千葉県田舎郡田舎村字田舎山の中に生まれ育ったが、毛のないブツも含め毛虫はずっとダメである。
子供の頃から視力が弱かったせいもあり、なんでも近くでじっと見つめる癖がある。
メガネで矯正して、まあ、たぶん他の人たちと同じように見えているんだろうなぁとなってからも、その癖は固定化し、ジジイになった今も、何か気になることがあると不必要にじっと見つめ、誤解を受けることもある。
幼虫系も子供の頃しげしげと観察した結果、その顔の恐ろしさ、模様、毛の毒々しさに怖くなった。
綺麗に飛び交うアゲハ蝶も、幼虫は案外怖い顔をしているし、かまうと臭い。
カイコでさえ、桑の葉をむしゃむしゃ食っている顔は尋常じゃない。
虫嫌いではあるけれど、畑や山歩きは好き。
今は、生活の糧の一部とするために、その「好き」を活かして、公園清掃のシルバーバイトを続けている。
この仕事は気にっているけれど、毛虫、ハチ、ハガチ(ムカデ?)、マムシなどの毒蛇との接触は避けて通れない。
なかには命をとられるものもあるけれど、やっぱり、「毛虫>嫌い(怖い)」が一番である。
今年は字田舎山の中に、やたら毛虫が多い。
朝、鉢物に水をかけようとすると、ばりばり葉っぱを食べている。
私が一番グロイと思っているブツも結構いる。
嫌っているばかりでなく、この際、敵も知り、対策を考えるかという気になった。
手始めに、一番嫌いな、グロイ奴。
マイマイガの幼虫らしい。
Wikipedia情報(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AC)
蝶は夏によく網戸にとまっている、ステルス型のちんけなアイツだ。
網戸越しに、キンチョールで撃退している。
毛虫の時には、頭部には1対の縦長の黒斑があり、目玉のように見える。
まず、これに目が合ってしまうと凹む。
体の背面には目立つ二列の点が並ぶ。
これもグロくて人工的なブツを思わせ、毛も深い。
大きな毛虫は毒々しいけれど、毒性はないらしい。
成虫の姿を知り、威張っていても大した奴じゃないと分かったけれど、だからと言ってかわいがってやる気にもなれない。(笑)
毛虫=毒虫と思っていたが、どうも毛虫がみな毒虫というわけではないらしい。
幼虫系のみかけはたぶんずっと好きにはなれないけれど、田舎暮らしにどっぷり入っていく上で、毛虫の智識も深めていきたい。
スマホのGoogle レンズなどのアプリはほんとうに有難い。