ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

静岡発のクラフトビールが東京でも飲めるんです

2016-09-15 10:00:00 | ワイン&酒
試飲会では、ワインだけではなく、ビールにも出合うことがあります。
一応、ビアソムリエの資格を持つ私ですから(笑)、ビールも気になります


ベアードビール  Baird Beer  (静岡県伊豆市)

パッと見がとても印象的だったので、思わず、「飲ませてください!」

ベアード・ブルーイング・カンパニーは2000年に創業。
実際にビール醸造所として稼働し、沼津のタップルーム(タップは注ぎ口のことなので、注ぎ口から飲める部屋、店の意味)で販売し始めたのは2001年1月になります。

その後、2014年に修善寺(静岡県伊豆市)に移転し、現在に至ります。



ラベルがとてもポップで印象的。
現在、12種類のビールがあるそうです。
もちろん、それぞれに味わいが違い、飲んでみると、それがよくわかります。
一番人気は、右端の「Rising Sun Pale Ale」だそうですよ。

自然発酵で醸造し、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で泡が生まれます。
無濾過なので、ビールはもわもわっとしていますが、うまみたっぷり。
じわ~んと沁みてくる滋味な味わいが楽しめます。

12種のビールそれぞれにオススメマッチングの料理を提案しているので、色々と挑戦するのも楽しいと思います。



ちなみに、「Rising Sun Pale Ale」はチーズバーガーやシェーブルチーズ、すぐ上の左端の黒っぽいラベルの「わびさびジャパンペールエール」なら、フレッシュサラダ、刺身、ブリー・ド・モーだそうです。

なお、伊豆のブルワリーも直接訪問できますが、都内(原宿・中目黒・高田馬場)や横浜(馬車道)にタップループがあり、そちらで生ビールが飲めます。料理もあります。
これは嬉しいですね~

Baird Tap Rooms
http://bairdbeer.com/ja/tap/index.html


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胸キュンワイン「リサとガスパール」

2016-09-14 11:15:45 | ワイン&酒
昨日の試飲会で、ズキュンと胸を撃ち抜かれたワインがありました。
日本初登場だそうです。

それは、フランスの絵本から生まれた人気キャラクター 「リサとガスパール」のエチケットのワイン。



シャルマ方式のNVスパークリングワイン2種(白・ロゼ)




Bordeaux Blanc 2014 と Bordeaux Rouge 2013
Chardonnay 2014Pinot Noir 2014 は Vin de Pays d'Oc

ワインは17のワイナリーが加盟するMC Groupの協力により、同グループのベストセラー商品の中から6アイテムを厳選したセレクションになっています。
どれもキュートで、胸キュンキュン



すべて試飲した中での私のイチオシは、ロゼのスパークリング “Rose Sec”

ガメイ、カベルネ・フラン、グルナッシュ、ピノー・ドニス、シラーというユニークなブレンドで、飲むと果実味がとても豊かで、ジューシーなんです。泡はやさしくクリーミー。ほどよい厚みがあり、うまみも乗り、ワイン上級者でも納得の味わいだと思います。
疲れた時などに、ほっと癒してくれそうなフルーツ感が気に入りました。

週末や休日に家でゆっくり飲むもよし。
女子会に持参したら、カワイイ!と言われること間違いなしの胸キュンワインです。



白のスパークリング“Blanc de Blancs”はユニブラン100%の辛口タイプ。
こちらはスッキリしているので、乾杯から食前酒にオススメです。

スパークリング2アイテムの希望小売価格は、2,100円(税抜)。
スティルワイン4アイテムは、2,300円(同)。
このプライスも嬉しいですよね。


バックラベルもカワイイ~ Gaspard et Lisa



そうそう、今年初めて、ボジョレー・ヌーヴォー にもリサとガスパールが登場するそうです。



ボジョレー南部の生産者ヴィニュロン・デ・ピエール・ドレの手によるもので、ブドウの平均樹齢は約40年。希望小売価格は2,800円(同)。

2016年のボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月16日(木)。
かわいいリサとガスパールラベルは、パーティーでも人気者になりそうですね。

ちなみに、白い子がリサで女の子、黒い子がガスパールで男の子です

(輸入元:ヌーヴェル・セレクション)


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「周五郎のヴァン」は山梨のワイン

2016-09-13 18:33:47 | ワイン&酒
今日出かけた試飲会の最後の最後に立ち寄った中央葡萄酒さん(山梨県甲州市)のブースで、いぶし銀の輝きを放っていたのが、古くからのファンにお馴染みのこちら。


