簡易的なガードレールで仕切られている丸の内北口のタクシープールと、その奥には丸の内駅舎の建物がそびえ立っています。午後2時過ぎの丸の内駅前広場は、多くの人たちで賑わっていました。
丸の内北口ロータリーの中を通り抜けて丸の内北口へ向かいます。たまに東京駅の構内やホーム等で急病人が現れたりすると、救急車や消防自動車がこのタクシープールの中に走ってきたりします。
丸の内や大手町の広大なオフィスビル街に隣接している丸の内北口は、一日を通して人通りが多いです。日本経済絡みの全国ニュースがテレビで流れる際には、この丸の内北口の様子が良く画面に映ったりします。
丸の内北口前にはJR東日本の旅行カウンター「びゅうプラザ」や派出所などが設置されていたのですが、復原工事に併せてすべて撤去されて移設されました。
雨除け用の大屋根には天窓が設置されていて、太陽光が差し込む設計になっています。
午後2時時点の東海道・山陽新幹線下り列車の指定席の状況を見てみました。新大阪以西へ向かうのぞみ号は指定席は残っていますが、意外なことにひかり号やこだま号といった停車駅が多いタイプの席が埋まっていました。
帰りに丸の内オアゾの吹き抜け空間へ寄って見ると、「大恐竜展in丸の内2013~福井県恐竜博物館コレクション~」の展示会が開催されていたので寄って見ることにしました。
福井県勝山市にある「福井県立恐竜博物館」に展示されている恐竜たちが、丸の内ビル、新丸の内ビル、丸の内オアゾの3か所で公開されています。
小ぶりな体型をしているこの恐竜は「アパトサウルスの一種(幼体)」です。体長は約2.5メートルで、アメリカのワイオミング州で発掘されたそうです。
約1億5000年前のジュラ紀後半期に、北米大陸に多く生息していました。かつては「ブロンドサウルス」「雷竜」などと呼ばれていました。
アパトサウルスの幼体をズームで撮影しました。
丸の内オアゾ内に展示されている中で一番大きい「チンタオサウルス・スピノリヌス」を見上げて撮影しました。体長は約8メートルもあります。
中国の山東省で発掘された恐竜なのですね。
こちらはモンゴルで発掘された「プロバクトロサウルス・ゴビエンシス」です。大きさは約3.8メートル、俊敏な動きをしそうな恐竜ですね。
チンタオサウルス・スピノリヌスを真横から撮影してみました。展示会場内には、家族連れなど子供たちが数多く見学したりしていました。
最後に、中国・内モンゴル自治区内で発掘された「ピナコサウルス・グランゲリ(産状)」です。産まれたばかりの恐竜の化石なのですね。これでお盆の東京駅周辺の散策は終わりです。