魅力のある人には、共通点があると思います。
それは好奇心をもっているという点です。
年齢を重ねていくと、ともすれば保守的になりがちです。新しいことを受け入れにくくなります。
若い人から学ぶということが苦手になるようです。
でも、私は若い教職員と日々接していて思うのは、若いので経験が足りないことは、確かにありますが、一方で柔軟な面に感心させられることもあります。
たとえば、若い人のITCの扱いは吸収力が高いので、すぐに使いこなして授業に取り入れています。
それに対して、ベテランの人は扱いが苦手で、若い教職員に教えてとあまりいいません。
それは、もったいないと思います。知らないことには、気おくれしなくてもいい。
人は、知らないことに出会ったら、喜ぶくらいの方がいいと思います。
これは、若い人も同じです。
経験が少なくて、まちがうことがあっても、ベテランのいうことを取り入れたら、教職員として成長していけます。
魅力的な人ほど、好奇心が旺盛です。
三中の教員の中には、初任から数年以上がたっていても、私が少しでもその人の授業を見にいくと、「気づかれたことを教えてください」とコメントを求めてくる人がいます。
そのような教員は、好奇心があり、感情も豊かです。
私はそんな人と接して、その人が感情豊かに、生徒のこころを揺さぶる教員になってくれたらいいなと思います。
知らないことに出会えたことを喜んでいる教員をみて、自分も好奇心をもち、日々学んでいきたいと思います。