周五郎のヴァン 中央葡萄酒 (山梨県甲州市) 720ml  2,732円(税込)

勝沼のワイナリーを訪問すると、昔からいつもあります。
ラベルデザインは昔から変えていないとのこと。

黒ブドウのマスカットベリーAと、白ワインをつくる甲州の混醸ワインです。
そこに、フランスから輸入しているブランデーを添加して酒精強化しています。
アルコール度数は16%

シェリーと同じソレラシステムで、新しいワインをどんどん継ぎ足していくウナギのタレ方式。
60年以上前から造られているそうなので、当時のワインが混ざっているかもしれません。

見た目は赤ワインで、飲むと独特の風味と甘みがあります。
マデイラ、ポートワインタイプの甘口赤ワインで、分類は「甘味果実酒」。
コクがあり、じわ~っと旨味が広がり、余韻が長く、ほっこり。
食後酒として楽しみたい、オトナのワインでしょうか。



ワイン名の「周五郎」は、作家の山本周五郎(1903年~1967年)のこと。
著書の中で、新しいたのしみを見つけた、と、このワインを絶賛しています。

これまでの和製ブドー酒のどれにも似ない本当の「ヴァン」らしい「ヴァン」という感じがした。



今日は朝から涼しく、秋の気配を感じました。
秋の夜長、お気に入りの本を古い本棚から引っ張り出し、こんなワインを飲みながら読むのもいいかもしれません。

酒精強化ワインなので、いったん抜栓しても、しばらく長持ちします。

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新AOP制度導入で注目度アップ!ルクセンブルクワインの魅力

2016-09-12 12:45:08 | ワイン&酒
8月上旬、「ルクセンブルクワイン・テイスティング」が都内のルクセンブルク大使館にて開催されました。



ルクセンブルクは、九州より小さく四国より大きい面積(2,586 平方キロ)を持つ、人口約55万人の小さな大公国(大公国は世界唯一)です。


左)ルクセンブルク大公国 ベアトリス・キルシュ駐日大使
右)ルクセンブルク貿易投資事務所  松野 百合子さん


ドイツワインで有名なモーゼル川はルクセンブルクとドイツの国境を流れ、ルクセンブルクのモーゼル川流域でもワインが伝統的に造られています。

モーゼル川流域でつくられるルクセンブルクワインも“モーゼルワイン”と呼ばれますが、ドイツのモーゼルが“Mosel”であるのに対し、ルクセンブルクのモーゼルは“Moselle”と綴られます。
発音は同じですが、綴りが違うのが見分けるポイントです。

ルクセンブルクでのワインづくりの歴史は2000年にもおよび、ケルト人、ゴール人、ローマ人によるブドウ栽培から始まり、中世の修道院によるブドウ畑の開拓で発展を遂げます。

18世紀初頭には、記録的な冷害で生産地の縮小がありましたが、19世紀になると、白ワイン品種の栽培が本格化し、1932年にはルクセンブルクのワイン法が施行されます。

1991年にはクレマン・ド・リュクサンブール品質管理(Cremant de Luxembourg Apellation Controlee)が導入され、2015年には新品質基準AOPが導入されました。

※2015年以前のルクセンブルクワインについては、以前の記事を参考にしてください → コチラ




今回のテイスティングでは、2015年に導入された 新品質規格 (AOP)
“Appellation d’origine protégé – Moselle Luxembourgeoise” が紹介されました。

2014年まで
個々のワインを科学的に検査&専門家による官能検査を「毎年」行ない、
科学的検査&官能検査結果をポイントにして4等級に格付け分類。

2015年以降
AOP Moselle Luxembourgeoiseを設置し、毎年のポイント評価制ではなく、
生産地と収穫高による新しい格付けに移行。

最大収穫高100hl/ha(リヴァネールとエルブリングは115hl/ha)を守ったワインをAOP認定。
産地を表記する際の規格を厳密化し、産地によりワインの品質を特定。


[AOP新格付け](2014年ヴィンテージより適応)

Côtes de
調和のとれた日常ワイン。最大収量100hl/ha(ElblingとRivanerは115hl)

Coteaux
手作業による収穫。それぞれの土地の特徴が表現された優良なブドウ畑のワイン。
北)Grevenmacher地区(グレーヴェンマハ )=貝殻石灰質→ ミネラル感の強い優雅なワイン
南)Remich地区(レミッヒ)=粘土質泥灰岩コイパー →やわらかでバランスの取れたフルボディ


