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やり投げ 白砂匠庸選手 急成長の秘密は・・・

2019-06-10 07:00:00 | 報道/ニュース

5月22日 おはよう日本


やり投げの白砂匠庸(しらまさたくや)選手(22)。
1m82cm 92kg。
競技を始めて2年余で
腕に障害のあるクラスで国内2位へと急成長した。
白砂選手は2歳の時に事故で左腕の肘から下を失った。
週3回の練習場所は地元の高校。
指導も高校陸上部の監督に受ける。
生まれ育った地元広島の陸上関係者の支援が白砂選手を支えている。
(西条農業 陸上部 大林監督)
「来年の東京パラリンピックに向けて
 どうにか出てもらいたい。
 期待に応えられるようなアドバイス サポートができれば。」
(やり投げ 白砂匠庸選手)
「自分1人で投げるより先生に教えてもらった方が投げる修正もしっかりできるしレベルアップにつながる。」
競技の時はバランスをとるために義手をつける白砂選手。
持ち味は体格を生かしたパワー。
自己ベストは56m12cm。
2018年の世界ランキングは10位である。
そのパワーを培ったのが砲丸投げ。
実は白砂選手は高校時代は砲丸投げの選手。
腕に障害のあるクラスの日本記録保持者である。
しかし砲丸投げでは世界との差が大きく
2年前からやり投げでのパラリンピック出場を目指している。
2月に行われた日本パラ陸上競技連盟の強化合宿。
白砂選手はパワーを生かせるフォーム作りに取り組んでいた。
パラ陸連 やり投げ強化コーチの石井田さんから指摘を受けたのが手首の角度。
白砂選手は無意識に手首を曲げやりを持っていたが
より力が伝わるように手首をまっすぐにするようアドバイスを受けた。
(パラ陸連 やり投げ強化コーチ 石井田さん)
「基本的な動作であるとか基礎体力を見直して
 それに向かって努力できるようになってきた。
 今後のシーズンでの活躍が楽しみ。」
日本選手権で自己ベストを更新し
東京パラリンピックへ弾みをつけたいと考えている。
(やり投げ 白砂選手)
「やはり勝負の年
 2020年の東京パラに向けての勝負の年になっている。
 金メダルも目標にやっていきたい。」



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