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箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

勝つなら見事に勝つ

2017年08月13日 16時22分18秒 | 教育・子育てあれこれ


世界陸上 4×100決勝で、日本チームが銅メダルをとりました。

一方で、ジャマイカのボルト選手は、レース中、脚の痛みで、レースから脱落しました。

スポーツ選手にケガはつきものと、あらためて思いました。


少し前に、リオオリンピックで、闘う相手がけがをしていました。

その相手と対戦した選手は、あえてそのケガの部分を攻めて、勝利しました。

このことについては、賛否両論がありました。

「ケガの部分を攻めずに対戦すべきだ。」

「いや、ケガの部分を攻めて闘うのは当然だ。」


また、こんな意見もありました。

「相手のケガの部分を攻めるのが、ほんとうの優しさだ。」


一ついえることは、対戦ではかろうじて相手に勝つのはよくないということです。

「あっぱれ」という圧倒的な強さで勝つのがいいのでしょう。

そうすれば、相手は「もう少しで勝てたのに」と思わない。

悔しさも減るだろうし、自分を責めることもなくなる。

これが勝利する人のマナーかもしれません。

とはいいながら、スポーツ競技では、競技中の選手の心理面・メンタル状況が勝敗に大きな影響を与えます。

これが、スポーツ競技の難しさだと、つくづく思うのです。