(ルクセンブルク貿易投資事務所のプレゼンテーション資料より引用、加工)

Lieu-dit
最上の畑のワイン。手作業でセレクションしながら収穫。最大収量 75hl/ha
“Premier cru” または “ Grand premier cru”の格付け併記も可能。



上は、Remich地区のCoteaux de Remichですが、Lieu-ditの規定をクリアしているため、“ Grand premier cru”表記が併記されているAOC Moselle Luxembourgeoiseワインです。


Crémant de Luxembourg
1991年に制定されたAppellation Crémant de Luxembourgの呼称を使用するための品質基準を踏襲。
2014年ヴィンテージより適用で、細かい規定がありますが、抜粋してまとめます。

手作業による収穫。 全房圧搾。搾汁は150kgのブドウから100Lまで。
瓶内二次発酵(最低9カ月)。 デゴルジュマンによる澱の除去。
残糖量50g/L以下。二酸化硫黄含有量の上限150mg/L。

2016年から瓶内熟成24カ月以上のクレマンに“millésimé”呼称が適応されます。
つまり、2014年という年号表記のクレマンが間もなく登場します。



ルクセンブルクのクレマンはスタイリッシュな姿のものが多い?
テーブルを華やかに盛り上げてくれそうです。

その他にも、ルクセンブルクワイン周辺では、さまざまな展開が始まっています。

{

貝殻石灰土壌の影響で強いミネラル感のあるルクセンブルクの「リースリング」
ドイツのモーゼルによく似たタイプもありました。



単一品種として仕込む「オーセロワ」が面白い!
食事によく合う「ピノ・グリ」は現地でも人気急上昇中。



エレガントな「ピノ・ノワール」は、約20年前から栽培が始まり、今では全体の10%まで増えてきました。



ルクセンブルクワインの年間生産量は120,000~150,000 hlと少なく、量は2008年をピークに縮小傾向にありますが、新しいAOP制度の導入など、クオリティを高める方向に向かっているといえます。

生産量の約半分を近隣国に輸出し、日本へのルクセンブルクワインの輸入はまだ数が少ないですが、新たに2つの輸入元が加わるそうです。
今回のプレゼンテーションでも、いくつかの輸入元が興味を示していたので、少しずつ増えてきそうな予感がします。



ルクセンブルクは、人口100万人あたりのミシュランの星付きレストラン数が日本に次いで2位という美食国で、ワイン消費量も世界トップクラス。

大陸性気候の影響を含んだ西岸大洋性気候で、冬の寒さは厳しくなく、夏は極端に気温が高くなることはないということですから、実際に訪問し、美食とワインを楽しむのに最高な地かもしれません。


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世界の機内食案内[18] トルコ航空 イスタンブール~アテネ

2016-09-11 11:32:48 | 機内食
&GP「世界の機内食案内[18] トルコ航空 イスタンブール~アテネ」 がアップされました。

イスタンブールからアテネは1時間半程度の短いフライトなんですが、それでもしっかりとした機内食が出てきました!
ビールだって飲んじゃいましたよ(笑)

世界の機内食案内[18] トルコ航空 イスタンブール~アテネ




記事リンク
https://www.goodspress.jp/reports/55228/

&GP
https://www.goodspress.jp/



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家飲みにオススメの“スーパー”ピノ・ノワール

2016-09-10 15:25:46 | ワイン&酒
ここ最近、家飲みでおいしいと思ったスーパーワイン(スーパーで買えるワイン)が、
チリルイス・フェリペ・エドワ-ズのピノ・ノワール


Luis Felipe Edwards Pinot Noir 2015  (Chile, Central Valley)

チリに1976年に創業した家族経営ワイナリーのエントリーレベルワインです。
輸入元希望小売価格が 850円(税抜)と安く、しかも、地元のスーパーのワイン割引セールの時に買ったので、かな~りお買い得プライスで入手しました。

飲んでみると、ほどよい飲みごたえのあるミディアムボディです。
果実味がピュアで、酸が上品に支え、余韻はそれほど長くありませんが、家であれこれ食べながら飲むのにちょうどいいタイプ。アルコール度数は13.5%。

だし系、しょうゆ系の、しっとりみずみずしい食感のフードがオススメで、筑前煮、おでんのかんもどき、酢豚みたいな料理も良さそうです。香ばしいベーコンも
まろやかでクリーミーなチーズもよく合いました。





チリといえばカベルネが有名ですが、お安いワインだと、ちょっと青臭くて飲みにくかったりするものがあります。
でも、軽くてフルーティーに仕上がるピノ・ノワールなら、ハズすことは少ないかと思います。

