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箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

「涼」をとる工夫を

2017年08月25日 18時04分30秒 | 教育・子育てあれこれ


先週末あたりには、「少し涼しくなりました」と
ブログにも書いていました。このまま、徐々に涼しくなるのかと思っていました。

しかし、今週には猛暑がぶり返し、ものすごく暑い日が続いています。

今日の昼間も暑く、市内の熱中症指数が上昇しました。部活をしている生徒と顧問には、注意喚起の連絡をしました。

異常気象と言われてから久しくなります。そして、最近、あらたな気象用語が飛び交うようになりました。

「ゲリラ豪雨」、「爆弾低気圧」、警報を上回る「大雨特別警報」、「線状降水帯」・・・。

あらたな気象用語が次々と出てくるのは、民間気象会社のサービス合戦が関係していると聞きます。

1993年、気象業務法が改正され、民間気象会社が生まれました。そして気象予報士の資格をもった人が、気象情報を伝えるようになりました。

基本的なデータは気象庁が発表しますが、各社が伝えかたに工夫するようになり、新語や造語が使われ、アピール性を競うようになったからと言われています。


それにしても、年々暑くなっていると、多くの人が感じています。

私の幼い頃には、家の外で竹ぼうきを振ると、たくさんのホタルがくっつきました。それほど多くのホタルが飛んでいました。

そのホタルを、家の中に吊るしている蚊帳(かや)の中に放つと、ホタルの光を見ながら眠りにつくことができました。

ほんとうに、自然の中で暮らしていました。いまでも、少年時代の原風景が鮮やかに蘇ってきます。私が自然の中で生まれ、自然とともに暮らしてきたあの日々を。

クーラーもなかったですが、涼しく過ごせました。心は満たされていました。
もちろん、今も満たされていますが。

今の時代ならなら、ゴーヤのカーテンを作るとか、最近はめっきり減りましたが、風鈴の音色で「涼」を感じるなど、身近な工夫で、なんとかこの暑い夏を乗りきりたいと思います。

保護者のみなさまも、どうか健康にご留意ください。