西南小には「あそびりクラブ」が同じ敷地内に同居しています。
地域の高齢者が、遊びながらリハビリする施設です。
きょうは、三中吹奏楽部が、あそびりクラブで演奏しました。
聴いてくださる人たちにあわせ、きょうのナンバーは、「夕焼け小焼け」など昔ながらの童謡数曲と、クリスマスソングメドレーでした。
演奏にあわせ、うなずきながら、じっと聞き入る高齢者のすがたが印象的でした。
101歳のおばあさんも、ふとんの中で聴いてくださいました。
演奏を聴いて、「みなさんの誠心誠意が音楽で伝わってきました」と男性の高齢者が語っておられました。
自分たちの演奏で、地域のおばあちゃん、おじいちゃんが喜んでくれる。
演奏者にとって、この喜びは何にもかえがたいものです。
自分も人を喜ばせることができると実感するのは、中学生にとっては貴重な経験です。
最後は、アンコールで「ふるさと」を演奏しました。
しみじみとした情感を生み出す演奏は、おばあちゃん、おじいちゃんの心に届いたようでした。