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空港民営化でどう変わる ②商業収入で稼げ!

2016-08-24 07:15:00 | 経済フロントライン

7月30日経済フロントライン


今年4月に民営化された関西空港。
金融サービス大手とフランスの空港運営会社が経営を担う。
新会社では
訪れた客が空港の中でできるだけ多く消費してもらえるよう工夫を凝らしている。
外国人の問い合わせにはタブレット端末。
買い物をしたい客の気持ちが冷めないうちに
通訳がサポートする。
「免税範囲は1人2箱まででしょうか?」
(通訳)
「1人2カートンまで大丈夫です。」
「わかりました。
 ありがとう。」
ニーズの変化にも素早く対応している。
免税店では20万円の高級と時計よりも
1万円前後の時計が人気である。
中国人観光客の消費意欲に陰りが見えると
すぐさま低価格帯の商品をそろえた。
飲食店も利用客の要望に応じて入れ替える。
5月に誘致したのは親子丼のチェーン店。
鶏肉は宗教を問わず世界中の人に受け入れられると見込んだのである。
(外国人観光客)
「日本の親子丼は台湾でも有名です。
 ですから今日は親子丼にしました。」
こうした商業収入などで上げた利益をもとに
現在 LCC用の2つ目のターミナルを建設。
会社では新たに年間400万人の利用を見込んでいる。
(関西エアポート 専務 伊地田英夫さん)
「多くのエアラインに来てもらうのが一番大事ですけれど
 来たお客様にお金を使ってもらえる工夫はいる。
 我々の大きなミッション。」



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