学校は、この11月までで、臨時休校をしていた学習の遅れをとりもどすのに、懸命に取り組んできました。
学校行事をとりやめたり、規模を小さくして行ったり実施してきました。
そして、その一方で懸念されるのは、児童生徒と教職員の疲れとストレスです。
今年の厚生労働省の調査では、ここ8月の自殺した人は、昨年の同期と比較して、246人も増えたと報告されています。
その中でも、高校生女子は昨年の7倍増えました。
今後、学習意欲の低下、不登校、引きこもりなどが増えるのでないかという心配があります。
これは新型コロナウイルス感染懸念が長引き、生徒たちのメンタルヘルスへの影響が大きくなるだろうという理由によります。
もうしばらくすれば冬がきます。現在、第三波の到来と言われていますが、新型コロナウイルスの感染に油断はできない状況です。
ここまで持ちこたえてきたのは、学校の努力です。
学校は、できるべき対策は、ほとんどやってきました。
教職員の疲労は2学期末にはピークに達するでしょう。
そこで、学校関係者の総合力で危機を乗り越えていきたいところです。
学校、教育行政、地域のボランティア、PTAなどの協力で、「冬のコロナ」に向き合いたいところです。
リモートの仕事で時間調整がしやすくなったパパ
外歩きをセーブしている元気な高齢者
オンライン講義で大学に行かず、時間的余裕のある大学生
などが学習支援員、スクールサポートスタッフ(SSS)として、学校の支援にまわってくだされば、学校は助かります。
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