Windowsにもバージョン2004がリリースされた。
まだ不具合点も多いようで、積極的な更新は推奨されていないようだけれど、手元PCとして使っているLenovo flex 10(CPU 2GHz RAM 2GB)のみ、お試して更新してみた。
古い低スペックPCだから、まだ、Windows Updateには「更新OK」の案内は出ていない。
そこで、Microsoftさんが用意してくれたUpdate Assistant (https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10)を使って、更新した。
最近のWindowsは、不具合ならば、『設定』>『更新とセキュリティ』から元のバージョンに安定的に戻せるので、以前に比べるとずっと安心感がある。
今回使ったUpdate Assistantはよくできたツールである。
更新には相変わらず少々時間がかかるが、手順はPCに表示されるとおりに行えばよい。
6月1日に更新して、「異常なし!」と使ってきたが、今回の更新ではIMEが新しくなったようで、一つ不具合が見つかった。
日本語プログラムなでしこで作成したテキストエディタで、日本語変換入力時にカーソルの点滅が消えてしまう。
なでしこに、「IMEオン」という命令があるが、どうもこれが機能していない。
この辺は、今後時間の経過と共に改善されていくだろう。
flex 10は非力だけれど、Windows 2004で、もうしばらく使って行けそうである。
お試し更新で、このことが確認できたのが成果である。
他のPCについては、Windows Updateに「更新OK」の案内が出てくるまで、更新は意識せず使っていこうと思う。
===== おまけ flex 10 非力くんの負担を少しだけ軽減する方法
〇バックグラウンドアプリをすべて動かさない
いろいろ試してみたが、手軽に、無料でできる一番有効な方法だった。
『設定』>『プライバシー』を開く
左側の枠内を下にスクロール>『バックグラウンドアプリ』を開く
『アプリのバックグラウンド実行を許可する』をオフに
※たくさんのバックグラウンドアプリが動いていて、驚いた。
〇透明効果をオフ
『設定』>『個人設定』を開く
左側の枠内の『色』をクリック
右側枠内中段の『透明効果』をオフ
〇アニメーション効果をオフ
『設定』>『簡単操作』を開く
右側枠内中段の『Windowsにアニメーションを表示する』をオフ
メモリの増設ができるPCなら増設したり、いっそ最新スペックのPCに買い替えれば、最高に快適に動くのだろうが、ときどきメモを整理したり、スマホとのデータ連携をする程度の使い方では、手元に置いて使えるこの非力くんはとても便利で、上記のようなチマチマした対策でしのいでいる。
こんなことを調べて、試してみる時間も、また、楽しい時間である。