和田倉門濠の中にアーチ型の木橋が架橋されているのが見えますが、あれが「和田倉門橋」です。橋の西岸側(皇居前広場側)にはかつて江戸城内郭門の一つ和田倉門が存在していましたが、現在は撤去されています。
和田倉門濠や木橋を見下ろすように建設工事が進められている「(仮称)日本生命大手町ビル」です。2基の巨大なタワークレーンが稼働していて、鉄骨が高さ50メートルくらいまで積み上げられていますね。
江戸城・和田倉門の脇につながっていた巨大な石垣の脇を通り抜けていきます。この石垣の裏側に和田倉噴水公園の敷地が広がっています。
石垣の後ろ側には和田倉噴水公園の敷地内のレストランや喫茶店が入居している建物が建っています。
行幸通り歩道から和田倉噴水公園の敷地内を撮影しました。噴水が稼働していなかったし、そばに「工事のために噴水の稼働は休止する」の案内板があったので一瞬驚いてしまいました。
しかし案内板をよく読んでみると、散策日は休止日から除外されているわけですし、何でだろう?としばらく考えていたのですが、どうやら午前10時から噴水は稼働するとのことです。
噴水が一切稼働していない和田倉噴水公園、敷地内には人影が全く見えないこともあり、時間が止まっているかのようにひっそりとしていました。
午前10時に噴水が稼働するまで、しばらく木陰のベンチに座って休憩することにします。この日の東京都心部は30度前後の蒸し暑い日でした。
午前10時になってようやく噴水が稼働し始めました。やはり真夏日なので、噴水が音を立てて吹き上がっている風景を見ていた方が気分がよくなります。
パレスホテル寄りに設置されている「ナイアガラの滝」も稼働し始めているみたいです。あそこまで行ってみましょう。
夏休みの真っただ中ですし、家族連れの姿が多くなるかなと考えていたのですが、全く人の姿が見当たりません。暑いとあまり人は表に出てこないのでしょうか?
ひっそりとした雰囲気に包まれている敷地内ですが、すぐ近くの「(仮称)日本生命大手町ビル」の工事現場から鉄骨を組み立てたりする時の甲高い音が響いてきます。
和田倉噴水公園の噴水池の全景を撮影しました。池の中央に一列に並んでいる3基の大噴水がしばらくすると稼働し始めます。
和田倉噴水公園の敷地のすぐ西側(皇居側)には日比谷通りの大通りが通っています。そしてその向こう側には皇居前広場の広大な緑地帯が広がっています。
噴水をズームで撮影してみました。3基の大噴水を取り囲むように並んでいる小噴水が止まると、しばらくして大噴水が稼働し始めます。
噴水池に試しに手を入れてみると、ビックリするくらいのぬるま湯でした。ここ2週間くらい、夜間でも気温が25度を下らない熱帯夜が続いていますからね…。