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ボーイング787型機 影響広がる

2013-01-18 08:12:21 | 報道/ニュース


  1月17日 Bizプラス


  トラブルが相次いでいるボーイング787型機。
  国土交通省は全日空と日本航空に対し
  安全が確認されるまですべての運航を停止するよう指示した。
  日本の他 アメリカ、ヨーロッパなどの航空当局も期待の運航停止を指示した。

  世界で初めに787型機を導入したのが全日空。
  ボーイング787型機(2012年12月31日現在)納入済は計49機。
  このうち最も多いのは全日空で17機、次いで日本航空の7機で
  日本勢で半分近くを占める。
  その他はユナイテッド航空6機、エアインディア5機、カタール航空5機、
  エチオピア航空4機、ラン航空3機、LOTポーランド航空2機。
  受注が決まっているものの未納入は計799機。
  このうち全日空49機、、日本航空38機、ユナイテッド航空44機etc.
  日本の航空会社の積極的な導入が目立つ。
  国際線で最近就航したもので見ると
  JALがボストン、サンディエゴ
  ANAがシアトル、サンノゼなどがある。
  ボーイング787型機は燃費が比較的良い中型機で
  大型機を運航するほどの旅客を見込めない場合でも採算が合うということで
  主力機として位置づけられている。
  トラブルが長引くとJAL、ANA両社は
  787型機を使った新たな路線の展開の見直しを迫られる可能性も出てくる。
 
  ボーイング787型機は日本の技術が注目された。
  787型機の機体全体の35%が日本のメーカーのものといわれているが
  関連する銘柄に17日 売り注文が相次いだ。
  787型機に搭載背れているリチウムイオン電池製造会社の
  ジーエス・ユアサの株価は305円と昨日の終値より5%近く値下がりした。
  機体に使われている炭素繊維を製造する東レの株価は500円と2%の値下がり。
  今回のトラブルは日本の航空会社だけでなく
  メーカーの経営にも波紋を広げている。  
 
  
  

  
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