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東京オリンピック新種目 3人制バスケ3×3

2019-06-21 07:00:00 | 報道/ニュース

5月28日 おはよう日本


東京オリンピックの新種目の1つとして行われる3人制バスケットボールの3×3。
東京オリンピックを目指す小寺裕介選手(34)。
持ち味はロングシュート。
今年2月 日本代表の合宿に初めて選ばれ代表候補となった。
20代の選手が大部分を占めるなか
小寺選手は34歳のベテランである。
(小寺裕介選手)
「年齢は言い訳にしたくないので
 オリンピック選手になれるようにそこだけを目標に頑張ってます。」
もともとは5人制でプレーしていた小寺選手。
かつてののBJリーグの金沢武士団に所属していた。
しかし右ひざのじん帯を痛め
一昨年 競技を引退。
それでもバスケットボールへの情熱を失うことはなかった。
(小寺裕介選手)
「引退してもまだまだやれる実感はありました。
 僕自身がバスケットを続けることを望んでいたことが最大の理由。」
右ひざの痛みは完全になくなったわけではない。
それでも競技に復帰できたのは理由がある。
5人制ではチームプレーが求められ全体練習が中心となる。
しかし3×3は個人のテクニックが重要視されるため
ひざの状態を確かめながら自分のペースで練習に取り組むことができる。
小寺選手は毎日やおよそ1時間半 自主練習を行う。
重点的に取り組んでいるのは得意なロングシュート。
5人制の3ポイントシュートと同じ位置から打ち
決まれば2点と通常の倍の得点である。
自らの長所に磨きをかける。
この日放ったシュートは300本以上。
自分が作った練習メニューをこなした。
(小寺裕介選手)
「毎日毎日同じことを繰り返すことが近道になると思う。
 同じことを当たり前のように毎日やる。」
34歳の小寺選手にとってけがをしない体づくりも欠かせない。
いま力を入れているのは体幹トレーニングである。
(小寺裕介選手)
「体幹トレーニングは相当きつくて
 ずっとプロの生活では逃げてきたので
 これをやらないとこれ以上の改善はないと気づいた。」
5人制時代に重要視しなかったトレーニングと向き合っている。
(小寺裕介選手)
「予防も兼ねて長くプレーし続けるためにもこういうトレーニングは必要不可欠。」
練習と仕事を両立させる小寺選手。
競技への理解があるスポーツ用品店で週に4日働き生計を立てている。
自宅で家族と過ごす時間は心の支えとなっている。
(小寺裕介選手)
「帰ってきてご飯があることが当たり前になっている。
 家族の存在は改めて考えるとありがたい。」
4歳の娘に日本代表として活躍する姿を見せることが今の目標である。
(小寺裕介選手)
「いま日本代表のチャンスにチャレンジしているので
 “パパ日本代表だったんだよ”というのを見せられるチャンスをつかむことに対しては
 すごくモチベーションが高いです。」
新種目3×3で新たな道を切り開く小寺選手。
めぐってきたチャンスをつかもうと
壁を超える挑戦は続く。
(小寺裕介選手)
「日の丸を背負ってプレーすることは人生に1回くらいしかないチャンス。
 このラストチャンスに向けてしっかり準備できるように
 日々大切にやっていきたい。」
 



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