過ち

カヌーのアスリートが、ライバルとなる選手の飲み物に禁止薬物を混入させた事件が発覚した。

 

もちろん、こういった行為は、やってはいけない、『犯罪』であることは間違いはないのだが、一面、とても人間らしい事件だと思う。

 

トップアスリートの多くは、生まれながらの恵まれた資質や環境の中で、常にスポットを浴びて過ごす場合が多い。

 

十代後半から二十代には運動能力のピークを迎え、日本一、世界一の記録を作っても、三十代には、次世代の選手にとって代わられる。

記録は破られるために存在するのみだ。

 

サラリーマンであれば、六十年もかけてゆっくり経験することを、半分の時間で走り抜け、その過程で、スポーツを通じて得た感動を見失い、勝ちたい（負けたくないという不安）、一番になりたい、いつまでもスポットを浴びていたいという気持ちに支配されてしまうことは、とても人間らしいことではないだろうか。

 

そして、誹謗中傷したり、相手を相対的にへこませる行動に出ることは、事件にはならないが、実社会でいくらでもみられる事象だ。

 

数日前に、ジャンプの高梨沙羅さんが、柔道の吉田沙保里さんと対談しているテレビ番組を偶然見た。

 

沙羅さんはこのところ『勝ち』がないらしい。平昌オリンピックも近づき、金を取らなければという重圧から、オリンピックにのぞむ心構えを吉田沙保里さんに聞いていた。

 

吉田沙保里さんが前のオリンピックで、大きな期待の中、金を逃したのはまだ記憶に新しいが、このときは、「自分はキャプテンだ」「他の階級は金をとったので、自分も」「連覇の期待」などから、試合で始めて自分を見失い、周りの声が聞こえなくなったという。

勝ち負けを意識するより、沙羅さんがジャンプが好きだと思うときをイメージして、もちろん、オリンピックで「試合を楽しむ」なんてできないと思うけれど、無心に飛んだらいいと思うよ、という内容のアドバイスを送っていた。

 

さすが、霊長類最強のさおりんである。

沙羅ちゃんには、すでに世界一の実力がある。自我があるから不安もでるのだから、ジャンプで初めて感動した初心に戻って試合にのぞめば、結果はついてくるよ、ということなのだろう。

 

さおりんは、金を逃したことで、トップアスリートから、大好きな柔道でのよき指導者への扉をあけたようにも思える発言だった。

負けたことで、勝利の金メダルより、ずっと大切な気付きがあったのだろう。

 

沙羅さんは、キュウリのきゅうちゃんスマイルで、「始めてジャンプした時、鳥になったような気持ちになったんですよ」と応じていた。

 

結果など気にせず、精いっぱいやったらいい。それはその通りだけれど、外野の意見で、当事者たちはそう簡単には割りきれないということなのだろう。

 

世界を極めた人でも、自我によって、みな苦しんでいる、そんな話だ。

 

この自我による不安や妬みも、それを裏返して、他人の視点に自分を持っていければ、思いやりや優しさのタネになる。

人間は、面倒で不思議な生き物である。

 

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<今日は何の日>
今日は、鏡開きです。

 

お正月の鏡餅には神様の加護が宿るので、それをそろそろ食べちゃおか、という行事ですね。

どう食べてもいいんでしょうが、包丁で切るのは縁起が悪いみたいですよ。

もう、春一番？？

今は寒さの底にある時期なのだが、外気温は18℃くらまであがり、ビュービュー春一番を思わせる強風が吹き荒れている。

 

昨年から持ち越した、開墾した畑の縁にある梅の木の整枝を予定していたが、この強風では止めておいた方がいいと、珍しく賢明な判断ができ、室内でパソコンを弄って遊んでいる。

 

無鉄砲な方なので、多少の悪天候ではめげないのだが、さすがに風が強すぎだ。

 

リブレオフィスのデータベースソフト、Base。
今の生活で、データベースソフトの必要はないのだけれど、あるものは弄ってみたい(笑)。

 

昔々、あるところで、MS－Accessを弄ったころを思い出して、簡単なテーブルを作って見たが、うまく動かん( ;∀;)。

 

春一番もどきの強風のおかげで、みぃ～～んな忘れちまってる、バカなのかぁ( ﾟДﾟ)ってことがはっきり分かった。

今日の成果は、これだけになりそうだ。

 

季節外れの大風で、交通事故などがおきないといいけれど。

 

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<今日は何の日>
1953年（昭和28年）の今日、映画「ひめゆりの塔」が公開され、作品は大ヒット（配給収入1億7659万円）。倒産の危機にあった東映の転機になりました。

 

ちなみに、沖縄は米軍に占領されていたため沖縄ロケは出来ず、撮影所の野外セットと千葉県銚子市の海岸でのロケで撮影されたようですね＠生まれ前でした。

 

華さん、いいね！

今年の大河ドラマ、『西郷どん』がスタートした。

 

昨日は、日中乾杯！して、いい機嫌になってしまったので、録画してさっき見た。

 

予備知識なしにみたが、スタートで黒木華さんが（私くらいの）おばあさん役で出てきて、「旦那さんは、こげん人ではなか」というシーンからスタート。
彼女は、ほんと、いい演技をする。

