三中ではこのたび、1年生でも「いじめZERO活動」が始まりました。
いじめにをなくすための、生徒一人ひとりのメッセージが、いま1年生の教室前ローカに貼り出してあります。
メッセージカードと引き換えに、生徒会から缶バッジを生徒はもらいました。この缶バッジを身につけることは、「自分はいじめをなくしていきたい」という自己の意思表示です。
「三中っていじめZEROの活動をしている学校なのにいじめがあるのですか?」と、ときどき地域の人や保護者の方から言われることがあります。
活動をしていても、残念ながらいじめは起こります。今の中学生が置かれている現状からは、数の多い少ないはあれど、完全にゼロにするのは難しい状況です。
ただし、「いじめZERO活動」を進めることにより、いじめに関する生徒の意識が高くなり、いじめが起こりにくくなります。生徒の自治力が高まればいじめの未然防止につながります。かりにいじめが起こっても、深刻化する前に食い止めることができます。
いまの時代、生徒会活動や委員会活動のような自治活動は、子どもがたちが安心して学校生活を送らせようとするとき、鮮やかに色づきだすのです。