ピノ・ノワールのワインは基本的にはお高いですが、アンダー1000円で買えるカジュアルなチリのピノ・ノワールは実質的で、オススメです。

このルイス・フェリペ・エドワ-ズは、チリのベストワインプロデューサー賞(2012年)も受賞しているワイナリーですから、ワインメーカーの力もあると思います。

(輸入元:三菱食品)

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L.A.の文化を発信する BLU JAM CAFEオープン!@代官山

2016-09-09 18:01:20 | レストラン&店
ロサンゼルスに3店舗を展開するブランチ専門の大人気店 「Blu Jam Café」が、東京・代官山にオープンしました。日本初上陸です!
そのオープニングにお邪魔してきました。

オーナーは、「ロサンゼルスの朝」を創り出してきたMr. Kamil Majer氏。
あえて日本仕様にするのではなく、現地の料理と人が織りなす雰囲気すべてをそのまま感じられる居心地と料理が楽しめます。

コンセプトは “ Bringing L.A. to YOU ! ”( あなたにロサンゼルスをお届けします! )

“ブランチ専門”ということで、夜もブランチメニューが楽しめます。
つまり、“ALL DAY BRUNCH”

ブランチといっても、メニューが非常に豊富で、動物性の食材を一切使わない完全ベジタリアンのVegan(ビーガン)、穀物を使わないグルテンフリー、さまざまな食材を使うノーマルと、さまざまなタイプの料理が用意され、内容が充実しています。



CRUNCHY FRENCH TOAST

現地での絶大な支持を得ているメニューで、コーンフレークをまぶしたクランチーなフレンチトーストにフレッシュベリーが添えられています。バニラビーンソースをかけていただきます。レギュラーサイズは1,980円。ハーフサイズ(1,270円)でもかなりお腹にたまります。



BRUNCH CARBONARA (GLUTEN-FREE) 

こちらも現地で人気というブランチカルボナーラ。グルテンフリーメニューです。グリーンピース、ベーコン、ポーチドエッグ、パルメザンチーズ、パセリのグルテンフリーリゾット、ピストソース。1,350円



VEGAN RANCHEROS

ビーガンランチュロス はグルテンフリー。揚げたトルティーヤの上に、豆腐、黒豆、パプリカ、パクチー、チポトレソース、アボカド、ビーガンサワークリーム、トマトのサルサが載っています。
パクチーがいいアクセントになっています。1,270円
※画像左はクランチフレンチトーストのハーフサイズ



STEAK HASH

ステーキハッシュは、牛テンダーロイン、キャラメルオニオン、グリルドポテト、マッシュルーム、スピナッチ、ブルーチーズ、ポーチドエッグ、ハーブオランデーソースが材料の、グルテンフリーメニューです。
肉は賽の目にカットされているので、肉料理らしくないかもしれませんが、食べるとガッツリ!これもなかなか手強い!2,330円



BLU JAM BENEDICT

ブルージャムエッグベネディクトは、 イングリッシュマフィンに、ポーチドエッグ、オランデーソースをトッピングしています。ノーマル料理で、これもボリュームがあります。具材により、価格が変わります。
※Salmon&Tomato 1,550円、Ham&Bacon 1,450円、Spinach&Mushroom 1,450円

見た目もキレイで、おいしさにもこだわった料理ばかりなので、満足度がかなり高いと思います。

※メニュー情報はホームページに詳しく載っていますので、下のHPを参照ください。



ソフトリンク類は、エスプレッソ(400円)、アメリカーノ(コーヒー、Hot/Ice 500円)、紅茶各種(500円)のほか、色々なメニューが用意されています。

ビールやワインもありますので、ご安心を(笑)



スパークリングワイン はグラス1,100円、ボトル6,300円
※カリフォルニア産



ワインは白赤各3種ずつ、バイザグラスで650円から用意されています。
ボトルは3,300円から。



クラフトビール もオススメです。
メキシコの白ビール「Day of the Dead」(1,300円)と、サンフランシスコ郊外の「Lagunitas」のIPA(1,400円)を飲んでみました。
どちらもウマイ!白ビール好きの私としては、イチオシは「Day of the Dead」



