12月24日 Bizプラス
1993年 スキー場を利用者は20代が37,5%。
2011年 20代は15,4%と大きく落ち込んでいる。
クリスマスイブの新潟県苗場のスキー場に60人の若者が集まった。
ゲレンデを使った婚活 名付けて“ゲレコン”。
スキーやスノーボードを楽しみながら婚活に励んでもらおうとスキー場が主催した。
(参加者)
「スノボを滑りながらいい出会いがあったらうれしい。」
「ちょっと前にフラれたので新しい恋人が見つかれば。」
成立したカップルには抽選で宿泊券をプレゼント。
この出会いをきっかけに何度も足を運んでもらう戦略である。
(苗場プリンスホテル 村井宏通支配人)
「ゲレコンで結婚されて
もう一度苗場にファミリーで戻ってきて欲しい。」
群馬県みなかみ町のスキー場ではターゲットを19歳に絞った戦略を打ち出した。
証明書を見せればシーズンを通してリフト代が無料。
「日曜日は毎週来たい。」
リフトの収益が落ちたとしても19歳を取り込んだ方が利益が大きいと言う。
(ノルン水上スキー場 清永治慶支配人)
「19歳は大学に入ってお金と時間は自由になる。
リフト代が安くなった分レンタルをしたり売店でものを買う。
レストランで食べますし
ポテンシャルを持っている。」
スキー場では地元温泉街にも協力を要請。
老舗ホテルでは1泊1,919円の素泊まりプランを用意した。
19歳を対象としたキャンペーンを始めた昨シーズンは
来場者が2割増えた。
(ノルンスキー場 清永治慶支配人)
「スキー場が残っていくためには若い人に楽しい思い出を作っていただき
次の19歳 また次の19歳
たくさん連れてきていただきたい。」