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サムスン減益“高額スマホ下火に”

2014-01-13 08:30:02 | 報道/ニュース
1月8日 ワールドWavwモーニング


ラスベガスで開かれている家電見本市。
日本の各メーカーだけでなくライバルの韓国のサムスン電子も最新鋭機器を投入しているが
去年 第四四半期の営業利益は前の期よりも18%減少。
その要因のひとつには主力製品のスマートフォンのうち高額な機種の販売不振があるということである。
韓国KBSは
「サムスンは一時の勢いを失い苦悩を深めている」
と伝えている。

(韓国KBS)
好調だったサムスン電子が衝撃的な実績を発表した。
去年 第四四半期の営業利益が前の期より18%減少した。
売り上げは0,14%の減少だったが営業利益の大幅減少の理由はなにか。
サムスン電子の業績悪化の原因はコストの増大である。
特に去年の暮れに職員たちの支給した特別激励金8,000億ウォンが大きな負担となった。
また第四四半期に約4%のウォン高が進んで営業利益に数千億ウォンの影響を及ぼしたと推定される。
しかしより根本的な要因が大きいという分析もある。
サムスン電子は去年の第四四半期 前の期よりも多い9,500万台のスマートフォンを販売した。
しかし収益率の高い高価格のスマートフォンの比率は下がった。
(NH証券アナリスト)
「高価な機器の販売が伸び悩んだうえコストが増加した。
 スマートフォン市場が飽和状態になったことや
 低価格をうたう中国メーカーとの競争で
 サムスンが新しい競争を強いられているという面もある。」
(テグ証券アナリスト)
「スマートフォンビジネスをどう続けていくか
 そしてその後のビジネスの中核を何にするか準備しなければならない。」
頼りのスマートフォンが勢いを失い新たなビジネスに対するサムスン電子の悩みが深まっている。


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