スイーツ類もあり、1日中オープンしているので、ブランチはもちろん、ランチタイム、ティータイム、ディナータイムと楽しめます。

とにかく、一皿のボリュームが大きいので、オーダーの際はご注意を。
女性なら、4人で行って4皿頼めば、満腹になるかと思います。




店内は広くてゆったりとして、ダークブラウンの色調が落ち着いた雰囲気。



スタッフは若くてフレンドリー。メニュー説明もていねいでした。




代官山の駅からとても近いので、かなり使い勝手がいい店になりそうです。



駅から山手通り方面に出る手前、右手のビルの看板を目印にしてください。



階段を降りたら、左手のエレベーターでB2へ。




BLU JAM CAFE DAIKANYAMA

東京都渋谷区代官山町20-20モンシェリ代官山 B2-2
Tel.03-6455-1446
営業時間:Brunch 11:00-17:00 Night Brunch 17:00-22:00
定休日:火曜
http://www.blujamcafejapan.com/

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Asia Wine Trophyにも注目

2016-09-08 09:00:00 | ワイン&酒
ワインの審査会は世界中で開催され、この日本でも「Japan Wine Challenge」(JWC)が開催されています。

独ベルリンのワイン審査会「Berliner Wein Trophy」を1994年から主催するDeutsche Wein Marketing(DWM)は、2013年から韓国のDaejeon(テジョン、大田)で 「Asia Wine Trophy」 を開催しています。



2015年は「第3回 Asia Wine Trophy」が9月に開催され、私も審査員として参加しました。



Asia-アジアとありますが、審査するワインは世界各国からのもので、審査員も世界各国からやってきています。



1つのテーブルが1チームとなり、チームリーダーが進行していきますが、私のチームは全員がアジア出身でした。
会話は英語でチャッチャと進んでいきます。

1回のフライトで十数本をブラインドでテイスティングし、決められたチェック項目にポイントを入れ、ポイントの合計を計算してからチームリーダーにその都度シートを提出します。
短時間にサッと判断するので、かなり難易度が高い審査でした。

この審査を1日に何回もこなし、さらに「Asia Buyers Conference」があって、私はあるプログラムのパネリストとして登壇しなければならなかったので、その準備&プレッシャーも大変でした。

それでも、ここに呼んでいただいたことは光栄で、いい経験になりました。
なにより、色々な人と出会えたことが、いい財産となりました。


同じチームメンバーの皆さん、お世話になりました!

例えば、本日(9/8)、都内でオーストラリアワインセミナーの講師を務めるデニス・ギャスティン氏(オーストラリアの著名ワインライター)とも、2015年の審査会で知り合いました。
デニスさんには、審査会の後のDaejeon International Wine & Spirits Fairでもアジアのワインを紹介してもらい、大変お世話になりました。今日再会できるのが楽しみです。

※デニスさんに紹介してもらったワイン(2015/9) →コチラ



今年のAsia Wine Trophyは10月下旬の開催ということですが、また参加できたら光栄です。

Asia Wine Trophy
http://www.dwm.de/1/professionals/trophies/asia-wine-trophy/


【参考】
韓国で聞いたワイン事情コチラ


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ギリシャの猫@アテネ

2016-09-07 10:00:00 | お出かけ&旅行
「ギリシャの猫@サントリーニ島」に続き、アテネで出合った猫 を紹介します



アテネを散策中、偶然通りかかった脇道で猫を発見!
猫好きとしては、追いかけたくなるってもの(笑)



サバトラ模様の入った美猫さんでした。
下になにか気になるものがあるようですが、見渡すところ、特になにもありません。
猫って、何を見ているのかわからない時が、よくありませんか?



お尻まで追っかけてすみません(笑)

この猫を見つけたのは、アテネの中心部のシンタグマ広場に近い場所の脇道です。
そこに、アテネに入ってから気になっていた紫色の花の樹がありました。



この花の樹、アテネのいたるところで見ましたが、名前がわかりません。
街路樹になっている通りもあり、花が本当にキレイで、よく目に付きました。




帰国後、この花のことはすっかり忘れていましたが、先日、南アフリカの“JACARANDA Wines”の紹介記事を書いていた時に、ワイナリー名の由来となっている“ジャカランダ”こそが、アテネの街中に咲いていた花だと、ようやくわかりました!

