
先週末あたりには、「少し涼しくなりました」と
ブログにも書いていました。このまま、徐々に涼しくなるのかと思っていました。
しかし、今週には猛暑がぶり返し、ものすごく暑い日が続いています。
今日の昼間も暑く、市内の熱中症指数が上昇しました。部活をしている生徒と顧問には、注意喚起の連絡をしました。
異常気象と言われてから久しくなります。そして、最近、あらたな気象用語が飛び交うようになりました。
「ゲリラ豪雨」、「爆弾低気圧」、警報を上回る「大雨特別警報」、「線状降水帯」・・・。
あらたな気象用語が次々と出てくるのは、民間気象会社のサービス合戦が関係していると聞きます。
1993年、気象業務法が改正され、民間気象会社が生まれました。そして気象予報士の資格をもった人が、気象情報を伝えるようになりました。
基本的なデータは気象庁が発表しますが、各社が伝えかたに工夫するようになり、新語や造語が使われ、アピール性を競うようになったからと言われています。
それにしても、年々暑くなっていると、多くの人が感じています。
私の幼い頃には、家の外で竹ぼうきを振ると、たくさんのホタルがくっつきました。それほど多くのホタルが飛んでいました。
そのホタルを、家の中に吊るしている蚊帳(かや)の中に放つと、ホタルの光を見ながら眠りにつくことができました。
ほんとうに、自然の中で暮らしていました。いまでも、少年時代の原風景が鮮やかに蘇ってきます。私が自然の中で生まれ、自然とともに暮らしてきたあの日々を。
クーラーもなかったですが、涼しく過ごせました。心は満たされていました。
もちろん、今も満たされていますが。
今の時代ならなら、ゴーヤのカーテンを作るとか、最近はめっきり減りましたが、風鈴の音色で「涼」を感じるなど、身近な工夫で、なんとかこの暑い夏を乗りきりたいと思います。
保護者のみなさまも、どうか健康にご留意ください。