 

実際には、ドラマの中で銅像を除幕する、子世代の女優さんと、齢はいくつも変わらないのだろうが、醸し出す雰囲気は、一世代前の老婦人だ。

 

時代ものではその役、『重版出来』のような現代ドラマでは、自分の齢なりの女性を演じる。

華さんに、いいね！である。

 

冒頭のこのシーンは、この大河で、いままでになかった西郷さんを見せる、というドラマ制作関係者の意気込みと受け止めた。

 

幕末、薩摩については、手垢の付くほどの物語がある。
今年の大河で、どんなあたらしい切り口を見せてくれるか、楽しみだ。

 

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<今日は何の日>
1989（昭和64）年の今日、『平成』がスタートしました。

 

あっという間の三十年間でした。
そして、もうじき、新しい年号に変わっていきます。

 

どんどん時は流れていきます。

自分に与えられた時間を、大いに楽しまなければ。

自転車のヘルメットがようやく届いた

『恐るべき低価格』で、6週間前にAmazonでポチッた自転車のヘルメットがようやく中国から届いた。

 

送れた理由は不明だが、新年早々、届いた！キチンと約束を守ってくれた！というのが嬉しい。

 

実は、一昨日、Amazonを通じて、販売者に不着のメールを入れた。

再送するか、代金を返してくれるという良心的な回答だった。

 

数百円の商品に期待はないものの、興味を持って買ったものだから、代金だけ取られて、後はあやふやでは、とても悲しい。

Amazonで販売されている海外発送の低価格品でも、そういうことがないということが分かり、また、興味のわく小物があったら利用してみたいという気になった。

 

 

ずいぶん長旅をしてきた割にはスモールパケットの荷姿はきれいだった。

 

 

緩衝材も入れてあり、商品は原型を留めていた!(^^)!。

 

 

商品自体は、送料税込み500円足らずのもので、レビューでも「発泡スチロールを被るようなもの」的なコメントがあったが、まさしくその通りだ（爆）。

 

無いよりはマシという程度のブツだが、想定していた通りで、古い底抜けの鍋窯を被るよりはいいだろう（笑）。

 

『恐るべき低価格』に興味を持ち、初めてAmazonの海外発送を試してみたが、対応は、さすがAmazon経由、みなしっかりしていた。

古い底抜けの鍋窯代わりだから、この初めての自転車ヘルメットをしばらく壊れるまでは被るだろう。

でも、少し前までバイクに乗っていた者としては、お子さんや、自分自身をを守るという点では、数千円～諭吉を出して、もう少し安全上しっかりした防具を買った方が後の後悔はないと思う。

 

歩く事に軸足を置いているので、どれだけ自転車に乗るか分からないが、このヘルメットが壊れ更新するときは、事故で吹っ飛ばされても頭を守ってくれるしっかりしたものにしたいと思う。

 

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<今日は何の日>
今日は、六日年越しです。

 

正月七日を「七日正月」といい、その前日を年越しとして祝う日だそうです。

 

5日に小寒に入り、寒さも底となり、次は温かい春を心待ち。

明日あたりから、いよいよ２０１８年、本番稼働って感じなのかな。

バーチャルウォーク2017年雑感

 

ーチャルウォーク2016年雑感

『バーチャル日本一周あるこうかい』の実績は、12月末で石川県金沢市付近まできました。国道8号線あたりを、小松から金沢にむかってぶらぶら歩いているという感じでしょうか。201......

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gooブログ事務局は、1年前に自分が書いた記事をメールで知らせてくれる。

このメールのおかげで、「一年前はこんなことをしていたのか」とか「ぜんぜん進歩ないなぁ」とか、「あれれ、誤字脱字( ;∀;)」とか、自分のブログを客観視するきっかけになって、けっこう感謝している。

 

昨年の今日は、『バーチャルウォーク2016年雑感』というタイトルで、日本一周歩こうかいのことを書いていた。

 

この取り組みは、2017年も一年間続き、12月末には北海道のオホーツク海沿いを歩き、網走の手前まできた。

 

昨年一年で、日本海側を3,155,427歩、2,241Kmを歩いた。

累計では、9,509,264歩、6,758（全行程の76％）Kmになった。

 

今年も歩くことに飽きず前に進めば、念願の日本一周のゴールも具体的に見えてきた。同時に、『伊能忠敬四千万歩の男計画』の第一コーナー、10,000,000歩も現実に思えてきた。

 

二千歩も歩くと息が上がっていた4年数ヵ月前には、とても考えれない今だ。

 

健康のために歩くのではなく、自己満足にしか過ぎないが、こんな目標に届くために、少しでも健康を維持して一日でも歩き続けたいと思う。

 

これから房総の寒さは本番。
そうはいっても、北海道などの春先の陽気だ。

寒さにかまけて、炬燵にばかりはいっていないで、少しでも外を歩こう。

 

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<今日は何の日>
今日は、官庁御用始め。

 

シルバーバイトも初日になりました。
北風厳しかったなぁ(*ﾉωﾉ)。

明日も、シフトが・・・。寒くていやだなぁ（笑）。