アテネでは、ジャカランダは5月から6月に見事な花を咲かせるということですから、この時期に出かけるなら、ぜひジャカランダの花を楽しんできてください。
アテネの街中なら、およそどこに行っても見られるはずです。

※JACARANDA Winesの紹介記事 → コチラ


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東京のギリシャ料理店「スピローズ」

2016-09-06 10:00:00 | レストラン&店
昨日は、アテネのレストランで食べた「ムサカ」を紹介しましたが、ギリシャより帰国後、都内のギリシャ料理店で食べたムサカがまた違ったタイプでした。

お邪魔したのは、蒲田にあるギリシャ料理店 「スピローズ」
以前は六本木にあり、その後、今の蒲田に引っ越しされました。
六本木時代にも一度お邪魔したことがあります → コチラ

今回はギリシャ取材の仲間たちと訪問し、色々な料理が食べられる「ギリシャ周遊コース」(3,000円/1名、2名より)にしてみました。

ギリシャ周遊コースでは、
「本日の前菜、サガナキ、ギリシャサラダ、バカリャロ、ポークスブラキ、ムサカ」が出てきます。


ギリシャサラダ、サガナキ、本日の前菜(オリーブ) ※3人前

ギリシャといえば、ギリシャサラダ
先日の記事でも、さまざまなギリシャサラダを紹介 しました。

サガナキは、ギリシャ語の直訳では“小さなフライパン”ですが、チーズの鉄板焼きのことで、色々なチーズが使われます。
スピローズではキプロス産ハロウミチーズを使っていますが、ギリシャでもキプロスのハロウミはポピュラーなようです。
ハロウミは繊維状の組織で歯ごたえがシコシコしているので、食べると食感が面白く、キュッキュします。レモンを絞るのが定番の食べ方です。



バカリャロ (Bakaliaros)  ※6人前

タラとナスのフリッターで、ビールで小麦粉を溶いた衣で揚げています。
日本の天ぷらによく似ていますので、日本人にはとても食べやすい料理だと思います。



ポークのスブラキ  ※3人前

スブラキも先日の&GPの記事で紹介しました。
肉の串焼きで、こちらは豚バージョンで、サワークリームが添えられています。
アテネでもポークのスブラキを食べたので、懐かしい~



ムサカ  ※2人前

アテネで食べたムサカはビッグサイズでしたが、こちらはココット皿に入れられたかわいいサイズで、見た目はグラタンみたいです。



スプーンですくってみると、ナス、ポテト、ミートソースが重なっています。
一番上に載せられたベシャメルソースがクリーミーで、やさしいムサカでした。

コース料理はここまで。
でも、最後のシメに、ギリシャで大ファンになったコレを単品でオーダーしました


ギリシャヨーグルト



この店はギリシャワインが色々と揃っています。
ボトルで3000円台からあり、4000円前後が主力価格帯で、お手頃です。



まずはギリシャのビールで乾杯!といきたかったのですが、なかったので、キプロス島のビールで乾杯!


DOLPHINS SANTORINI AVANTIS ESTATE

まずは、サントリーニ島の白ワイン“アシルティコ”を。
サントリーニ滞在中は色々と飲みましたが、この造り手のものは飲めなかったので、いい出合いとなりました。


PAPAGIANNAKOS SAVATIANO

白2本目は、アテネ近郊アッティカにあるワイナリー「パパヤナコス」で、今回訪問しました。
ブドウ品種は“サヴァティアノ”



ワイナリー「パパヤナコス」のオーナー母娘



垣根式の畑もありましたが、石ゴロゴロの古い株仕立ての畑もありました。



KOKKINO Kpaєi Selection Vol.3 Estate Constantin Gofas

KOKKINOは“赤”の意味。
アギオルギティコの赤ワインで、ペロポネソス半島のネメアの生産者。


LYRARAKIS KOSTIFALI 2014

クレタ島の生産者リララキスがつくるコツィファリ100%の赤。
コツィファリは、色が淡めですが、アルコール度数が高くなるブドウです。

(ワイン輸入元:有限会社ノスティミア)

※ギリシャワインについては、&GPの特集記事をご覧ください → コチラ



楽しかったギリシャ取材でしたので、帰国後も本格的なギリシャ料理を食べ、ギリシャワインを飲めるのが嬉しかったです。
都心部からは少し離れますが、なかなかいい店です。
ギリシャ大使館御用達だそうです。

今回はコース料理にしましたが、もちろん単品でもオーダーできます。




TAVERNA SPYRO'S スピローズ
東京都大田区蒲田5-7-6
http://www.spyros.tokyo/index.html


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美味「ムサカ」@ギリシャ

2016-09-05 12:00:00 | おいしい食べもん
&GP 【トラベル体験記】地中海式食生活と山海の幸を楽しめるギリシャのおいしい旅! の中に登場した、ギリシャの伝統料理 「ムサカ」を作っていた厨房の中を撮影しました。

