緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

真夏の六本木ヒルズ:緑の木々に囲まれている毛利庭園を散策する PART2

2013年09月16日 11時28分56秒 | 城南・港区全域


毛利庭園の北側(六本木の繁華街側)のちょっとした丘陵の上に整備されている散策道を歩いていきます。高台の上から庭園を見下ろしてみると、低地の池や周囲の散策道とテレビ朝日本社ビルが見えました。




丘陵の中の散策道は、六本木ヒルズ森タワーの高層ビルの陰の中に入ってしまっていたので、昼間だったのですが薄暗かったです。




緑のトンネルと化している散策道の中を歩いていきます。散策道の中には所々にベンチが設置されていて、休憩している人たちがいました。




江戸時代のこの場所は長府毛利家(長州藩支藩の長門府中藩)の屋敷がおかれていて、明治維新後は、法律家・増島六一郎(中央大学の前身である英吉利法律学校の創立者の1人で初代校長)の邸宅になっていました。




1952年にニッカウヰスキーの工場、後に日本教育テレビ(後の全国朝日放送→テレビ朝日)の敷地となりました。その敷地内の中で毛利庭園は維持され続けてきました。




また、日本で最初の美容室として知られるメイ牛山のハリウッドビューティサロンやハリウッド化粧品、ハリウッド美容専門学校の広大な敷地が戦前から存在しました。




毛利庭園の池に流れ込んでいる滝や渓流の上を散策道は通っています。散策道の上から渓流を撮影してみました。周辺には滝の流れ落ちる水の音だけが聞こえます。




開業10周年を迎えている六本木ヒルズでは現在様々なイベントが開催されていて、毛利庭園の池にはフランスの芸術家・ジャン=ミシェル・オトニエル氏の作品「kin no kokoro」が展示されています。




このモニュメントを真横から見るとメビウスの輪のように見えますが、正面から見ると見事なハートマークに見えます。




毛利庭園の敷地内から出て、六本木ヒルズアリーナの巨大空間へ戻ることにします。特にイベントなどが開かれていない時のアリーナ内ではベンチやテーブルが設置されていて、くつろげる空間になっています。




六本木ヒルズの再開発工事に伴い、毛利庭園は土地の造成レベルでの再整備が実施されました。かつて「ニッカ池」と呼ばれていた古い毛利庭園の池は土砂で埋め立てられていて、その上に現在の毛利庭園が整備されました。




六本木ヒルズアリーナ前から振り返って毛利庭園を撮影してみました。テレビ朝日本社ビル周辺を散策する人の数が目立ちます。




地下鉄日比谷線の六本木駅へ戻るために、アリーナの脇を通って六六プラザ内を歩いていきます。途中の階段テラスから六本木ヒルズの敷地の北側を通っている外苑東通りを見下ろして撮影しました。




東京タワーはどこから見ても「絵」になりますね。




六六プラザのある地上2階から、メトロハットの中に設置されているエスカレーターに乗って一気に地下1階の日比谷線六本木駅へ降りていきます。




やはり何度散策しても六本木ヒルズ内の敷地は物凄く複雑で迷いやすかったです。これで真夏の六本木ヒルズの散策は終わりです。



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