今年の夏は、灼熱の道路に立っての交通誘導のシルバーバイトのはずが、海浜でのパトロールのような仕事に派遣される日が多く続いている。
新型コロナの緊急事態宣言の関係等で、公設の海水浴場はみな閉鎖となったのだけれど、遠方からわざわざ来て、海浜に立ち入って海で遊ぶという御仁は、連日相当数いる。
そういうみなさんに、「沖にでないでください」「お酒を飲んで海に入らないでください」「岩場は危険なの立ち入らないでください」「バーベキューはしないでください」「ゴミの持ち戻りにご協力ください」「ここに車を止めないでください」など、注意喚起をするのが主な仕事である。
海水浴場は閉鎖、駐車場はありませんと自治体などがアナウンスしているにも関わらずやってくる人は、海浜でお酒でも飲んで、海に入って遊ぼうという意図のもとにやってくるのだから、たまらない。
警察官のように、職権を持っているわけではないので、無視されたり、逆ギレされたり。
一部の人は、ライフセーバーもいない海で、危険な行為、迷惑行為を繰り返す人もいる。
その結果、あまり大きなニュースにはなっていないけれど、御宿で沖に出て亡くなったり、館山の方でシュノーケリング中に亡くなった方がいる。
この夏の仕事中でも、浮き輪で遊んでいて沖に流され、海保や消防が出た騒ぎがあったり、体調不良で救急要請があったりというトラブルを経験した。
先日の台風10号が房総沖を通過した日には、50ミリを超える豪雨で、海は地獄絵図のように波が打ち寄せている状態(大雨洪水、土砂崩れ、波浪警報などでまくり)の中、遠方からきたのだろう、もう立派な社会人とみえる数人のグループ、のべ3組が海に入り、車で監視してもいられないので、海浜に出てずぶ濡れになって注意、制止した。
多少の反省があるのかと期待したのだけれど、逆ギレ状態で、閉口である。
24時間コンビニ、管理されたテーマパークなどで私生活ではいつもお客様。
ジコチュウ一点張りでも、なんとかなってしまう、自分のしたいことのみを主張して生きていける社会でもある。
周りのことを考えない。考えられない。
そんな大人が増えているのかも、と感じる。
地元の方からは、このコロナ禍で、都会からコロナを運んでくる危険もあるし、ゴミだけおいていくんだから、いっそ来ないでほしいとの声も聞こえる。
思えば、シルバーバイト料も地方自治体からいただいているのだから、地元のみなさんの税金なわけで、海に人がこなかれば、バイトも必要がない。
コロナの緊急事態宣言で外出自粛が叫ばれていても、グループで車でやってきて、浜にアルコール飲料の空き缶を投げ捨て、タバコの吸い殻は、砂浜にブスリ!
それでなくても、プラスチックごみが目立つようになってきた砂浜がますます汚される。
だいいち、車で来ているのに、このみなさん、お酒飲んで車運転して帰るの?
千葉県の飲酒運転、増えるはずだわ。
海で体調不良や、事故となれば、地元の消防や海保さんにやっかいになる。
荒れた海で事故がおこれば、救助に向かう側も命がけなわけで、自己中の自分だけでなく、消防や海保の職員さんの生命も危険に晒すことになる。
昨日、平和を考える終戦記念日だったけれど、こんなシルバーバイトの時間からも、日本人の平和ボケがみえた。
他を思い、自分を守れない人に、戦争は回避できるのか。
この国、だいじょうぶなのだろうかと思う。
杞憂。
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