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竜馬がゆく(6)-司馬遼太郎

2019年01月12日 | 読書

評価5

第1次長州征伐から薩長同盟締結、寺田屋での竜馬襲撃事件を経て第2次長州征伐まで。

第1次長州征伐で幕府に敗れた長州は、藩の命運を握る桂小五郎などの主力藩士が薩摩許すまじの機運で満たされていた。そんな中、倒幕のためには薩長の力が必要だと考える竜馬は両藩の同盟締結に心血を注ぐ。竜馬が作った亀山社中(後の海援隊)を隠れ蓑にして、薩摩名義で軍艦と武器購入をし長州に斡旋することで長年の両藩の憎悪も解消され、竜馬も軍艦を操って参戦した第2次長州征伐で幕府軍に勝利!いよいよ物語は終盤へ。

まだまだ出身藩にとらわれている西郷、桂に比べて竜馬の世界観が飛び抜けていることに驚かされる。そして経済中心に事象を捉える先見性が凄い。薩長の同盟決定の場面は手に汗握った!感動!そんな中、おりょう、お元が出て来る場面が余計。う~む、おりょうが好きになれないな~(高校時代に読んだ時はそうは思わなかったけど)。

テレビ番組、

2019年01月12日 | 家族・自分
「やらせ」とかで騒いでいるようですが、「この番組は一部脚色もあります」と断れば良い話でないの!?

そもそも、テレビなんてカメラレンズが切り取った世界を見せているだけで、正真正銘の真実の世界ではないのだから「やらせだ」と騒ぐ方がどうかしている、と思う。