今年のGWは、組織の仕事を休み、今日最終日をむかえた。
家庭菜園での夏野菜の植え付けや宅内、畑周辺の草対策と並行して、離れの畳部屋の床板のはりかえを進めてきたが、かなりブカブカで、重症の部分、部屋の約半分をはりかえた。
本などの物置として使っているスパースで、やたら重く、細々したものが多く、実は、床板のはりかえ作業より、ものの移動が重労働で、ひとり凹んだ。
普段から整理整頓、いらないものは捨てる。
年取ってきて、急にたくさんの作業ができなくなってきた今、そんな毎日の習慣の大切さを痛感である。
畳をはがしてみると、床板の合板は、ブカブカになっていても、木が腐っているというより、接着剤の接着力が寿命で剥がれ、強度をなくしている状態だった。
構造部の根太は、40年以上たってもしっかりしており、木の丈夫さをあらためてまのあたりにした。
純木の家というのは少なくなってきたけれど、本当は、木の家というのが一番長く、手入れをしながら住めるのかもしれない。
それに、年取ってきて感じることは、風通しのよい、平屋がいい。(笑)
そういえば、先日行った茂原牡丹園の民家は、亨保年間(1730年)の建造と書かれてあった。
主要構造部は、300年ちかくたっているということ(?)
もちろん、繰り返しの手入れはされているのだろうけれど、純木の家の耐久力を今に伝えているということである。
今日はこれから、離れの畳部屋の家具の再配置などをし、道具を片付けて、ひとまず、半分だけの床はりかえ作業の完了をめざす。