりも使い勝手がよく、これからも家ゴハンで飲みたくなりました。
マンサニージャは独特の風味があるので、慣れなと最初は飲みにくいかもしれませんが、色々なフードと合わせやすいですから、ワイン持ち寄りパーティーにこれを持参すると、他の人とはかぶらない上、いいアクセントになってくれるかと思います。
シェリーは色々と種類があり、どれを選んでいいかわからなくなりますが、まずはこのマンサニージャを覚えておくと、かなりお役立ちです
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(輸入元:キムラ)
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