朝からひどい雨で、こんな日はうちでゆっくりと映画でも観て過ごしたい。
が、どうしても工事をしたいという業者さんがあるということでシルバーバイトの動員がかかった。
ほとんど涙目で、千葉市内某所の現場へ出向き、9時規制開始前から、「もう家へ帰りたい」状態。
お昼をなしで、14時頃に作業終了。
ずぶ濡れのご帰還となった。
家のポストをのぞくと、4月から引き下げられる『年金改定通知』が入っていた。
下がる金額は僅かではあるけれど、昨今の値上げ攻勢の中でボディーブローが効いてきたところへ、鋭いジャブ攻撃をくって脳しんとう状態というところか。(笑)
このペースの世の中が続くと、『少し働く日々』は返上し、『動けるうちは石にしがみついてもお金を得るために働く日々』に路線変更をしないといけなくなりそうだ。
昭和の中頃生まれの人間なので、若いうちは一生懸命働いて、定年の歳になったらスローライフを楽しみたい(今や幻想かな)と思ってきた。
歳をとったら、お金のとれる仕事は若い人たちに譲り、ジイサンマンは少しだけ稼いで、あとは無給でもポジティブにできる作業をやって、生きて行ける社会の方が、全体が笑顔でいられるように思う。
昨今は、ずいぶんイメージが変わってきた。
それを受け入れて日々を生きていくしかないのだけれど、なんかなぁ、の感が強い。
弱者、貧乏人の僻みだけれど、この国は『下げたものは下げっぱなし』『上げたものは上げっぱなし』
要因があって、給付や価格が上下するのはいいのだけれど、そうじゃない。
年金にしても、私の記憶にあるこの十数年で、「あがった、あがった。生活が楽になった。ありがたい」という話を聞いたことがない。
傾向としては下がりっぱなしでは、と思う。
物価は、石油などは国際競争の中でわかりやすいけれど、食料品などは、上がれば上がったでその価格が固定化して、また値上げとなりやすい。
日曜に街のスーパーへお昼のお惣菜を買いに行って、お刺し身盛り合わせパックにため息。
値段は変わらないのだけれど、中身がスカスカ。
冷凍だけれど、王将の餃子にした。
額に汗して働くしか能のない民(真面目で、少額だけれど確実に納税し、貧だからこそ助け合って生きている(あまり公費を使わない)山間僻地を始めとする多くの人たち)は、荒れ地にできたサツマイモやワカメを食って生きて行け!では・・・。
無駄金、ジャブジャブ使ってる感もある。
この国、明るさが見えないなぁ。