まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

関東ふれあいのみち(千葉16、17)ひとりウォーク

2018年01月16日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク
昨年、11月から中断していた、関東ふれあいのみちひとりウォークを再開した。
 
今回は、JR外房線長者町駅が起点の、黒潮の潮騒をきくみちと、JR外房線浪花駅が起点の、御宿海岸を歩くみちを歩いてきた。
 
黒潮の潮騒をきくみち(千葉16コース)は、JR外房線長者町駅から夷隅川河口の江東橋に進み、海岸線へ出て、和泉浦、日在浦の砂浜を歩いて、JR外房線大原駅に至る、8Km。
御宿海岸を歩くみち(千葉17コース)は、JR外房線浪花駅から、海辺に出て、岩肌の海岸沿いに、岩船地蔵尊、釣師海岸、メキシコ塔、月の砂漠(御宿海岸)を経て、JR外房線御宿駅に至る、10.1Kmのコースである。
 
 
起点の長者町駅から、夷隅川河口にかかる江東橋にたどり着くと、まさかの工事中につき迂回してください、の看板が。
 
最初にコースに乗れないひとりウォークは、迷い道クネクネとなることが多いので、「・・・"(-""-)"」のスタートとなった。
 
 
気を取り直して、マップを見ながら地元の人達にも聞きながら海岸を目指すと、途中、いい感じの沼に出た。水鳥がたくさんいて、とても気持ちのいい、きれいな場所だった。
 
ここは、日在(ひあり)潟といって、旧夷隅川河口の跡が汐入沼となったものらしい。
 
さっそく、先日ポチッ単眼鏡を取り出してのぞいてみると、700円のおもちゃにしては、これがまたいい。
 
”まさかの工事中”のおかげで、とても良い場所を見つけ、いい時間を過ごせた。
ここは、また日を改めて、自然観察で訪れてみたくなった。
 
 
日在浦の海岸線は、歩道が砂で埋まってしまいとても歩きにくかったので、幅50cmほどのコンクリートの構築物の上を進んだ。
 
 
大原の海水浴場(塩田川河口)傍に立つ、『真実一路の碑』が16コースのチェックポイントで、連れの白クンと記念撮影。
 
ここから、JR大原駅へ出て、一駅電車に乗り、JR浪花駅から海岸線を目指し、

 
岩船地蔵尊に着いた。ここが17コースのチェックポイントで、再び連れの白クン登場。
 
 
地蔵尊のお堂の裏手から海を臨むと、「あぁ~~、洗われる!」という感じ。
 
「海の水を辞せざるは同事なり、是故に能く水聚りて海となるなり」
海はどの河から流れてくるどんな水でも区別することなく、等しくこれを受け入れ、それらの水が集まって大海となる。寛容で、おおらかに、こだわりなく広がる自然はすごいや。
 
仏像=仏様の姿というのは、今の自分には、どう考えても受け入れられなくて、お地蔵さんは、どう考えても石だ。

でも、この大海原を背景に立つお地蔵さんをみていると、このお地蔵さんに向かって昔々からたくさんの人が、自分の驕りや過ちを悔い、告白して、新しい明日に向かったであろうということは想像できた。
ここは、ある意味、仏様の世界の入り口かもしれないと感じた。
 
自然に、お地蔵さんに手を合わせたくなり、合掌。
 
 
釣師海岸では、おっ、ペンギンか!(なんわけないか)

単眼鏡をのぞいたら、ウミウかなにかのよう。この辺りの風景も絶景だった。
 
この先は、海沿いの山道を歩いて御宿海岸へ。
長い登坂、下り坂は、ここしばらく運動量が落ちていたので、ちょっと辛かったかな。
 
月の砂漠をながめながら、JR御宿駅へ出て帰路についた。
 
コース名:千葉16 黒潮の潮騒をきくみち
スタート JR外房線長者町駅
ゴール  JR外房線大原駅    8.0km
 
コース名:千葉17 御宿海岸を歩くみち
スタート JR外房線浪花駅
ゴール  JR外房線御宿駅   10.1km
 
実際に歩いた日 2018年01月15日(月)
本日の歩数   31,531歩

このコースの大半は、2015年に『房総駅間ひとりウォーク』で一度歩いたことがある。ブログ内に当時の記事があるので、関心のある方はあわせてご覧ください。
 
 
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<今日は何の日>
1991(平成3)年の今日、米、英、仏などの多国籍軍がイラク(バグダッドを空襲)に対して攻撃を開始し、湾岸戦争に突入しました。
 
当時の映像をゲーム感覚で見ていたことを思い出します。近代戦は、切ったり、突いたり、血みどろになってと言うのではない戦争ですが、瞬時に、大量に抹殺・破壊してしまいます。

罪のない一般生活者の時間を一瞬にして奪うという点では、血みどろの殺し合いよりずっとドライで残酷な気がします。
朝鮮で、日本で、で同じようなことがないよう、祈るばかりです。
 
コメント
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