まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

思いは形になる

2018年01月18日 | 日記
芥川賞を、石井遊佳さんの『百年泥』と千葉県木更津市に住んでいる若竹千佐子さんの『おらおらでひとりいぐも』、直木賞を門井慶喜さんの『銀河鉄道の父』が受賞というニュースが流れている。
 
文学は、正直、良く分からないのだけれど、地元木更津の方が受賞という点が、千葉県人としてはなぜか誇らしく、ひとり嬉しい気分になっている。
 
若竹さんのご出身に興味があったので調べてみたら、岩手県遠野市らしい。
遠野と言えば、柳田國男さんの遠野物語なんていう作品があったりして、出身地からして”文学””民話”って感じがする。
 
学校は、岩手大学教育学部を卒業しているとか。
岩手大学といえば、あまりにも有名な国民的作家、宮沢賢治さんの出身校である。
 
若竹さんの作品タイトル『おらおらでひとりいぐも』と同じ言葉は、宮沢賢治の『永訣の朝』という詩の中に、あったりする。
 
・・・・(略)
「もうけふおまへはわかれてしまふ
(Ora Orade Shitori egumo)
ほんたうにけふおまへはわかれてしまふ」
・・・・(略
 
「オラ オラデ シトリ エグモ」
「私は、私で一人で逝くもん」というくらいの言葉だと思う。
 
若竹さんは母校の先輩である宮沢賢治にも、たくさんの影響を受けているのかもしれない。
 
子供の頃から、本や文章を書くのが好きだったようで、その思いを持ち続け、その思いに向けて努力を続けた結果が今回の受賞という形なのだろう。
 
言うは易く行うは難し、なかなかできそうでできない、立派な生き方だと思う。
おめでとうございました。
 
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<今日は何の日>
今日は、118番の日です。
海上保安庁への緊急通報用の、局番なしの『118番』を周知するために定められました。
 
・ 海難人身事故に遭遇した、または目撃した
・ 油の排出等を発見した
・ 不審船を発見した
・ 密航・密輸事犯等の情報を得た
などの場合に通報する電話番号です。
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関東ふれあいのみち(千葉16、17)ひとりウォーク

2018年01月16日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク
昨年、11月から中断していた、関東ふれあいのみちひとりウォークを再開した。
 
今回は、JR外房線長者町駅が起点の、黒潮の潮騒をきくみちと、JR外房線浪花駅が起点の、御宿海岸を歩くみちを歩いてきた。
 
黒潮の潮騒をきくみち(千葉16コース)は、JR外房線長者町駅から夷隅川河口の江東橋に進み、海岸線へ出て、和泉浦、日在浦の砂浜を歩いて、JR外房線大原駅に至る、8Km。
御宿海岸を歩くみち(千葉17コース)は、JR外房線浪花駅から、海辺に出て、岩肌の海岸沿いに、岩船地蔵尊、釣師海岸、メキシコ塔、月の砂漠(御宿海岸)を経て、JR外房線御宿駅に至る、10.1Kmのコースである。
 
 
起点の長者町駅から、夷隅川河口にかかる江東橋にたどり着くと、まさかの工事中につき迂回してください、の看板が。
 
最初にコースに乗れないひとりウォークは、迷い道クネクネとなることが多いので、「・・・"(-""-)"」のスタートとなった。
 
 
気を取り直して、マップを見ながら地元の人達にも聞きながら海岸を目指すと、途中、いい感じの沼に出た。水鳥がたくさんいて、とても気持ちのいい、きれいな場所だった。
 
ここは、日在(ひあり)潟といって、旧夷隅川河口の跡が汐入沼となったものらしい。
 
さっそく、先日ポチッ単眼鏡を取り出してのぞいてみると、700円のおもちゃにしては、これがまたいい。
 
”まさかの工事中”のおかげで、とても良い場所を見つけ、いい時間を過ごせた。
ここは、また日を改めて、自然観察で訪れてみたくなった。
 
 
日在浦の海岸線は、歩道が砂で埋まってしまいとても歩きにくかったので、幅50cmほどのコンクリートの構築物の上を進んだ。
 
 
大原の海水浴場(塩田川河口)傍に立つ、『真実一路の碑』が16コースのチェックポイントで、連れの白クンと記念撮影。
 
ここから、JR大原駅へ出て、一駅電車に乗り、JR浪花駅から海岸線を目指し、

 
岩船地蔵尊に着いた。ここが17コースのチェックポイントで、再び連れの白クン登場。
 
 
地蔵尊のお堂の裏手から海を臨むと、「あぁ~~、洗われる!」という感じ。
 
「海の水を辞せざるは同事なり、是故に能く水聚りて海となるなり」
海はどの河から流れてくるどんな水でも区別することなく、等しくこれを受け入れ、それらの水が集まって大海となる。寛容で、おおらかに、こだわりなく広がる自然はすごいや。
 
