8月9日 おはよう日本
自動車メーカーのスズキは
ブレーキをかけた際に発生するエネルギーを利用して
ガソリンエンジンの燃費を大幅に向上させる新しい技術を開発するなど
自動車メーカーの間で
ガソリン車の分野でも燃費性能を高めた新型車の開発が相次いでいる。
スズキが新たに開発したのは
ブレーキをかけた際にガソリンエンジンから発生するエネルギーで発電し
エアコンやライトなどに利用することで燃費を向上させる技術である。
スズキではこの技術を今日 正式に発表し
来月発売する軽自動車に搭載する予定で
燃費はガソリン1リットルあたり28,8キロ
約20%改善できたということである。
また三菱自動車工業は今月末に発売するガソリンエンジンの小型車の
車体を軽量化するなどして
軽自動車並みの燃費性能を実現したとしているほか
日産自動車が来月以降
国内やアジアで発売する小型車は新型のガソリンエンジンを搭載し
燃費性能を40パーセント向上させたとしている。
今後 市場の拡大が見込まれる新興国でも環境意識が高まるなか
ガソリン車の分野でも
燃費性能を高めた新型車を開発する動きがさらに広がりそうである。