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マグロ初競り ことしは736万円

2014-01-05 19:48:24 | 報道/ニュース
1月5日 NHKニュース7

築地市場マグロの初競りの今日の最高値は736万円で去年の約5%の価格にとどまった。
競り落としたすしチェーン店は去年に続き最高値での落札となった。
今日の午後 築地の店でこのマグロを味わった人たちは
「すぐにとろけてなくなった。」
「去年も食べた。
 今年もなお一層おいしかった。」
築地市場でのマグロの初競りの最高値は近年高騰が続いていた。
10年ほど前は300万円から600万円ほどで推移していたが3年前の平成23年に3,249万円に急上昇。
平成24年は5,649万円
去年は過去最高の1億5,540円と競争が過熱してきた。
背景にはアジアですしの人気が高まったことがある。
中国などですしチェーン店を展開するグループが参入し激しく競り合うようになったのである。
(上海) 
「口に広がる味が何とも言えず好き。
 高くても価値がある。」
しかし急騰する最高値に対し適正な価格が崩れる恐れがあると懸念する声が上がっていた。
そして迎えた今年の初競り。
中国で展開するグループが築地のすしチェーン店と競り合わなかったことで相場は落ち着きを取り戻した。
(中国でもすし店を展開 中村桂社長)
「魚の値段ではない。
 ただの意地の張り合いになっていた。
 本来の初売りのマグロの趣旨と違う次元に行ってしまった。
 早く本来の姿に戻したかった。
 これからはもう最高値にこだわることなく初競りにあがったいいマグロを客に食べさせていく。」
(736万円で落札 すし三昧 木村清社長)
「通常の常識ある相場に戻ってきたからいいことだと思う。」
最高値のマグロを水揚げした青森県大間町の漁業者は冷静に受け止めている。
(最高値のマグロの水揚げ 竹内正弘さん)
「魚がいいからそこそこの値段したんだろうからおいしく食べてもらえればうれしい。」
マグロの町として大間町を全国に売り込んできた町長は
(青森 大間町 金澤満春町長)
「残念だなと思う気持ちもあるが妥当な価格なのかと。
 マグロを皆さんに提供し喜んでもらうことを続けてきた。
 そしてこれからも続けていく。」

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