3月23日、「ラジオの中波帯のAM放送を廃止しFM放送に転換できるようにするため、民放連が総務省に制度改正を求める方針」という報道があった。
老朽化した設備更新の問題などからAMからFMに転換できるよう2028年までの制度改正を求めるということだが、現実になればラジオの楽しみ方も様変わりするし、ちょっと寂しくもある。
幼少の頃はまだテレビがなくて、真空管の大きなラジオが1台あった記憶がある。
そのラジオで、祖母や父母が農作業や家事のお昼休みにきいていたのが、今も続く『昼の憩い』である。
そして、今私もシルバーバイトのお昼休みに車の中で毎日きいている。
昭和30年、井深大氏ひきいるあのSonyが、世界最高品質のトランジスタポータブルラジオを開発した。
世界初は米国に持っていかれたものの、その品質は「ラジオはSony」という神話となったし、今もお値段もいいが品質もいい。
昭和の時代、映像がみられるテレビにも熱狂したけれど、今テレビはほとんど見ない。
コンテンツには興味があるので、見逃しサイトでPCでまとめてみていることが多い。
コンテンツには興味があるので、見逃しサイトでPCでまとめてみていることが多い。
昭和人の私にはラジオといえば中波帯のAM放送で、今も日常情報を得ているのは早朝からのラジオ、車移動中のカーラジオである。
学生の頃までは深夜放送を含めよくきいた。
社会人になってからは、移動時のカーラジオはいつもついていた。
あの東日本大震災の第一報をきいたのは、カーラジオのニッポン放送だった。
Ouchi-jinなってからは、眠れないジイサンマンの救世主、自作のゲルマラジオできく『ラジオ深夜便』(NHK R1)、夕方1時間ほどのワンコ先生との散歩時に、アナログ式のポケットラジオでBCL的に遠くからきこえてくるリアルのAM波をきくのが今の楽しい時間である。
放送コンテンツを楽しむというだけなら電波より今やサイマルラジオがいい。
安定感抜群、ノイズゼロ!
安定感抜群、ノイズゼロ!
これは最高である。
部屋や電車の中などでは、たしかにワイドFMはAM放送よりずっとコンディションはよくて有難い。
でもAM(中波、短波)ラジオは、ノイズ源のない所でアンテナがよければ遠くのリアルの放送がきけるのがいいんだよなぁ。
わが家も室内は、蛍光灯、ACアダプターなどノイズだらけでAM放送はNHK R1とほぼ地元の木更津に電波塔があるニッポン放送しかきこえない。
でもなにもない字田舎には、電源ノイズのないあぜ道がある。
ここにでれば、夕方には古いアナログラジオでも北海道や福岡、秋田、山形、東海地方の放送が鮮明にきこえる。
アナログ、ダイヤルチューニングだから楽しい。
アナログ、ダイヤルチューニングだから楽しい。
今放送されているリアルの天気予報に、狭い日本、されど広い日本を感じ、地元ならではのCMに旅を誘われる。
電波は神秘的。
枠にはめるにはもったいない。
でもきっと、時代はまた1ページめくられちゃうな!
ジイサンマン、てっぺん禿げる!
納得!
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<今日は何の日>
<今日は何の日>
本日は、主旨を変えまして(笑)。
NHKさんにお願い。
受信料は役場の税金を滞納しても払いますので、どうか300W以上のAMラジオ放送はあと20年、継続をお願いします<(_ _)>。
眠れない夜に小さな音で流れてくるラジオのない時間は今考えられません。
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