仏像=仏様の姿というのは、今の自分には、どう考えても受け入れられなくて、お地蔵さんは、どう考えても石だ。

でも、この大海原を背景に立つお地蔵さんをみていると、このお地蔵さんに向かって昔々からたくさんの人が、自分の驕りや過ちを悔い、告白して、新しい明日に向かったであろうということは想像できた。
ここは、ある意味、仏様の世界の入り口かもしれないと感じた。
 
自然に、お地蔵さんに手を合わせたくなり、合掌。
 
 
釣師海岸では、おっ、ペンギンか!(なんわけないか)

単眼鏡をのぞいたら、ウミウかなにかのよう。この辺りの風景も絶景だった。
 
この先は、海沿いの山道を歩いて御宿海岸へ。
長い登坂、下り坂は、ここしばらく運動量が落ちていたので、ちょっと辛かったかな。
 
月の砂漠をながめながら、JR御宿駅へ出て帰路についた。
 
コース名:千葉16 黒潮の潮騒をきくみち
スタート JR外房線長者町駅
ゴール  JR外房線大原駅    8.0km
 
コース名:千葉17 御宿海岸を歩くみち
スタート JR外房線浪花駅
ゴール  JR外房線御宿駅   10.1km
 
実際に歩いた日 2018年01月15日(月)
本日の歩数   31,531歩

このコースの大半は、2015年に『房総駅間ひとりウォーク』で一度歩いたことがある。ブログ内に当時の記事があるので、関心のある方はあわせてご覧ください。
 
 
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<今日は何の日>
1991(平成3)年の今日、米、英、仏などの多国籍軍がイラク(バグダッドを空襲)に対して攻撃を開始し、湾岸戦争に突入しました。
 
当時の映像をゲーム感覚で見ていたことを思い出します。近代戦は、切ったり、突いたり、血みどろになってと言うのではない戦争ですが、瞬時に、大量に抹殺・破壊してしまいます。

罪のない一般生活者の時間を一瞬にして奪うという点では、血みどろの殺し合いよりずっとドライで残酷な気がします。
朝鮮で、日本で、で同じようなことがないよう、祈るばかりです。
 
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今年は、望遠鏡ポチッちゃった

2018年01月15日 | 道具弄りの日々
 
AMループアンテナをポチってしまった
Webでゲルマラジオについて調べているうちに、アマゾンにあったTECSUN(德生)の赤いかっこいいループアンテナが気になって気になって(笑)、原理を確認するにはまず製品を確認した方......
 

昨年のブログを振り返ると、興味が先行し、『AMループアンテナをポチってしまった』という記事を書いている。これはこれで、今も大変役立っているのでいいのだけれど、今年は、望遠鏡をポチってしまった。

”ど”が付く、近眼、乱視に、最近は老眼も進み、分厚い眼鏡をかけているので、遠くのものをはっきり見たいという衝動はいつもあるのだが、眼鏡と望遠鏡は相性が良くない。(2016年9月16日『きれいなお月さん』)

今使っている双眼鏡(ケンコー7倍)は、眼鏡をつけたままでもよく見えていいのだが、ウォーキングなどに持ち歩くには、かなり大きい。単眼鏡であれば、持ち歩きも楽だし、欲しい!~~い!となった。

望遠鏡は、数百円のおもちゃレベルから、上は用途によって青天井で、PCなどと同じで、自分の使い方・用途を見極めてそれなりのものを買った方が良さそうだ。

でも、眼鏡をかけたまま使う前提では、買ってもよく見えない(見える範囲が狭い?裸眼より、望遠鏡の〇が小さい?)可能性も高い。安くても、倍率の大きいものは、「どこを見ているのだか分からない」世界で、使いずらい。

ケンコーさんの単眼鏡で、700円(おもちゃレベル)代で、良く売れているものを見つけ、それにした。

 

ストラップとベルトに付けられるケース付き。

手のひらサイズが届いた。

接眼レンズ側のゴムを折り込む(取ってしまっても同じかも)と、眼鏡をかけたままでも、まずまず見える!(^^)!。

今年のウォーキングは、この単眼鏡で、山野の鳥や遠くの風景を楽しみながら歩きたいと思う。

歩くついでの望遠鏡だからこれで十分だが、自然観察のついでに歩くなら、もう少し、口径の大きい、アイレリーフの長いものにすると、眼鏡をかけたままでも快適に使えるのだろう。