ムサカ (英語ではmoussaka)はギリシャだけではなく、トルコや東地中海、バルカン半島地域周辺の料理だそうで、肉や野菜などをオーブンで重ね焼きしたものです。宗教的な点から、肉が入らないムサカもあるとか。

私が東京で食べたことがあるのは、四角いバットで作ったものを四角くカットしたものでしたが、形状は色々あるようです。



5月に訪問したアテネのレストランでは、丸いケーキ型のような焼き型で作っていました。
この焼き型に材料を順に重ねていき、オーブンでこんがり焼いています。



焼き型の上にお皿を被せ、ひっくり返しながらムサカを型から取り出し、サーブ用のお皿に移していました。
ムサカが型にくっついたら抜けにくそうですが、キレイに取れています。
このタイプの型は技が必要ですが、耐熱容器で焼き、そのままテーブルに出す方法も、家庭などでは多いようです。





テーブルにサーブされたムサカ。
大きなムサカがお皿にドーンと盛られると、迫力があります。



取り分けた後のお皿を見ると、かなりの脂、油…
このアブラが潤滑油となってくれるので、焼き型から抜けやすいのかもしれません。



ナス、挽肉、ジャガイモ、ホワイトソース、チーズと、ボリュームたっぷり!

カリフラワー、ズッキーニ、ほうれんそうetc...、ほかにも色々な野菜が使われるようで、家庭によって、それぞれの具材、味付けがあるようです。
肉なしで作る時は、ナスをみじん切りにして挽肉に見立てたりするとか。

家庭で作る時は、普段用なら小ぶりの耐熱皿などで、パーティー用なら大きな器でドーン!と作ると豪華に見えるかと思います。

これから涼しくなってくる季節には特に、アツアツのムサカって嬉しいですね~

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取材リポート「ギリシャのおいしい旅」

2016-09-04 12:52:51 | お出かけ&旅行
最新ギリシャワイン事情を現地取材リポートした
「赤・白・ビオから松ヤニまで?ギリシャで満喫ワイン旅行!」 に続き、第2弾として
ギリシャのおいしい食の取材記事&GPにアップされました。

【トラベル体験記】地中海式食生活と山海の幸を楽しめるギリシャのおいしい旅!




「ギリシャ風サラダ」も色々とバリエーションがありました。
ギリシャ料理といえば、のお約束料理も紹介していますので、ぜひご覧ください。



(下記の画像クリックでも記事に飛びます)





記事リンク
https://www.goodspress.jp/reports/54018/

ギリシャワイン編
「赤・白・ビオから松ヤニまで?ギリシャで満喫ワイン旅行!」

&GP
https://www.goodspress.jp/



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直売所でゲット!今年の梨は甘い♪

2016-09-03 12:29:14 | おいしい食べもん
まだまだ暑いですが、吹く風の中に時折すこし涼しげなものが感じられるようになってきました。
きっと今月中には、かなり秋らしくなってくることでしょう。

秋といえば、秋の味覚(笑)
早起きして、車で1時間内で行ける農産物の直売所マーケットで を買ってきました。


梨 豊水

「幸水」が欲しかったけれど、もう時季は終わっているようです。
この「豊水」がずらりと並んでいました。

今年は梨も甘いようで、すでにスーパーで何回か買って食べていますが、どの梨を食べても甘くておいしい♪

天候の影響で、今年の梨は例年よりもサイズは小ぶりとのことですが、その代わり、しっかり甘いので、嬉しいですね

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辛口スパークリングワイン&濃密SMV@南アフリカ

2016-09-02 10:00:00 | ワイン&酒
先週出かけた試飲会では、南アフリカ の優秀なワインとも出合いました。

南アフリカのワインについては、すでに何度も紹介してきましたが、
今回のワインも、即 使える!しかも、お手頃プライス ←これ大事



Arabella Sparkling White 2015 (South Africa, Robertson)

アラベラ・スパークリング・ホワイトは、シャルマ方式(タンク内で二次発酵)でつくられたシャルドネ100%のスパークリングワインです。
南アのスパークリングというと、やや甘いテイストのものが多いのですが、このスパークリングはキリリと引き締まった辛口。酸がしっかりあります。これはいいですね!
スパークリングワインのアルコール度数は12%くらいのものが多いですが、このワインのアルコール度数は14.5%もありました!

