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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

今日の盛岡

2021年10月13日 | 盛岡風景




夕顔瀬の山田線鉄橋下でサギを見つけた後、前九年の樹齢千年とも言われる敵見ヶ森のケヤキを眺め、俗称「監獄橋」=ふれあい橋から大新町へ抜けて北夕顔瀬を通って帰宅。11,407歩(8.3㌔)

母恋旅烏ー荻原浩

2021年10月13日 | 読書

評価4

再読(前回2017年2月21日)。
花菱清太郎一家は旅の一座だったがレンタル家族派遣業をして食いつないでいたものの、借金取りに追われて止むに止まれず劇団に返り咲く。バラバラになりかけた家族が知恵遅れの二男・寛二を中心に再結集しての旗揚げ公演までを描く笑いと涙のエンタメ小説。

レンタル家族(顧客の注文に応じて家族になりすまして数時間過ごす)のシーンが抱腹絶倒(笑)。「一緒に死んでくれ」なんていう美女も登場するミステリー仕立てもなかなかいい(でも、カレンダーのマークについてはわからずじまいですが・・・)けど、一番まともなお母さんが家族を捨て飛び出して行ったくだりがどうも意味不明でモヤモヤ感が晴れません。