快適には、お金がかかる(笑)。

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KBS WORLD Radio 2018 カレンダー

2018年01月14日 | ラジオな日々
ラジオの受信報告などの返信は、忘れた頃に届いた方が感動があったりする。
 
昨日、韓国KBS WORLD RadioからAirmailが届いていたので開いてみたら、2018年のカレンダーと放送時間・番組編成表だった。
 
 
昨年も、時々Webでの受信報告やクイズに応募したりしていたので、その返信として今年も送ってくれたものだろう。
 
KBS WORLD Radioのカレンダーは、韓国らしい画がとてもいい。部屋のアクセントとして早速使わせてもらうことにした。
 
広く見れば、極東の、同じような文化圏。同じような顔形。言語の違いはあるが、千年単位の昔々から人の交流も多く、日本人の中にも朝鮮の血が少なからず流れて今があるのは間違いない。
 
でも、近すぎるが故にか、韓国、北韓、日本の関係は、どれもうまくいっていない。
 
最近では、従軍慰安婦問題への合意に対する韓国大統領の方針変更で、またまた表層流れが起きている。
 
KBS WORLD Radio、チョソンの声は、数年関心をもって聞いている。
 
南北はまだ戦争状態(停戦)であること。”日本人が同じと思っている韓国人”には、戦後の第一世代(昭和30年代生まれ)の日本人の私にも分からない、徴兵制があること。そして、北韓の人達は、社会主義国であり、基本は、”国民皆兵”ということ。
朝鮮半島問題をを考えるとき、戦争はないという前提で生きている日本人と、戦争の危機は常にあるという意識で生きている人たちという、前提の違いをはっきりさせないと、ラジオをきいていてもなかなか腑に落ちない。
 
韓国の健康な男子は、予備役まで含めると、20歳から40歳まで約20年間の服務義務を負うらしい。危ないことは、警察(海上保安庁)、自衛隊の人がやってくれるから、電話したらいい、という日本人感覚とは全然違うということだ。
 
そんな前提での教育は、過激であってしかるべきで、従軍慰安婦問題も、竹島問題も、そうとらえれると、なるどな、と思う。
 
当時の人達が犯した、大きな過ち。東西ドイツの例、ソビエト連邦の例もある。
壊しても、人の心(思い)を落ち着かせるには、大変な時間がかかる。
 
今を生きる日本人と朝鮮半島の人達が仲よく前に向かって生きることは簡単だ。
個々では、もう既にできている。
 
過去のしがらみで人がつくった国という組織を壊せばいい。
この古くからの手法は、壊滅的な戦争だ。
 
でも、もうそろそろそうでない手法の指導者が出てきてほしい。
 
短波ラジオから聞こえてくる放送担当者の皆さんの声は、一生懸命に生きている声に聞こえる。
間違いなく、この人たちは、敵ではなく、自分と同じ庶民である。
 
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<今日は何の日>
1989(平成元)年の今日、病院・税関など以外の国の行政機関の隔週土曜閉庁開始が始まりました。
三十年たって、週休二日制も定着しましたね。
世の中仕組み、人の意識を変えるには時間がかかるんですね。
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お餅とツナ缶

2018年01月12日 | 日記
昨日の記事の付けたしで、鏡開きのことを書き、さっそくお昼はお雑煮にして一人お昼をした。
 
鏡餅といっても、わが家のものは、スーパーなどで売っているパックに入った小さなものだが、まだ二つ残っていた。
 
今日は、パックのままお湯で戻し、柔らかくしたお餅にツナ缶をあえて、ちょっと醤油で味付けしお昼にした。
お餅とツナ缶、実にいいコンビだ。
 
お供え餅は、一人でみないただいてしまった。今年の年神様のご利益独り占めである。
 
ちょっと、お餅でもたれ気味だけれど、頑張って食べたのだから、ものすごく良いことは期待しないけれど、苦しみのない穏やかな時間が過ごせれば最高にいいなぁ、と思う。
 
そうなるように、努力もしよう。
 
朝はたいへん冷え込んだが、日中は風もなく、体感はそれほど寒くない。
畑わきの梅の整枝にのんびり取り組んでいる。
 
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<今日は何の日>
今日は、スキーの日です。
 
1911(明治44)年の今日、オーストリアのレルヒ少佐が新潟県の高田陸軍歩兵聯隊の青年将校にスキーの指導を行い、日本人が初めてスキーを行ったのだそうです。
 
雪国の人たちは、もっと前からスキーのようなことをしていたのでは、と思うのですが、どうなんでしょう。
コメント (2)
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