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“ビール離れ”を食い止めろ 各社の新戦略

2013-01-20 17:20:17 | 報道/ニュース


  1月16日 Bizプラス


  16日に発表されたビール系飲料の出荷量は過去最低となった。
  大手ビールメーカーのまとめによると
  ビールと発泡酒、第3のビールを合わせた去年1年間の出荷量は
  554万キロリットル余で
  前年を1%下回り8年連続で過去最低となった。
  都内の飲食電でまず飲んでいるのはワインやカクテル。
  「2杯目ぐらいからただ苦いだけの感じになってくる。」
  「ビールは飲まない。
   苦いから。」
  消費者の好みが多様化し若い世代を中心にビール離れが続いている。

  キリンが提案したのは自分で作るビールのカクテル。
  3月から缶ビールとセットで販売する予定の
  直径1ミリの穴が10個あいている茶こしならぬビールこし。
  果実酒やジュースの上からビールをつぐと
  2つの飲み物が混ざらずにくっきりと分かれる。
  見た目の美しさや自分で作る楽しさを感じてもらうことで
  若者にもビールを飲んでもらおうというねらいである。
  カシスを入れたもの
  サイダーとの組み合わせetc.
  (キリンビール マーケティング部 門田邦彦主査)
  「単純にビールをそのまま飲んでくれ
   といっても若い人はなかなか振り向いてくれない。
   面白いと思ってもらえることをどんどん提案していきたい。」

  原点に立ち返ってビール本来のおいしさを追求しようという動きも出ている。
  サントリーでは飲食店を対象においしくビールを提供の指導に力を入れている。
  つぎ方を教えるだけでなく
  1時間ごとに炭酸ガスを調整するように義務付けた。
  店内の温度の変化でビールの風味が損なわれないようにするためである。
  さらに樽を開けてから3日以上たったビールは販売しないように決定している。
  (サントリー酒類ビール事業部 安達考俊課長)
  「1人でも多くのお客様に飲んでいただくため
   おいしさに徹底的にこだわっていくことを1歩1歩やっていくしかない。」

  若い世代を中心にしたビール離れを食い止め
  どのように新たなニーズをとらえていくのか
  各社の知恵と工夫が試されている。
  
 
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ホンダ ラリー復帰

2013-01-20 08:17:10 | 報道/ニュース


  世界一過酷なレースといわれるダカールラリーに24年ぶりにホンダが復帰した。
  オートバイ部門には約200台が参加。
  今月5日 ペルーのリマをスタート。
  14日間かけてゴールのチリ サンティアゴを目指す。
  ホンダは参加者の半数しか完走できないという過酷なレースで
  上位に進出すればブランド力の向上につながるとみている。
  (ホンダ・レーシング 鈴木哲夫社長)
  「国際レベルのレースで
   ホンダの技術的優位性をお客さんやファンに伝えていきたい。」

  イメージアップへの取り組みの背景には台頭するライバルの存在がある。
  中国やインドのバイクメーカーが
  南米やアフリカなど今後大きな経済成長が見込まれる国々で
  安さを武器に販売台数を増やしている。
  南米市場のホンダのシェアは
  ブラジルで8割を占める一方
  コロンビアが2割、ペルー3割、 チリ1割、アルゼンチン1割
  といった程度にとどまり
  中国やインドメーカーを追う構図になっている。
  バイクでブランド力をアップできれば
  主力の自動車にも追い風になるとみている。 
  (本田技研工業二輪事業本部 青山真二執行役員)
  「今回 参戦してホンダがここにいるということをしっかり示していきたい。
   中国 インドメーカーに対して対抗していく
   一つの方法になると考えている。」

  現在ホンダの順位は8位(18日現在)
  イメージアップをはかることが出来るのか
  レースは19日にゴールを迎える。
  

  
  
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