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データで読む日本経済 ①消費マインドは改善した?

2014-01-06 19:07:59 | ビズ プラス
12月22日 BIZ+SUNDAY


日本はデフレから本当に脱却できるのか。
ビズ+サンデーは専門家とともにさまざまな分野のビッグデータを分析し日本に染みついたデフレの構造を始めて可視化した。
さらに景気を引き上げる原動力となる消費マインドの変化も詳細にとらえることに成功した。

忘年会の季節。
東京都心の高層ビルにあるレストランでは今年100人を超えるような団体の予約が急増。
ここ数年なかったような現象である。
特に人気なのがフォアグラなどが出る8000円のコース。
店の売り上げは前年に比べ20%増えている。
背景にあるのは景気回復の実感。
この日忘年会を開いていた建築資材を扱うこの会社も売り上げが大きく伸びている。
(建築資材会社役員)
「一言でいえば潮目が変わった。
 全般的に明るい感じ。
 仕入れ先と会っても景気のいい話が非常に増えている。」
気分の変化は家庭でも。
川崎市の主婦 藤野諭視(さとみ)さんはレシピサイトを参考にクリスマスパーティに出す料理を試作していた。
この冬はシステムエンジニアの夫のボーナスもアップ。
少し高めの食材を使うことが増えたと言う。
「“プチぜいたく”ですよね。
 ちょっといい材料を使ってみようとか。
 クリームチーズとか生ハムとか。
 ときには少しぜいたくしてもいいのかなという気持ちになってくる。」
こうした消費マインドの変化はデータでも裏付けられている。
ひと月に2千万人が利用するというレシピサイトの運営会社。
毎日 利用者が検索する膨大なキーワードから家庭の食のトレンドを分析している。
その結果 2013年は“ごちそう”など食をにぎやかにするキーワードが前年の2倍近い頻度で検索されていることがわかった。
(クックパッド 草深由有子副編集長)
「家族 友人と楽しんで盛り上がりたいという気持ちの表れ。
 気持ちの余裕が出てきたのだと思う。」




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