国立競技場の青山門から、代々木門方向へ向かって散策していきます。青山通り(国道246号線)から千駄ヶ谷駅方向への抜け道だからでしょうか、意外と交通量が多かったです。
国立競技場の南側にある「霞岳町交差点」にやってきました。この交差点を右へ曲がって外苑西通り方向へ向かいます。片側2車線の道路の両側には広々とした歩道がしっかりと整備されています。
交差点脇には、ホテルやホールなどを備えた複合施設である「日本青年館」のオレンジ色の壁面のビルが建っています。
この交差点は坂上になっていて、ここから外苑西通り(新宿御苑から流れている隠田川)の渓谷へ向かって緩やかな下り坂がまっすぐ伸びています。
明治神宮外苑のこの一帯は、正式名称は「新宿区・霞ヶ丘町(かすみがおかまち)」といいます。国立競技場の正式名称も「国立霞ヶ丘陸上競技場」となっていますが、マイナーな地名ですね。
霞ヶ丘町は、新宿区の最南部に位置していて、明治神宮外苑が町域の大部分を占めます。町域北部はJR中央快速・緩行線の線路を挟んで新宿区大京町及び信濃町に接し、北東部は新宿区南元町に接しています。
「霞ヶ丘町」の地名の通り、この界隈は(隠田川・外苑西通りの低地から見て)山の手の高台の地形の上に広がっていて、神宮外苑の緑地帯も高台の地形に沿うように整備されています。
緩やかな坂道をしばらく歩いていると、道路の両側がタクシー乗り場の様相を呈してきました。そして道路の反対側を眺めてみると…。
国立競技場の「代々木門」前に到着しました。JR千駄ヶ谷駅や都営大江戸線の国立競技場駅前にある千駄ヶ谷門や、地下鉄銀座線の外苑前駅にほど近い青山門と比較すると、周辺に鉄道駅は無く、一番不便な場所にある門です。
何と門が開いていて、敷地内に入ることが出来るみたいです。少し敷地内に入って見ることにします。
国立競技場の壁面は高さは約50メートル程あり、実際に見上げてみるとものすごい大規模な施設であることが解りました。
国立競技場の敷地内を巡るツアー客の人たちらしき姿を見かけました。
敷地内に建っているインフォメーションセンターの建物周辺では、工事用のフェンスが組まれていました。早速東京オリンピックに向けての工事が始まりつつあるのでしょうか?
代々木門を出て外苑西通り「観音橋交差点」にやってきました。かつてこの低地には隠田川が流れていて、「観音橋」と言う名前の橋が架橋されていたことを示しています。
外苑西通りに沿って散策し、JR千駄ヶ谷駅へ向かいます。観音橋交差点から西方向へ向かっては「観音坂」と言う名前の坂がまっすぐ伸びています。