西ケープ州ブレード・リヴァー・ヴァレーのロバートソン地区はシャルドネと競走馬の名産地。
アラベラとは「美しいアラビアの馬」という意味で、オランダからやってきたワイナリーの創業一族が、この地でのビジネスとして、ワインづくりと競走馬の育成を選んだことから名付けられています。

このワインの参考希望小売価格は1,600円だったような?
実売価格はアンダー1,500円なので、手軽に買える点もオススメです。



JACARANDA SMV SHIRAZ MOURVÈDRE VIOGNIER 2013 
(South Africa, Wellington)

シラーズ80%、ムールヴェドル15%、ヴィオニエ5%(3つの頭文字から 通称“SMV”と呼ばれます)。
よく熟した果実味がなめらかで、丸みを帯びていますが、しなやかな収れん味と酸のバランスもよく、濃密かつ心地よい赤ワインです。
アルコール度数15%ありますが、気がつかないほどよくできています。
おいしい。これは気に入りました。
なのに、輸入元希望小売価格が3,500円(税抜)ですって? 素晴らしいコスパ!

ジャカランダ・ワインズは西ケープ州コースタル地域ウエリントン地区の新しいワイナリーで、リリースは2014年から。輸入元の話では、ガレージのようなところでワインづくりをしている“ガレージ・ワイナリー”なんだとか。
栽培はオーガニック。栽培から瓶詰めまで手ずから行なっているため、生産量が限定されています。

ワイナリーは古いマナーハウスを改装したコテージも経営しており、ワイナリー名の「ジャカランダ」の花も庭に咲くようです。南アはなかなか行く機会がないかと思いますが、ここはぜひ訪問してみたくなりました。


※輸入元:JSRトレーディング

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ガメイワインのおいしさを見逃す手はありません

2016-09-01 15:04:57 | ワイン&酒
私がここで取り上げるワインとして、「Gamay -ガメイ」 が意外と多く登場することに気付いている方もいるでしょうか?

あまりにも有名な“ボジョレー・ヌーヴォー”のブドウということで、ヌーヴォー解禁時期以外はほとんど気にされない気の毒な境遇にありますが、これこそ普段から楽しむのにピッタリなワインをつくる優秀なブドウでもあります。

先週の試飲会でも、いいね~と思ったガメイのワインにいくつか出合いました。


左より)
Côtes d'Auvergne Châteaugay Élevé en Fûts de Chêne 2011 Stephane Bonjean
Morgon Corcelette 2014 / Juliénas Roche Bleue 2014  Domaine Laurent Perrachon et Fils

右2本がクリュ・ボジョレーのガメイ100%の赤ワインで、真ん中がモルゴン・コルスレット(輸入元希望小売価格:2,490円、税別)、右端がジュリエナ・ロシュ・ブルー(同2,980円)。

ジュリエナはミディアムタイプになるクリュ・ボジョレなので、このワインも、かわいらしくフルーティーで、しっとり。樹齢55年だそう。
モルゴンのブドウは55~90年。長期熟成のアペラシオンだけあって、タンニンの収れん味が骨格をカッチリと支え、飲みごたえのあるフルボディに仕上がっています。2014年なので、これはまだ全然早いです。

ドメーヌ・ローラン・ペラション・エ・フィスのオーナーは、1966年生まれ、今年50歳のローラン氏。ドメーヌの6代目で、ボジョレークリュ委員会の副理事長、また、ジュリエナ生産者組合の理事長も務めている人物だそうです。



コート・ドーヴェルニュ・シャトーゲイ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌの産地はフランス中部のオーヴェルニュ地方で、ブドウはガメイ・ドーヴェルニュ。オーヴェルニュ地方のガメイ、ってこと。100年を超える樹齢のブドウも混ざっているそうです。
天然酵母で5週間発酵後、トロンセ産の新樽で44カ月熟成させています。
このワイン、ウマイ!です。野性的なニュアンスとうま味がよく絡み合い、なめらかでおいしい!いい熟成が始まっています。(同3,300円)

ステファン・ボンジャンは、ミネラルウォーターで有名なオーヴェルニュ地方の生産者です。あちこちから湧水が流れ出ている土地で、ブドウ畑は中央山塊の火成岩土壌にあります。



ボジョレー地区の赤ワインに関しては、ヌーヴォーの時期に慌てて買って飲むよりも、飲むシチュエーションや料理などに合わせてクリュ・ボジョレーをじっくり選ぶ、という楽しみ方もあることを、ぜひ覚えておいてください。

また、ボジョレー以外の地域のガメイもありますので、色々と飲み比べると面白いですね。


※クリュ・ボジョレについては、ボジョレーのアジアンアンバサダによるセミナー記事も参照ください。

(輸入元:アズマコーポレーション)

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