昭和40年代の終わりころ、小松左京氏の『日本沈没』というSF小説が出た。
本のみならず、映画、テレビ、ラジオ、漫画などで大ヒットし、あたかも既定の事実のように、ほんとうだったらどうしようという不安半分、ワクワク、興味津々だった記憶がある。
おんなじような感覚は、ノストラダムスの大予言にまつわる作品にもある。
当時は風評的な話題が相当流れ、それがある部分でお金儲けになったりしていたように思う。
大きな流れ(人が住みにくい環境にむかっている)としては、大家のSF作家さんや大予言のような方向に進んでいるのかも、とも思うけれど、結果は今である。
いろいろ問題はあっても、今急に日本列島が沈没してしまったりという事態にはなっていない。
令和2年に起こっている日本沈没級の問題は、7月24日開幕の2020東京オリンピックが新型コロナの流行でどうなるかということだろう。
ここへきて急に、安倍さん主導で学校の全国一斉休校、検査の保険適用などパフォーマンス的な施策が出始めた。
昨年の消費税増税で、じわじわ生活費は増加。
わが家でもほんのちょっと節約意識が出てきた。
この消費の減の上に、たくさんの投資をしたイベントがなくなっては、経済的には日本単独での大沈没になるだろうとは、私にも想像ができる。
安倍総理を中心にした国もいっぱいっぱい感がある。
朝から晩まで、新型コロナの話題でいっぱいだけれど、新型コロナってよくわかっていない分不気味だけれど、客観的にはたいしたことはない。
既存のインフルエンザと同じで、同席したからと言って必ずうつるわけではないし、かかったからと言って、必ず死につながるわけでもないらしい。
死につながるという点では、よく調べていないけれど、インフルエンザや交通事故の死傷者より少ないのではないのかな。
どこそこで出た!〇〇がかかった。
あそこは、コロナだ!
と他を気にするより、風邪かなと自覚をもったその人が、まず休むことだと思う。
症状が治まるまで、引きこもる。
ここがポイント!
子育て中は、わが家は秋から春先まで、繰り返し風邪ひきだった。
カミさんも私もその余波で仕事に出て、職場に広めたこともあったろう。
反省である。
人生、二回目の東京オリンピックはぜひ見てみたい。
中止になったときの経済効果は、ほんとこれからの身に染みる。
要は、今でしょ!だと思う。
みんなが、ネガティブな話より、「そんじゃ、おらげんほは、あじしよっか」的な日々できること考えてしていくことがとても大事な時期のように思う。