まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

KBS WORLD Radio 2018 カレンダー

2018年01月14日 | ラジオな日々
ラジオの受信報告などの返信は、忘れた頃に届いた方が感動があったりする。
 
昨日、韓国KBS WORLD RadioからAirmailが届いていたので開いてみたら、2018年のカレンダーと放送時間・番組編成表だった。
 
 
昨年も、時々Webでの受信報告やクイズに応募したりしていたので、その返信として今年も送ってくれたものだろう。
 
KBS WORLD Radioのカレンダーは、韓国らしい画がとてもいい。部屋のアクセントとして早速使わせてもらうことにした。
 
広く見れば、極東の、同じような文化圏。同じような顔形。言語の違いはあるが、千年単位の昔々から人の交流も多く、日本人の中にも朝鮮の血が少なからず流れて今があるのは間違いない。
 
でも、近すぎるが故にか、韓国、北韓、日本の関係は、どれもうまくいっていない。
 
最近では、従軍慰安婦問題への合意に対する韓国大統領の方針変更で、またまた表層流れが起きている。
 
KBS WORLD Radio、チョソンの声は、数年関心をもって聞いている。
 
南北はまだ戦争状態(停戦)であること。”日本人が同じと思っている韓国人”には、戦後の第一世代(昭和30年代生まれ)の日本人の私にも分からない、徴兵制があること。そして、北韓の人達は、社会主義国であり、基本は、”国民皆兵”ということ。
朝鮮半島問題をを考えるとき、戦争はないという前提で生きている日本人と、戦争の危機は常にあるという意識で生きている人たちという、前提の違いをはっきりさせないと、ラジオをきいていてもなかなか腑に落ちない。
 
韓国の健康な男子は、予備役まで含めると、20歳から40歳まで約20年間の服務義務を負うらしい。危ないことは、警察(海上保安庁)、自衛隊の人がやってくれるから、電話したらいい、という日本人感覚とは全然違うということだ。
 
そんな前提での教育は、過激であってしかるべきで、従軍慰安婦問題も、竹島問題も、そうとらえれると、なるどな、と思う。
 
当時の人達が犯した、大きな過ち。東西ドイツの例、ソビエト連邦の例もある。
壊しても、人の心(思い)を落ち着かせるには、大変な時間がかかる。
 
今を生きる日本人と朝鮮半島の人達が仲よく前に向かって生きることは簡単だ。
個々では、もう既にできている。
 
過去のしがらみで人がつくった国という組織を壊せばいい。
この古くからの手法は、壊滅的な戦争だ。
 
でも、もうそろそろそうでない手法の指導者が出てきてほしい。
 
短波ラジオから聞こえてくる放送担当者の皆さんの声は、一生懸命に生きている声に聞こえる。
間違いなく、この人たちは、敵ではなく、自分と同じ庶民である。
 
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<今日は何の日>
1989(平成元)年の今日、病院・税関など以外の国の行政機関の隔週土曜閉庁開始が始まりました。
三十年たって、週休二日制も定着しましたね。
世の中仕組み、人の意識を変えるには時間がかかるんですね。
コメント
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