12月20日 おはよう日本
サッカー日本代表を長い間支えた中山雅史選手(45)。
12月初めJ1最年長の45歳でユニホームを脱いだ。
ファイトあふれるプレーでファンに愛された中山選手が
選手生活を支えた思いと日本サッカーの未来への期待を語った。
「喜怒哀楽すべて表現させてもらった。
いろんなものをいただいた。
大きな財産だと思う。」
選手生活23年。
中山選手のサッカー人生は記録に彩られたものだった。
J1 157得点 歴代最多
4試合連続ハットトリック ギネス記録
その原動力となったのが持ち味の泥臭くゴールを狙うプレーだった。
「自然に体を投げ出しているという形だった。
自分に求められているのはゴール前に詰めることで
それによって自分が生き残ってきた部分もあると自覚していた。
サッカーがいちばん自分を表現してくれる
そんな場が持てる人は世の中でなかなか少ないと思う。
“挑戦する場がある”となったら挑戦する。」
朝鮮の舞台はJリーグだけではなかった。
日本代表で53試合に出場。
90年代日本代表では欠かせない存在だった。
日本が初めてワールドカップ出場を果たしたフランス大会で日本W杯初ゴール。
日本サッカーの歴史に名を刻み
その後の発展を決定づけた大きなゴールだった。
その後着実に成長を続ける日本。
再来年のブラジル大会を目指す選手に先輩中山選手は熱い期待を寄せている。
「頼もしい。
うまいですよ。
思い切りいいですし
挑戦する気持ちがすごく感じられる。
戦ってくれ。
日本を背負って立っている
それは代表ではなくても海外に出れば日本人の代表として見られるわけだから
俺は日本人だ
日本のサッカーを見せるんだ
魂は一緒なんだというものを随所に見せてもらいたいと思う。」